ひたすらバイクの足つきをご紹介するこのコーナー。
本日の車両は2017年9月18日発売のニンジャ1000です。高い運動性能と快適性を併せ持つスポーツツアラー。販売台数ランキングの上位にいるのも見慣れた光景になりました。国内だけでなく海外でもファンの多いシリーズです。
ツアラーの名にふさわしく、純正パニアケース(左右で56ℓ)がワンタッチで取付できたり、スクリーンの角度を三段階で調整可能になっていたりと、長距離ツーリングや連泊するシチュエーションでもストレスなくこなせる装備が備わっています。
■NINJA1000公式サイト
https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja1000/
公式サイトに記載されている諸元は下記のとおりです。
型式 | 2BL-ZXT00W |
シート高 | 815mm |
車両重量 | 235kg |
それでは身長別の足つきを見ていきましょう。
開発部門シミックの場合

身長 | 172cm |
股下 | 82.5cm※ |
体重 | 58kg |
※ソール厚1.5cmのライディングシューズを履いた数値です
両足を下すとわずかに踵が浮く程度で、上体はやや前傾のリラックスしたポジション。シミックの身長だと十分な足つきですね。走りだしや止まる際の不安感は全くなさそうです。
リアブレーキを踏んだ状態で左足を下すと、踵まで地面に接地しました。
日本人の平均身長をもつシミックが乗ってみても「しっくりとくる車体寸法」で、足つきや車体のボリュームに怖気づくこともありません。
NINJA1000がもつ下からの豊かなトルクは、ストップ&ゴーの多い街中でのシーンも安心してこなせますし、ひとたびアクセルを捻れば脳が追い付かないほどの加速を見せてくれます。
デザイナーよしこさんの場合

身長 | 165cm |
股下 | 80cm※ |
体重 | 56kg |
※ソール厚1cmのアウトドアブーツを履いた数値です
両足を下すと足先1/4が地面につく程度。バレリーナ状態までとはいきませんが、後ろから眺めるとやや不安な感じを受けます。
左足のみ地面に下した状態。
腰をわずかにずらすことで、若干接地面積が増えました。
ただこの足つきだと、停車時のわずかな傾きでも立ちごけの恐怖を感じるかも。車重235kg且つ腰高なフォームは侮れません。
ニンジャ1000のシート
シボのついた表皮が使われていて、グリップ力が高そうなニンジャのシート。
数年前までのニンジャ1000は、「お尻が痛くなる」との書き込みをちらほら見かけました。
2018年モデルを見てみると臀部と接触する部分は幅広で、クッション性もよさそうです。
シミックがこの翌週250kmほどのツーリングに出かけましたが、「まだまだ走れる」と余裕な感想でした。最近のモデル(2017以降?)は改良されて、快適性もUPしているようです。
次回の足つき車両はニンジャ400(2018年モデル)をご紹介する予定です。
ニンジャ250の足つきはこちら
ニンジャ400の足つきはこちら
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