広報車ばかり乗っていますが、愛車はハーレーダビッドソンのXL1200R。
どうもワールドウォーク番頭です。
何やら最近サスティナブルという言葉を頻繁に聞くようになりました。
「維持可能」「持続可能」などの意味がある言葉ですが、地球環境を守っていく意図を含んで使われることが多いように思います。
バイクはエンジンを搭載し、化石燃料を消費してCO2などの排気ガスを出します。
ですが車ほどハイブリッドや電動モデルは多くありません。
キングオブモーターサイクルと評されることもあるハーレーダビッドソン。
そのハーレーダビッドソンから電動スポーツバイクが発売されるというリリースには驚きました。
2019年夏には本国アメリカで発売され、停止状態から3秒で時速100kmに到達するといいます。
そんな電動スポーツバイクLive Wireが満を持して日本上陸。
発売開始に際してメディア向け式典が行われたので取材してきました!
会場はなんと神田明神
アメリカの象徴ともいえるハーレーダビッドソンの式典が行われるのは、なんと神田明神。
神社で行われるとは驚きです。

前髪を作って印象が変わったrurikoちゃんと行ってきました!
式典の幕開けを飾るのはハーレー落語

ハーレー×落語・・・斬新すぎる
神社でハーレーダビッドソンの式典を行われるというだけでも驚きだったのですが、幕開けを飾るのは落語。。。
しかも「ハーレー落語」との事。登場したのは落語家の立川吉笑さん。
今回披露したハーレー落語はオリジナルで創出した物との事。
落語って・・・初めて、ちゃんと聞いたけど面白いですね!しかもバイクに関する事なので余計に集中して聞けました。
Live Wire アンベール前のご挨拶

フィールドオペレーションズディレクター 刀弥一彦さん
アンベールの号令を任されたのはオペレーションズディレクターの刀弥一彦さん。
Live Wireはハーレーダビッドソンのラインナップ中でもスポーティーな印象が強い、XL1200CXを担当したベン・マッギンリーさんがデザインしたのだとか。

着物を着た女性がアンベール

Live Wire
Live Wireの技術解説

テクニカルサポートマネージャー 平田大介さん
ハーレーダビッドソン伝統のV-TWINエンジンの代わりに搭載された電動モーターは「H-D Revelation」と名付けられギアはないのでクラッチ操作は不要。
モーターなので「ドコドコドコドコ」というハーレー独特のサウンドはありませんが、「キューーーん」というジェット機の加速時のような音がするんだとか。

通常エンジンが搭載されている位置に置かれるのが超巨大なリチウムイオンバッテリー
見るからに超巨大なリチウムイオンバッテリーが搭載されていますが、5年間の走行距離無制限保証が付帯。
5つのピースに分割されているフレームは超軽量でバッテリー自体も構造材として剛性に貢献しているといいます。

バッテリー下にマウントされるのがモーター。エンジンと比べると超コンパクト
Live Wireは下道での走行ならおおよそ235Km、高速道路なら152Km走行可能とのこと。
高速道路の方が巡行可能距離が短いのは意外でしたが、ギアがない事や走行中のアクセルオフ時に回生充電される事などが起因しているとの事でした。

メーターは小型のタブレットみたい
メーターはカラーのタッチスクリーンでディスプレイの角度調整自在。
ディスプレイをタッチするかハンドルにマウントされたジョイスティックでも操作可能とのこと。
走行モードはあらかじめ設定された4つのモードと自分で設定を作るカスタムモードを3つストックできます。
(カスタムモードではパワー、回生、スロットルレスポンス、トラクションコントロールのレベルを調整可能)

ガソリンタンクに見えるけど、キャップを外すと充電用のジャックが。
充電は200V三相充電で100%充電するためには12.5時間必要

シートを開けると急速充電用のジャックが顔を出す
高速道路のPAやショッピングモールなどに設置されている急速充電設備「CHAdeMO」にも対応
1時間で満充電可能で全国に8000基近く設置されているそう。
場所をあらかじめ調べて食事や休憩などの際に充電すれば、ロングツーリングも問題なくイケちゃいそうです。
Live Wireの販売に関して

EVセグメントチャンピオン 井上雅矢さん
Live Wireの販売は国内13店舗のハーレーダビッドソン正規ディーラーからスタート。
販売店舗には急速充電設備(CHAdeMO)を順次併設。
そしてなんと本日!2020年12月3日より予約受付け開始!デリバリーは2021年2月~3月頃との事です。
お値段は317万6000円(税抜き)。ハーレーのツーリングモデルと同程度の価格帯になっています。
ちなみに運転するための免許は大型自動二輪免許、もしくは大型自動二輪免許(AT限定)が必要で、なんと車検は無し。
カスタムパーツのリリースも順次進めるとの事でしたよ♪
イベントは終盤へ。

一般参拝者様向けにハーレー落語を披露

Live Wireの発展とライダーの安全を祈願した絵馬が奉納されました

Live Wire交通安全祈願が行われてイベントは終了へ
Live Wireのディテールをチェック!

タテに光源が三つ並ぶ特徴的なデザインのヘッドライト

ブレンボのブレーキキャリパーをラジアルマウント

サスペンションは前後共に日本製 SHOWAのフルアジャスタブルタイプを採用

ベルトドライブなのがハーレーらしい

テールデザインも特徴的
サスティナブルな社会でも乗り物の楽しさは変わらないのかもしれない

12月6日まで神田明神に展示されるそうですが、跨るのは不可だそうです
コロナ禍で密を防げる乗り物という事で、ここのところ少しバイクの売上も好調のようです。
ですが、もともとは趣味性の高い乗り物と言われていて、エンジンじゃなくなったら楽しさが失われるんじゃないか?と危惧しているライダーも多いようです。
ですが、少なくともLive Wireは運転してみたい!と思いました。
デリバリーは来年以降という事なので、実際に公道を走れるようになるのは少し先になりそうですが、
試乗できるようになったら、すぐにLive Wireの性能を試してみたいと思います♪
おまけ

着物とハーレーが映える!モデルさん可愛かったです

ハーレー落語の最中に突如現れたポニー?鉄馬とも評されるハーレー。仲間だと思ったのかな?

ちょっと寒かったですが、Live Wire 発売発表式典楽しませて頂きました♪
現場からは以上です。
動画でもぜひチェックしてください!