冬でも快適に乗れるバイク3選

TMAX530DXのメーターにはグリップヒーターやシートヒーターの作動状況が表示される

こんにちは、ワールドウォークの番頭さん、相京です。

去年はオーバーパンツを履いていましたが、今年はリーバイスの防風・防寒ジーンズと
ユニクロの極暖インナー上下、モンベルのインナーダウンにマウンテンパーカーという装備で通勤しています。

ツーリングとなると厳しいですが、1、2時間ぐらいの通勤であれば我慢できちゃいますね。

さてさて、めっきり寒くなり年末は最強クラスの寒波到来とか。。
この季節は初日の出ツーリングに出かける方も多いと思いますが寒さ対策はバッチリで出かけたいですね!

今年もありがたい事に沢山のバイクに乗る機会を頂きました。

インプレッションでお借りしたバイクは40台ぐらいかな?

そんな中でも寒い時期に快適に乗れちゃうバイクをご紹介します。

別格のウインドプロテクションに電熱装備で最強 ゴールドウイング

まず大きさにビックリする!戦艦ゴールドウイング

まず大きさにビックリする!戦艦ゴールドウイング

今年は久しぶりにゴールドウイングはモデルチェンジ!ダブルウイッシュボーンのフロントフォークやデュアルクラッチ搭載車両がラインナップされるなど話題になりました。私も試乗しましたが前後足周りが柔らかくソファーみたいな乗り心地。これは長距離走っても疲れないだろうなぁ。という印象でした。

ゴールドウイングの電動ウインドスクリーンがすごい!

ゴールドウイングの電動ウインドスクリーンがすごい!

ウインドスクリーンって基本的には「風を緩和するもの」であって体に風があたらなくなるものじゃないです。当たり前なんですけどゴールドウイングの場合、着座位置やスクリーンの大きさの関係で走行するシチュエーションによっては体にほとんど風があたりません。ちょうど冬物のウエアインプレッション企画をやっていた頃にお借りしたのですがゴールドウイングに乗っちゃうと体へに風があたらなくなっちゃうので困りました。

グリップヒーターとシートヒーターも標準装備。グリップヒーターはグリップの径がほとんど太くなる事もなく操作性も問題なし。更にシートヒーターはパッセンジャーシートにも装備されちゃってます。最強クラスのウインドプロテクション効果を持ったスクリーンと電熱ヒーターで文句無しです。今まで試乗したバイクの中では最も冬場に快適に走れちゃうバイクでした。

快適に走れるメガツアラー FJR1300AS

FJR1300AS

FJR1300AS

ゴールドウイングがクルーザーっぽいイメージなのに対してFJR1300はメガツアラーっていう印象ですね。スズキのハヤブサやカワサキのZX-14Rがライバルといえますが、これらライバルに対してウインドプロテクション効果で一歩前に出ているのはまちがいなくFJR1300です。

こちらも電動で位置調性ができるウインドスクリーンを採用しています。更にオプションではハイスクリーンも用意されており、こちらは使った事はありませんがノーマルでもかなりのウインドプロテクション効果を体感する事ができます。

ヤマハのホームページには掲載されていませんが、グリップヒーターも装備されていて動作状況はメインメーターで確認する事ができます。ABS付のFJR1300とYCC-Sが搭載されたFJR1300ASがラインナップされていますが、FJR1300はクラッチレバーの操作なしにシフトチェンジをする事ができます。YCC-Sのシフトフィーリングは他のバイクでは体感できないもの。あえて表現すればものすごく良くできたクイックシフターという印象です。

欧州人気に後押しされモデルチェンジを繰り返すTMAX530DX

快適装備が追加されたTMAX530DX

快適装備が追加されたTMAX530DX

ヨーロッパで絶大な人気を誇るTMAX530。人気車種はマイナーチェンジやフルモデルチェンジが多く熟成されていきます。TMAX530といえばスポーティーな走りが魅力的な印象が強いですが、現行のTMAX530にはDXというモデルがありクルーズコントロールに電動スクリーン、グリップヒーターにメインシートヒーターが追加された快適仕様となっています。

昨年まで厚手のオーバーパンツを履いていたのでシートヒーターを使っても暖かさを感じにくかったのですが、今年は防風デニムにユニクロ極暖仕様。去年に比べて遥かにシートヒーターの暖かさを感じる事ができました。足の前側もカウルで風があたりにくくシートはホカホカなので通勤も快適です。

TMAX530DXのメーターにはグリップヒーターやシートヒーターの作動状況が表示される

TMAX530DXのメーターにはグリップヒーターやシートヒーターの作動状況が表示される

スクリーンの形状やグリップヒーターの有無がキモです

アドベンチャーバイクもよいのだけれど・・・

アドベンチャーバイクもよいのだけれど・・・

流行りはじめているアドベンチャーバイクもスクリーンが標準装備で長距離走行に適した装備が採用されている事が多いのですがスクリーンはやや幅が狭い印象があります。ウインドプロテクション効果は着座位置やスクリーンの取り付け位置や角度、サイズ、形状などによって異なってきますが幅が広めで垂直に近い角度で装着されていると体感しやすいかもしれません。

それとやっぱりグリップヒーターは標準で装備されているとありがたいですね。先日今年販売されているグローブのインプレッション記事を掲載したいのですが、「グリップヒーターに勝るもの無し!グローブはホムセンの安い商品の方が暖かい!」というコメントがいくつかありました。確かにホムセンで販売されているグローブでも暖かいものはありますが、中綿の素材などはどんどん進化しておりバイク用のグローブ単体でも暖かいモデルが登場してきています。

個人的にはゴールドウインと56デザインが扱っているSPIDIの製品はかなり暖かく感じました。ただグリップヒーターはやっぱり最強だとは思います。特に純正採用されているグリップヒーターはグリップ径が標準とほとんど変わらないのが魅力的です。後付けするのも大変なので冬もバイクに乗る前提なら標準でグリップヒーターが採用されているモデルがオススメです。

今回は今年試乗した40台ぐらいのバイクの中から冬の寒さに強いバイクを紹介しました。まだまだ試乗した事がないバイクはありますので「オレのバイクもあったかいぜ!」という情報をお持ちの方は教えてくださいね

 

 

1 個のコメント

  • どう見ても、冬は無理そう。冬道は圧雪アイスバーンで鏡のようにつるつるですよ。気温も-20℃以下。

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