レース未経験でレン耐に出ても大丈夫?!超初心者を集めて実際に出てみた!

こんにちは!けんです!

突然ですがレンタルバイクのレース、「レン耐」をご存知ですか?!

他人のバイクを使ってサーキットでレースをする、というちょっとイカしたイベントです。

正直、レースって聞くと「上級者しか参加できないんだろ…?」と思ってしまいますが、公式HPには「超入門レース」という記載が!

そこで今回はこんな初心者を含むチームで挑んでみました!

  • サーキットを走ることが初めて!
  • レースに出るのが初めて!(わたし)

本当に無事レースを終えることができるのか…?

レン耐参加に必要なものは?

レン耐はほぼ何も必要ありません!その気になったらお財布だけ持っていったら参加できます!

参加料(お金)

参加料は当然必要です。

私たちの場合は1.5時間の耐久レースで、11,000円/人でした!

これはレースの長さやチーム人数によって1人あたりの料金が変わります。

当然、チーム人数は多いほど1人あたりの負担は少なくなります!仲間を集めよう!

保険加入の証明書(保険加入必須)

保険への加入が必須です!…といっても、サーキット用の保険ではなく普通の傷害保険や生命保険で問題ありません。

社会人なら自分で生命保険に加入しているでしょうし、学生さんでも親御さんが加入してたりします…よね?

私も「死んだら300万円」という超心許ない積み立て生命保険の証書を出して無事クリア!

加入が全くない人は…レン耐事務局へ問い合わせてみてください!

装備(ツナギ、ブーツ、グローブ)もレンタル可!

サーキットの入門が難しいのは、ツナギとブーツとグローブで10万円以上するという理由があります。

そらそうですよね。これから続けるか分からないサーキットランのために10万円以上って…なかなか思い切ったお買い物です。

しかしご安心を!レン耐ならツナギとグローブ、ブーツを全部合わせて1.1万円でレンタル可能です!

しかもRSタイチとアルパインスターズでかなり高級めなレンタル装備だった…。買ったら全部で20万円くらいしそう。

まずはルール説明と初心者講習!

いきなりレース開始!ってワケじゃなく、最初にちゃーんと説明があります。

初心者に向けて旗の意味やピットイン/ピットアウト、レースのルールを説明してくれます。

ここでレン耐のマインド、「目を尖らせて競うのではなく楽しむ!」を再認識!

そしてサーキット初心者の人のために先導者付きの講習があります。

先導付きでサーキットのルールを学びます。

その後、さらに20分間の練習走行があります!ここで借りるバイクに慣れるんですね。

ちなみにバイクに不備があったらこの時点で申告します。上級者を最初に走らせて不備を早めに見つけましょう!

今回借りたApe100くん。正直遅いけどショートサーキットなので楽しめます!

行ったら突然走らされる!ということもないので、ご安心ください!

いよいよ出走!

いよいよ出走!

…の前に記念撮影します!お祭りですからね!

サーキット初体験1人、レース初体験2人という頼りなさすぎるメンバーです!これ…完走できんのか?!

出走はルマン式!各チーム並べられたバイクまで走ってからスタートします!

出走!バイクまでのダッシュ力で結構差がつきます!

あとはアツいレースを繰り広げるだけ!

…と言ってもただ速い人が勝てるのがレン耐ではありません!

かなーり特殊なルールが組み込まれているので、勝つためには色々なテクニックが必要になります!

レン耐独自の特殊ルール!

レン耐には「目を尖らせず、レースを楽しんでもらう」というコンセプトがあるため、めっちゃ速い人が爆走すれば勝てる!という仕組みになっていません。

特殊なルールの一例を紹介します!

体重によって交代回数が変わる!

チームの平均体重によって最低交代回数が変わります!

レン耐のバイクは排気量が小さく、乗っている人間の体重がスピードに大きく影響するためです。

例えばチームの平均体重が94.5kgを超える場合は交代回数が少なくて済みます!

これはすごく重いように聞こえますが、ツナギやヘルメット、ブーツを着た状態なので、裸の状態より10kg以上重くなります。

私たちのチームはヒョロヒョロな人の集まりなのでハンデなし!周りのチームより3回も多く交代しました。

ちなみに3交代に1回ミニゲームがあり、時間を大きくロスします!

ミニゲームなしでもピット内は走行禁止!押して走って移動するので時間ロスが大きいです!

ミニゲームはけん玉など様々!ツナギにグローブでやると大人でも難しい!

転んだら強制ピットイン!5000円支払うまで出走不可!

