久しぶりの足つき情報更新!こんにちは、ワールドウォークの番頭さん相京です。
本日足つきをご紹介する車両は伝説的な名車Z1やZ2をオマージュしたデザインが話題になったカワサキのZ900RSです。

カワサキの伝説的な名車Z2
Z1やZ2の登場は1970年代前半。アラフォーの僕がバイクに興味を持ち始めた頃には旧車の部類に入っていましたが僕が高校生ぐらいの時に流行っていた漫画やドラマに登場するなどZ1やZ2という車種名は実車を見た事はなくても「なんかすげーバイク」という認識は持っていました。
絶版バイクを専門に扱う「ウエマツ」さんではZ1は安くても200万前後、程度の良い車両だと300万前後の車両もあります。Z2の方も調べてみたら「ASK」になっている車両がほとんどでしたが、なんと400万円以上のプライスがついている車両も!
リリース時は素晴らしい性能によってバイク乗りの心を熱くし、30年後には漫画やドラマに登場して2世代、3世代にわたって「すげーバイク」という認識を持たせ続けたZ1、Z2。
カワサキがZ1、Z2のデザインをオマージュしたバイクをリリースする!という発表をした際に話題になるのも必然といえます。

Z900RS
これがZ900RS。全体的に「しゅっとした」感じにリファインされているものの、充分に当時の面影を感じさせるデザインとカラーリングですね。Z900RSの公式スペックは以下の通り、
車両重量:215kg
シート高:800mm
Z900RSをネイキッドバイクとして考えれば800mmというシート高はやや高めという印象ですが、最近のストリートファイター系車両の中では一般的な数値ではないでしょうか?車両重量はやや重めという感じがしますが、Z900RSは質感も高めなのでトレードオフという感じがします。
それでは肝心のZ900RSの足つきはどうだったのでしょうか?
Z900RSの足つき開発部門シミック(172cm)の場合

Z900RS 172cm 足つき片足
身長:172cm
股下:82.5cm
体重:58kg
※ソール厚1.5cmのライディングシューズを履いた数値です

Z900RS 172cm 足つき両足
シート高は800mmと決して低くはないものの、身長172cmのしみっくだとべったりと両足が地面につくようです。

Z900RS 172cm 足つき両足 リアビュー

Z900RS 172cm 足つき片足 リアビュー
片足の足つき写真を見るとやや左側にお尻がよっているように見えますが、両足の足つきを見ると体はシート中心で両足べったり接地しているようです。ハンドルもアップポジションで前傾にもなっていないですね。
Z900RSの足つき デザイナー よしこさん(165cm)の場合

Z900RS 165cm 足つき片足
身長:165cm
股下:80cm
体重:56kg
※ソール厚1cmのライディングシューズを履いた数値です
Z900RS 165cm 足つき両足
両足は地面につくものの、1/3というところでしょうか。

Z900RS 165cm 足つき両足 リアビュー

Z900RS 165cm 足つき片足 リアビュー
後ろから見てみると両足は結構しんどそうです。本人達はどう感じたのでしょうか?
CAFEよりシート高が20mm低い恩恵有り。ステップが当るが、足つきのよさにより外に逃がして対応可能
しみっく
そうそう、Z900RSにはバリエーションモデルの「CAFE」があって、こちらはシート高が20mm高く設定されています。Z900RS CAFEだとステップが当ってうまく足がつけなくても20mm低いZ900RSなら問題なしってところみたいですね。
指の付け根まで着く事ができるんだけど、ペダル・ステップ?が邪魔で…ちょうどいい場所に足を下ろせないっつうね。ペダルを逃がすと遠くなってしまい足つきが更に不安になる。引き起こしや取り回しの際には重心の高さを感じてしまう。
確かによしこさんの後ろからの写真を見るとステップをかわして外側に足が出ているので足のつま先しか地面に設置していないですね。
Z900RSのシート形状

Z900RSのシート形状 先端はかなり絞られているようにみえる
シートに関しての二人の感想を確認してみると
シートの硬さは硬くもなく柔らかくもない印象。えぐりは強調してえぐられている感じではなく緩やかな丸みがある感じ。
強調してえぐられてはいないものの、シート端はちゃんと丸みがあるのでシートで股が広がってしまう感じはないようです。ステップ位置は二人ともしっくりはこなかったようなので、Z900RSの足つきが不安な人はステップの位置を少し修正すると良いかもしれませんよ!
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