ひたすらバイクの足つきのみを紹介するこのコーナー。
本日ご紹介するのは2018年モデルのトリシティ155です。
「三輪バイク」というただでさえインパクトのある見た目ですが、元AKB48の大島優子さんをCMに採用したこともあり話題を集めました。
日本ではあまり馴染みのないスタイリングですが、2017年度の販売台数は軽二輪部門で上位に食い込む人気ぶり。
最初125ccだけだったトリシティは、売り上げ好調なこともあり2017年1月に155ccモデルが追加されました。
高速道路も走れる155は、125と乗り比べてみるとパワフルさを体感できます。トリシティはその構造上、同排気量の車両より重量があるため(トリシティは165kg、NMAX155は128kg、マジェスティSは145kg)、30ccとは言えかなり恩恵があるとおもいます。
ちなみに3輪ですが構造的に自立はしません。(つまり立ちごけはします)
YAMAHAの公式ホームページに記載の諸元は下記のとおりです。
型式 | 2BK-SG37J |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 165kg |
※モデルチェンジしたばかりのトリシティ125はシート高765mmと若干低い設定になっています。
■トリシティ155公式サイト
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity155/index.html
それでは早速足つきを見ていきましょう。
開発部門シミックの場合

身長 | 172cm |
股下 | 82.5cm※ |
体重 | 58kg |
※ソール厚1.5cmのライディングシューズを履いた数値です。
かかとまでべったりとついています。全く不安感は無いでしょう。
デザイナーよしこさんの場合

身長 | 165cm |
股下 | 80cm※ |
体重 | 56kg |
※ソール厚1cmのアウトドアブーツを履いた数値です。
靴先、約1/3が地面についている状態。一見すると心もとない感じがしますが、フロント二輪の特徴である高い安定感によって不安感はあまりないようです。
フロント二輪に取り付けられた「片持ちテレスコピックサスペンション」は独立して動くので、片輪が停車時何かに乗り上げたとしても、3本のタイヤはしっかりと地面に設置していることになります。路面状況に左右されずらく、立ちごけのリスクも軽減されるでしょう。
トリシティ155のシート
フロント2輪ボリューム感ある車体ですが、シートも一般的なスクーターに装着されているようなお尻をしっかり支えるタイプ。足つきに関しては身長165cm以上あれば不安感なく乗れるように思います。幅広の座面は座り心地も良く、疲れずらい印象です。
6月に開催されたSSTR2018 にシミックはトリシティ155で参加し、4日間で延べ1300kmほどを走りました。連日下道を300km以上走ったので、流石にお尻は痛くなったようですが、優れた安定感と必要十分なパワーで総合的にはとても快適だったようです。
次回の足つき車両は、ハーレーダビッドソンのスポーツスター(フォーティーエイト)をご紹介する予定です。
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