九州生まれ九州育ちが感動した!信州で山の景色が素晴らしいツーリングロード5つ!

みなさんこんにちは

愛車のシャドウ400と全国を旅するコニタンです!

九州生まれ、九州育ちにも関わらず、昨年旅中に気に入ってしまった信州で越冬を決め、夏から登山をしながら山麓で滞在しております。

 

素晴らしい山々が、まるで日本ではないような景観を作っています。

 

さて、信州は名だたる2000m~3000m級の山岳地帯を有する素晴らしい場所です。

そんな山々へ登山をするのは少々ハードルが高いですが、愛車との楽しいツーリングで迫力ある風景をひとっ走り、麓から存分に眺めてその姿を堪能するのはどうでしょうか。

そして信州ツーリングコースといえば車山や霧ヶ峰、美ヶ原を眺めつつ標高2000m地点へ続くビーナスラインが有名ですが、ほかにもたくさんの「山岳風景を堪能できるツーリングロード」が!

九州生まれの私が感動したおすすめの道はこちら!

1:アルプス展望しののめの道

塩尻と松本の町を見下ろす少し小高い場所をひたすらまっすぐ進む道です。

しののめの道の支線にバイクを停めてパシャり 。

ここの良いところはズバリ「気軽さ」。

長野県のちょうど真ん中に位置するので、アクセスもちょうど良いのです。

そして「標高が高いワインディングを抜けた先」…などではなく、いつの間にか少し小高いところにきていたレベルなのでとても気軽に来ることができます。

秋からは遠くに冠雪した北アルプス穂高連峰を望むことができ、早朝はちょうど雲より高い位置なので雲海も見れます。

また、夕刻には町の向こうの山々に日が沈むのも見ることができ、眺望の方向も素晴らしいです。

北の白馬方面へ向かうときや、南の木曽方面へ向かうとき、道中にプラスして通るのもおすすめです。

道中の看板で景色内の山の名前を知ることができます。

2:八ヶ岳エコーライン&ズームライン

名前の通り、八ヶ岳の展望が素晴らしいルートです。

八ヶ岳に向かってまっすぐ進むズームラインは短いながらも、赤岳、横岳をはじめとする南八ヶ岳の険しい山容にぐんぐんと迫りながら走ることができます。

奥に見えるのが八ヶ岳。これに向かって進みます。

遠目に見ていた山の岩肌が近くに迫って来るさまは思わず「うぉ〜!」と声を出してしまいます。

そして、ズームラインに交差し南北に通るエコーラインは、八ヶ岳に沿って走ることができます。

ビーナスラインや蓼科山が見えます。

こちら、南側なら八ヶ岳だけでなく富士山や甲斐駒ケ岳も見ることができます。

八ヶ岳といいながら約20座からなる屏風のような全貌を横目に、南北に走り抜けることができるのはもはや贅沢。走る間、何度横をチラチラ見たことでしょう!

畑が多い道なので、脇に停めてついつい撮影をしてしまいました。

全長が長いコース、みなさんも走りながらお気に入りの地点を探してみてはどうでしょうか。

エコーライン:

ズームライン:

3:木曽路:国道19号線

「木曽路は全て山の中」という言葉がありますが、中山道の一部、木曽路は標高が600m~1000mほどの谷合を走り抜けるルートです。

木曽山脈の入り口に位置する奈良井宿。

道中、レトロ感満載の宿場跡が10以上あり、有名どころの奈良井宿はもちろん、ひっそりと残る宿場跡のカフェに寄るのも良いでしょう。

昔の面影残る薮原宿にて。

大きな白い岩がゴロゴロと転がる、眼下を流れる川は冷たく美しく、見上げれば木曽山脈を拝むことができます。

上松宿近くの木曽川。

走ると気持ちいコースではありますが、大型トラックやスピード違反の取り締まりもかなり多いので安全運転を心がけましょう。

4:白馬村〜大町:国道148号線

こちらは大迫力の白馬連峰を望むコース。その山容たるや、北アルプスや八ヶ岳とも大きく違う迫力です。夏も溶けない万年雪「大雪渓」があるのは知っていましたが、夏でも本当にあんなに雪があるなんて‥実際に見るまでは、そのスケール感にピンと来ていませんでした。そしてそれを山に登らず、ツーリング中に町中から見れるなんて!信州に来て一番驚いたことかもしれません。

夏の一枚。奥に見えるのが白馬大雪渓。

晩秋からはすっかり冠雪した山を間近に見ることができます。

特に「形、美しさ、険しさ」のバランスが絶品の五竜岳が一押しです。

奥中央が五竜岳。ルート上の松川沿いにて。

 

道中、木崎湖・青木湖の穏やかな湖を通るのも気持ち良いですよ!

5:北アルプスパノラマロード〜鷹狩山展望台

→名前にある通り、高瀬川の土手を終始北アルプスに沿ってまっすぐ走ります。

蝶ヶ岳〜有明山のパノラマラインと言われる登山コースにある山々が美しく、こちらも晩秋には山頂が冠雪しています。

安曇野側から大町側に向かって走ればパノラマラインの終わりにある「鷹狩山展望台」に登るのがおすすめです。

展望台からの眺め。白馬方面まで見渡せます。

そこまで距離角度共に厳しいワインディングではなく、標高1164mの展望台ですが、ちょうど北アルプスと白馬方面を180度の展望で見渡すことができます。

とはいえ、これからのシーズンは凍結注意ですね。

もっと楽しむために

私は山々を眺めて走る、休憩する、そんなツーリングが大好きです。

すると「あれ?あの目立つ山はもしかして○○?」「あの山超でかい〜!」なんて会話もありますが(え、ない?!)、こちらのアプリを使うと山の名前がわかってスッキリします!「あぁあれが○○岳ね!聞いたことあるわ」なんて言っちゃって。笑

【AR山ナビ】:スマホを横向きにして目の前の景色に向かってかざすだけで、画面の中に映る山の名前が現れます。

使って見た画面はこんな感じ。

現実の山に名前がふられている…。すっごい。(語彙力貧)

少しズレがあったりするので、画面をスワイプして山の輪郭に表示を合わせましょう。

しかもなんとこのアプリはGPS位置情報を使っているので圏外でも使うことができます!

嬉しい〜!

風景や道に詳しくなると、もっとツーリングが楽しくなりますよね。

それではみなさんもしっかり防風防寒して、これからの風景をもっと楽しんでくださいね!

信州は早朝凍結注意、安全運転で!