バイクの足つきのみに焦点を当てたこのコーナー。
本日の車両は2018年4月20日発売のCBR250 RR(2018年モデル)です。
スロットル・バイ・ワイヤ(電子制御式スロットル)にSHOWA製倒立サスペンション。3種類のライディングモードやアルミ製ガルアーム。
250ccとは思えない豪華装備てんこ盛りなバイクそれが、このCBR250RRなのです!
38psを絞り出す水冷4ストローク直列二気筒エンジンは乗ってみると、(250ccクラスの中では)まさに別次元の速さ。
車体設計と相まって超楽しいバイクです!
お値段も同排気量のスポーツモデルと比べ10~20万円ほど高い設定ですが、
走り・機能・質感を体感すれば、その価格差に十分納得できるのではないでしょうか。
公式サイトに記載の諸元は下記のとおりです。
型式 | 2BK-MC51 |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 165kg |
シート高だけでいえば、YZF-R3より5mm高く、Ninja250より5mm低い設定です。
それでは身長別の足つきを見ていきましょう。
開発部門シミックの場合

身長 | 172cm |
股下 | 82.5cm※ |
体重 | 58kg |
※ソール厚1.5cmのライディングシューズを履いた数値です。
シミックの股下があれば両足を下しても、余裕を残して踵まで接地。
以前ご紹介したNINJA250やYZF-R3と同様の結果です。
上体姿勢をNINJA250と見比べてみると、やや前傾が強い傾向。併せてステップ位置もリア寄りにセットされています。
この辺りの設定を見ても、「走り」を強く意識した車体であることが分かります。
タンクからシートにかけてえぐられた形状はニーグリップがしやすく、やや低めなハンドル位置と相まってバイクとの一体感を一層感じられる設定です。
足つき ★★★★★
停車時の安心感 ★★★★★
デザイナーよしこさんの場合

身長 | 165cm |
股下 | 80cm※ |
体重 | 56kg |
※ソール厚1cmのアウトドアブーツを履いた数値です。
よしこさんが跨ると、靴裏1/2が地面に接地。
シート・サス共に沈み込みが少ないCBRですが、よしこさんの股下でもさほど不安感はありません。
スリムなタンクとシェイプされたシート形状も相まって、足つきは意外と良好なようです。
足つき ★★★☆☆
停車時の安心感★★★☆☆
CBR250RR のシート
気持ちの良い走りを存分に体感できるCBR250RRですが、シートはどうでしょうか。
実際に乗ってみると、思いのほかしっかりとした肉厚があり疲れずらいと感じました。
また、タンク後端部からシートにかけて大きく絞られた形状は、良好な足つき性だけでなく車両の取りまわしの良さにもつながっています。
250ccのライバル車両の中でも頭ひとつ抜きんでたCBR250RR。
走る楽しさ、所有する喜びを体感できるまさに新世代のオートバイと言えるでしょう!
次回の足つき車両は、HONDAのFORZA(フォルツァ)2018年モデルをご紹介する予定です。
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