世界77億人のオフローダーのみなさん!こんにちは、けんです!
突然ですが、みなさん「ウィリー」できますか?
一般人も知っている憧れの技ですが、できる人は少ないと思います。
「やりたい!」と思っても教習所では教えてくれません。
しかしいまは令和!教えてくれるのは先生だけではありません。
そう、僕たちにはYoutubeがあるじゃないか!
というわけで、Youtubeを見るだけでウィリー初挑戦の私がウィリーできるようになるか、検証してみました!
使うバイクはこいつだ!

使うバイクはコイツ!WR250Xだ!(オフホイール装着)
オフロードやモタードの中ではパワフルな方なので、上級者の方にはよく「ウィリーが簡単なバイク」と言われます。
…が、今まであげられたことはないです笑
パワフルと言っても公道仕様車(トレール)!コイツでウィリーできるのか…?
まずは動画なしでチャレンジ!

まずは動画なしで挑戦してみます!
ひょっとしたら私に超才能があって、何も見ずにウィリーできる可能性もありますからね!
自分が思うウィリーのやり方をWRにぶつけて行きます!

※全力でウィリーしようとしてます※
うん、全然無理でした。
フォークが伸びる感覚はあるんですが、浮く予感は全くありません。
アクセル回したりないのかなーと思ってブン回しても、加速するばかりで上がりません。
…ノーヒントでは上がらないことが分かったので、Youtubeに頼ります!
動画を見て学ぶ!

我らが神OGA Channel様(参考にした動画はこちら)
自分だけは無理だと分かったのでYoutubeで学びます。
動画は必ず現地でも見て、ウィリー→動画の繰り返しで微調整しましょう!
家で動画を見て理解したつもりでも、上手くいかないと現地でまた見たくなります。
ちなみに動画はYoutube公式アプリでオフライン再生できます!
Youtubeモバイルアプリの動画再生画面でオフラインボタンを押すだけ!
電波がないオフロードコースなどでやる場合は、事前にオフライン再生の準備をして行きましょう!
動画で学んだコツ!

やり方の動画を見た後って「絶対できる」って無敵感に満ち溢れますよね?俺だけ?
実際にノーヒントでやった直後に動画を見ると、ダメなところがより良く分かります!
私の場合の改善点はこんな3点でした。
1. クラッチは1本指!

クラッチは1本指の方が上がりやすいとのこと!
(動画を見る前は2本指でやってました)
確かに、2本指だとクラッチをパッと離せません。
クラッチミートが緩やかだと、トルクが急激に掛からないので前輪が浮きにくいようです。
急激なクラッチミートが必要なので、クラッチは1本で握ってパッと離すのが大事なようです!
2. アクセルは3回煽る!

アクセルは3回煽り、3回目で上げるように意識すると良いようです!
- 直立のとき
- 伏せたとき
- 上げるとき
の合計3回、アクセルを煽るとリズム良くウィリー動作が行えます。
最初の2回はウィリーには直接影響しませんが、以下2つの意味があると感じました。
- 後述のボディアクションと合わせた一連動作の習慣付け
→ボディアクションを強く意識できます。 - アクセル開度の確認
→最初の2回の音で、アクセルをどれだけ捻る必要があるか体感できます。
動画を見るだけだと、「コレ意味なくない?」とも感じましたが、やってみると確かに意味があります。良く考えてあります。
最初の2回の音でアクセル開度を体感しやすいので、初心者にありがちな開けすぎてひっくり返る、ということも防げそうです。
3. ボディアクションをつける!

ボディアクションは大きくつけた方が上がりやすいようです。
2回目のアクセルで大きく伏せて、3回目のアクセルで大きく引く!
引くときは、腕で上に引っ張るのではなく、体重を掛けて後ろに引くのが正解のようです。
腕の力でハンドルを上に持ち上げても前輪は上がらないようです。

また、自分が思った以上にボディアクションが小さくなりがちです。
自分で動画を撮りながら調整すると良いと思います。
エンジンのパワーだけでのウィリーは大きくアクセルを開けるため怖いですが、ボディアクションを付けるとアクセルは最小限で済むので、低速でのウィリーができます。
動画を見てチャレンジ!
あとは実践あるのみです!
「動画見たとはいえ、いきなり上がらんだろう…」と思いきや…

ちょっとだけ浮いてる!
いきなり5cmほど浮きました!
驚きすぎてすぐリアブレーキを踏んでしまいました。
5cmで何を大袈裟な…と思うかもしれませんが、体感は20cmくらい上がっています笑
個人的にはもう満足ですが、写真でウィリーできているか分からないくらいです笑
コレでは映えないので10分ほど練習していると…!

20cmくらい浮いた!
おおおお!感動です!
コレは写真でもハッキリ分かるほど前輪が浮いています!おそらく20cmほどウィリーできています!
画像で見るとショボいですが、体感は90度になってます笑

その後も何度か練習を重ねると、安定して上げられるようになりました。


一度コツをつかめば何度でも上げられる!
すごいぞYoutube!ありがとうYoutube!
注意点!怪我をしないために!

ここまで見て「俺もやってみよう!」と思う方のために2点だけ注意点です!
プロテクターはつけよう!
必ずプロテクターは付けましょう!
軽装に見えますが、私もこんな装備で挑んでいます!
- 胸部プロテクター入りジャケット
- 膝ガード
- くるぶしまであるブーツ
特に膝は打ちやすいですし、足は挟みやすいです。
可能なら足首にガードのあるブーツを履くと良いです。
リアブレーキを踏む準備と心構えを!
ウィリーでは、リアブレーキを踏めばすぐ前輪が落ちます。
つまり、上がりすぎてもリアブレーキさえ踏めれば危険は少ないと言えます。
リアブレーキの上に足を掛けてチャレンジし、ヤバかったらすぐ踏める心構えをしておくことが安全な練習の鉄則です!
動画もあるよ!
初心者が奮闘する様をぜひ動画でもご覧ください!
検証結果!Youtubeでウィリーは…
今回の検証結果、Youtubeの動画で初心者はウィリーができるようになります!
ぜひぜひ皆さんも怪我に気をつけながらチャレンジしてください!
※厳密に言えば前輪を上げるのが「フロントアップ」その状態を維持して走るのが「ウィリー」のようです。
細かい定義はありませんので、この記事では便宜上「ウィリー」とさせてもらいました。