バイクの足つきのみに焦点を当てたこのコーナー。
今日ご紹介するのは2018年2月1日発売のNINJA(ニンジャ)250です。
フルモデルチェンジとなった新型NINJA250(2018年モデル)。
ぱっと見これが250cc?!と思うほど洗練されたデザインになってます。
ちなみに初代NINJA250R↓↓の販売がスタートしたのは2008年でした。
出力が向上した新設計エンジンや、NINJA H2からインスパイアされた新設計トレリスフレーム等々、大幅進化を遂げています。KAWASAKIの公式ホームページに記載されている諸元は下記のとおりです
型式 | 2BK-EX250P |
シート高 | 795mm |
車両重量 | 166kg |
数値だけ見るとシート高・車重ともにフレンドリーなスペックです。
それでは身長別の足つきを見ていきましょう。
開発部門シミックの場合

身長 | 172cm |
股下 | 82.5cm※ |
体重 | 58kg |
※ソール厚1.5cmのライディングシューズを履いた数値です。
両足の踵が地面についています。
スリムなボディとシートも相まって余裕の足つきです。普段から国内外のリッタースーパースポーツを試乗しているシミックからすれば、かなりフレンドリーなポジションと言えるでしょう。
デザイナーよしこさんの場合

身長 | 165cm |
股下 | 80cm※ |
体重 | 56kg |
※ソール厚1cmのアウトドアブーツを履いた数値です。
小学生の娘さんとタンデムを楽しめるバイクを探しているよしこさん。果たして足つきはどうでしょうか?
靴裏の1/3程が地面についてます。
一見すると足つきはあまりよくないように見えますが、よしこさん曰く「車重が軽いから不安感はない」とのことでした。
また上半身のポジションも前傾過ぎず、自然な感じ。1000CCクラスのスポーツバイクが採用するセパハンはタンクに覆いかぶさるようなポジションになりますが、NINJA250の場合はハンドルの位置や角度など、気負いせず乗れる設計になっているのが分かります。
NINJA(ニンジャ)250のシート
スリムなタンクから流れるようなラインがシートまで続いています。先端部分はご覧のようにストンと落ちているため足つきは良好です。KAWASAKIとしてもエントリーモデル的な位置づけの車両ですので、免許を取って間もないライダーでも比較的すぐに身体に馴染むのではないでしょうか。
冒頭の写真を見比べて分かるように10年という歳月を経て、NINJA250はかなりスタイリッシュに進化しました。
デザインや各種機能を比べてみるとメーカー側もユーザーのニーズに合わせて力を入れていっているのがわかります。現在バイク乗りの平均年齢は40~50代と高めですが、これからも若い人たちの感性を満足させられるものづくりができるかどうかが、バイク業界の未来を左右する一因であるように感じます。
次回の足つき車両はTRICITY155(2018年モデル)をご紹介する予定です。
ニンジャ400の足つきはこちら
ニンジャ1000の足つきはこちら
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