一度転んだらピットインして5000円払わないと再出走不可です!

そのため転ぶとかなりの時間ロス!

10割の力で走って数秒タイムを削っても転んだら一気にマイナスです!8割の力で走って確実に転ばない方が速かったりします。

私たちも敵チームの転倒により大逆転しました!

途中でリードしているチームにはハンデが!

途中まで走ったところで運営側がハンデを付けます!

つまり、前半ブッチギリで爆走していたチームがいても、最下位チームにハンデが5周とかついたら一気に逆転します。

ハンデはレースごとに異なりますし、運営側が判断したりサイコロで決まったりします。

なので、前半手を抜いてわざと最下位になったら後半逆転できるか?と言われたら、そうでもありません!

レン耐、深いぜ!

・・・とまあ特殊ルールをいくつか紹介しましたが、女性ライダー優遇など他にもルールはあります!

あとは参加してのお楽しみにしましょう!

変に対策しないで純粋にレースを楽しむのが一番だぞ!

レースのクラス分け

クラス分けは125ccのグロム、100ccのAPE100で別れます!

当然APEの方が遅いですが、私たちは初心者が多いこともありAPEを選択!

オフ装備が私。悪目立ちしていますがお祭りなのでOK!

APEとグロムは混走しますが、レース結果は別々です。このあたりもレン耐ならでは。不思議ですね。

みんな慣れてくると膝を擦って遊んだりしています。シート高やステップ位置が低いので、中型バイクより膝は擦りやすいかもしれませんね。

自分のバイクで膝すりできなーい!という人も、APEやグロムならできるかもしれない!

私も慣れてから膝すりチャレンジしてました!ちなみに右側はマフラーが先に設置するので怖いです!オススメは左カーブ!

レン耐の勝ちへの秘訣は…?!

レン耐は短い1.5時間のレースでも100周以上します!

一人が速くても絶対に勝てません。疲れる前に交代をうまくすることが勝ちにつながりますよ!

交代のサインを決めよう!

スムーズな交代に最低限必要なのは、ズバリ「交代のサイン」です!

私たちのチームはピットが両手を上げるのが交代のサイン!走っている人は確認したら右足を上げるのをサインにしました!

戻ってこい!のサイン

チームのよってはサインボードを持参しますが、なくてもOK!あったら雰囲気出てカッコいいですね!

交代はスムーズに!

バイクの引き渡しもスムーズに行いましょう!

できたら交代する人は車体左側で受け取るとスムーズです!

たまにニュートラルに入りづらい車体があり、クラッチを握ったままの受け渡しになります。

その場合、うまくやらないとクラッチを離してエンストしてしまい、キック掛けするハメに!

大きな時間ロスになるため、受け渡し時にはギアが何速なのか伝えることも大事です!

受け渡し後はスタートラインまで押してダッシュです!

なんとかゴール!結果は…?

なんとか完走しました!無転倒!

サーキット初心者、レース初心者でもレン耐に出て全く問題ないとわかりました!

1.5時間は意外とあっという間です。人数が多くてたくさん走りたい人は3時間がオススメですね!

結果はなんと2位!惜しくも1位には届きませんでした…。

ちなみに3位まではシャンパンファイトができます!

ちなみに写真サービスは絶対やったほうが良い

レン耐では写真サービスが1チーム1000円で利用できます!

かなーりガチ目の一眼レフでバシバシ撮ってくれます!この記事の写真も半分くらい写真サービスのものです。

5人のチームなら1人200円でこのクォリティ!ありがとうレン耐!

ただし!ブログなどで使用する場合はレン耐事務局の許可をもらって使用しよう!

このブログでは肖像権を侵害しないよう、顔だけモザイクをかけていますが貰える写真はもちろんモザイクなしです!

まとめ!レン耐は初心者でも楽しい。

「レース」って聞くと上級者にバンバン抜かれて「邪魔だよオーラ」を浴びるのを想像しますよね…。

実際、レース初参加の私はそう思ってましたが、全然そんなことはありません!

特に自分のバイクで走って転んだらやだなあ、装備ないからハードル高いなあ、と思ってサーキットを走れずにいるあなた!レン耐超オススメですよ!

怪我のリスクはありますが、遅いバイクだしスピードを求めないので大怪我にはつながりづらい点も素晴らしい!

自分のバイクも人間も怪我をしない、それがレン耐です。

安心安全にレース体験したい人はいますぐレン耐公式HPをチェックだ!

※この記事は個人の体験記であって、レン耐事務局からは何のお金も出ていません!純粋に素晴らしかったです!