レンタルバイクで北海道ツーリングしたら最高だった?!費用や荷物まで徹底解説!

こんにちは!MOTOZIPのけんです!

サラリーマンのみなさま、今年は北海道ツーリング行きましたか?

愛車に乗ってフェリーで!というのが北海道ツーリングの王道だと思いますが、フェリー往復で1泊2日×2かかるのは、休暇の少ない人には痛いですよね…。

しかも到着するのは小樽か苫小牧、函館といずれも北海道の南側~中央部!(以下道南、道央)

大自然が広がる北海道の北側や東側(以下道北、道東)に向かうには、フェリー降り場からさらに300km~500kmほど走る必要があります。

そこで私は日程を短縮すべく、飛行機で道東にぶっ飛びました!

バイクはどうしたかって?コレが結果だ!

北海道ツーリングでレンタルバイクという選択肢!

借りたのはツーリングセロー!オフロードもバリバリ走れます!

私はレンタルバイクをしました。

借りたのはライダーハウスで有名な「EZOライダー」さん!

しかも最近生産終了した貴重なセローを貸して頂けました。

気になるお値段は?

8日間で5万円(飛行場までの往復や荷物の受け取り、保険込)でした!

しかし、コレはオフロードに突っ込むため保険をモリモリにした料金です!

保険なし、空港までの輸送なしなら、なんとお値段は23,800円(税抜)/8日間ポッキリです!

レンタル費(8日) 23,800円
空港へのバイク輸送(往復) 10,000円
消費税 3,380円
保険料 12,840円
合計 50,020円

コレ爆安です!

ちなみに、某大手レンタルショップで同じ保険で借りようとすると10万円弱します。

10万円あったら自分のバイク輸送するわーい!!

空港は?!

空港まではEZOライダーさんがトラックで運んでくれます!

空港は女満別空港を選択しました。

ちなみに、EZOライダーさんの輸送は、釧路空港、中標津空港、女満別空港を選べます。

女満別空港を選んだ理由は単純明快、「最も北で最も東だから」です!

よく言えば大自然の中、悪く言えば田舎から出発できます!(女満別の皆さんすいません)

羽田からの直行便があるのは釧路/女満別の2通りなので、関東の方は釧路か女満別がオススメ!

荷物は?!

写真で積んである荷物は全て現地で受け取りました!

荷物は事前にEZOライダーさんに宅急便で送りました!

なので、しっかりキャンプも楽しんできました!

帰りも段ボールが用意できれば、コンビニから自宅へ送ることができるので心配いりません!

以下のものだけ、飛行機に持ち込んで運びました。

  • ヘルメット
    帰りに空港まで乗るため、途中で送ると空港までのアクセスがなく困ります…。
    バイクも空港で返却なので、手持ちで機内持ち込みしました。教習を思い出します。
  • カメラ類
    送ると途中で壊れそうなので、機内に持ち込みました。

とはいえ、小さなショルダーバッグ1つとヘルメットだけなので、大した荷物ではありません!

バイクの装備は?!

バイクにはグリップヒーター、スマホホルダーが着いていました!

残念ながらスマホ充電器は付いていませんので、モバイルバッテリーなどでの運用となります。

自分のバイクじゃないと便利装備がなくて辛い!と思うかもしれませんが、最低限の装備はありますよ!

レンタルバイクのメリットは?

レンタルバイクには大きなメリットもあります!

北海道までのアクセスが圧倒的に速い!(特に道東/道北へのアクセス)

光害のない地域だからこその満点の星!初日にこの星空を見られるのだ!

衝撃的なほど北海道までが速いです。

午前中に東京で昼飯食ってたのに、午後には道東走って網走でキャンプできました。

自走+フェリーで同じように網走でキャンプしようと思うと、最短でもこんな感じ。

  • 自宅からフェリー乗り場まで自走
  • 苫小牧or小樽までフェリー移動(1泊)
  • 苫小牧or小樽から網走まで自走(400km弱)

超爆速で走って2日以上かかるでしょう。

※徹夜で青森まで自走して函館に渡るような、1人24時間耐久レースする人は考えていません。

「道東だけ走りたい!」という私のようなワガママ野郎は、実に往復で4日近くの短縮が可能です。

コレが最高…。

極端な話、9連休あったら、9日間道東を走ることが可能です。

総額はそこまで高くない

セローくんの燃費が良かったことも一因です。実燃費で40km/L近くでした。

安い飛行機を予約すればピーク時は飛行機の方が安いかもしれません。

レンタルバイク代5万円+飛行機代3万円(往復)の8万円が往復にかかる費用です。

道東までのフェリー代や自走のガソリン代、高速代、消耗品代を考えると…私の場合あまり自走と変わりませんでした。

消耗品代が一切かからない

奥は例のセロー。こんなブロックタイヤを履いてたら今回の旅だけでライフが終わってしまいます…笑

行ってみて影響が大きかったのは、タイヤ代やオイル代のパーツ費が全くかからないこと!

北海道にきたら1日200-400km走るのが一般的だと思います。1週間も行けば1500-3000km程度走るのではないでしょうか。

チェーンは2万キロ、ブレーキパッドは1万キロ、タイヤは1万キロ、オイルは3000km…など、消耗品は刻一刻と減っていきます。

「北海道に行く前にオイルを変えて、帰ってきてまた変えた!」という人も多いと思います。

しかし、レンタルバイクならそれも不要!行って2000km走っても、消耗品はお店負担です!

特にオイル量が多くタイヤ価格の高い大型バイクは、この恩恵は大きいですね。

乗りたかったバイクに乗れる?

ヤマハのオフ乗りとしてはセローは一生に一度乗りたかった!

乗りたかった憧れのバイク!というのは誰にでもあるでしょう。

運よくレンタルバイクで貸していれば、憧れのバイクに跨って北海道の大地を走ることができます!

私の場合は前から「セローに乗ってみたい!」と思っていました。(生産終了ですしね…)

自分のWRと比較したりしてかなり楽しめました!

自分のバイクにない魅力を見つけたり、自分のバイクの魅力を再発見したり。

そんな楽しみも、レンタルバイクにはあります。

レンタルバイクのデメリットは?

置いていかれた愛車のWR250Xくん

レンタルバイクのデメリットはズバリ、

自分のバイクで北海道を走れない!

コレに尽きるでしょう。

逆にいうとそれ以外の欠点はありません。

高いお店で借りると費用が嵩む!という点くらいです。

結論!レンタルバイクに向いた旅のスタイルとは?

7日もあればレンタルバイクで北海道を満喫できる!と分かりました。

なんなら飛行機が安ければ3~4日でも、走っちゃいたいですね!

なんたって初日から北海道を走れますから。

最後に、レンタルバイクに向いている人、いない人を纏めるとこんな感じ!

レンタルバイクはこんな人に向いている!

  • 短い日程(1週間程度)で北海道を回りたい!
  • 道東や道北を回りたい!
  • 自分のバイクで旅をすることに強い拘りがない!

レンタルバイクはこんな人には向いていない!

  • 2週間以上の長い旅を予定している。
    ⇒長い期間の旅だとレンタルバイクの費用がかさんでしまいます。
  • 道央や道南を中心に回りたい。
    ⇒新千歳空港にもレンタルバイクはありますが…フェリーと出発点が近いのであまり効果は薄いです。
  • 自分のバイクで旅をすることに拘りがある。