ひたすらバイクの足つきをご紹介するこのコーナー。
本日の車両は2018年7月12日発売のモンキー125です。
惜しまれつつ、昨年生産を終了した50cc版モンキー。
最終モデルとなった50thアニバーサリーモンキーは500台限定発売となりましたが、あっという間に完売し(なんでも4万5千を超える応募があったとか)、
プレミア価格がつくまでとなりました。
そんな多くの人から愛され続けるモンキーが、125ccのインジェクションエンジンを搭載し遂に復活!
■モンキー125公式サイト
https://www.honda.co.jp/Monkey125/
昨年のモーターサイクルショーにも参考出品されていたので、一目見て「ほしい!」と思った方も多いのではないでしょうか?
装備、機能においてかなりのグレードアップを遂げたモンキーですが、車体サイズも大幅にアップしています!
2017年モデル(50cc)と比較して、タイヤサイズは8インチから12インチ、シート高は660mmから775mmとスケールUP!
フレームもグロムの物と共通になり、1.5倍くらい大きく見えます。
これによって足つきにどの程度影響があるのか気になるところです。
公式サイトに記載されている諸元は下記のとおり↓
型式 | 2BJ-JB02 |
シート高 | 775mm |
車両重量 | 105kg |
それでは身長別に見ていきましょう。
開発部門シミックの場合

身長 | 172cm |
股下 | 82.5cm※ |
体重 | 58kg |
※ソール厚1.5cmのライディングシューズを履いた数値です。
シミックの股下だと、膝に余裕を持った状態で踵までしっかり接地。全く不安感は感じません。
車体のボリュームが増したことで、以前のようなサーカスの熊状態には見えませんね。
このへんのサイズ感は、「小さいのがモンキーの魅力」という往年のファンの声(不満?)も分かるような気がします。
ただシミックが「前モデルとの比較ではなくこのバイク単体で見たとき、これはこれでありな気がする」と言っていたのですが、私も同意見です。前モデルにあまり馴染みがないライダーにとっては選択肢として十分ありだと感じました。
デザイナーよしこさんの場合

身長 | 165cm |
股下 | 80cm※ |
体重 | 56kg |
※ソール厚1cmのアウトドアブーツを履いた数値です。
はじめによしこさんから飛び出した言葉は「欲しい!」の一言(笑)
かなりお気に入りのようです。身体の収まりもすごくしっくりきてますね。
スペック上775mmという低い設定のシート高ですが、跨ってみると踵が若干浮いています。
シートにくびれが無いため、足がやや開き気味になるのが原因のようです。
左足だけ下すと踵までしっかり設置します。
車両重量も軽いですし、よしこさんの股下でも全く問題なさそうです。
シートの座り心地も良いね!と珍しくべた褒めだったので、ついに購入車両決定?!と思いきや、
タンデムできないのがネックのようで今回も見送りとなりました。
モンキー125のシート

白いパイピングに横タックロールが走るクラシカルなシート。モンキーの伝統をしっかりと引き継いだ形状なのがわかります。
またかなり厚みがあり、ぼてっとしたシルエット。これは内部に高密度ウレタンを採用していることや、モンキーの特徴である丸っこいシルエットを形作るためのようです。
現代の技術を詰め込み生まれ変わったモンキー125。この足つきなら身長が160cmを下回るライダーでも乗れそうですね!
トコトコと街を走りまわるのはもちろん、個人的にはでかいリュック一つでキャンプへ行くのも楽しそうだなぁと感じました。
次回の足つき車両はKAWASAKIのニンジャ1000をご紹介する予定です。
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