ドラゴンクエストビルダーズ2をクリアしました!
こんにちは、ワールドウォークの番頭さん相京です。
ワールドウォークのスポーツスターパーツ開発のきっかけになった僕のXL1200R。
今だに開発部で色々バラされている事も多く、乗れる期間はものすごーーーく限られています。
昨年の7月ぐらいに久しぶりに通勤で使っていたところ、エンジンの調子が悪くなりストール。
何回かはエンジンがかかったので整備できる場所まで行こうとしたのですが。。。

レッカーされていく愛車・XL1200R
結局エンジンがかからなくなり職場までレッカーで運んでもらうはめに・・・
原因を走りながら推測していたのですがV型エンジンの前側バンクに。。。
燃料がおくられていない
火が飛んでいない
どちらかだと思っていました。
結果的に燃料が送られていなかったのですが原因はカプラーでした。

インジェクターのカプラーがゆるゆるでした
インジェクターに刺さっているカプラーがゆるゆるになってしまっていて引っ張ると簡単に抜けてしまう状況に・・・そのため燃料を送る信号が途切れ途切れになってしまい調子が悪くなり、最終的にはカプラーが抜けて信号が送られない状況に。
しばらくは単気筒でなんとか走行できましたがエンジンストールし、再始動できない状態になってしまったという流れ。
さすがにこの後ディーラーにパーツを頼んですぐに修理したのですが、
今度は後ろバンク側のカプラーがカパカパに。。。
一個数百円のパーツですが壊れるとエンジンが始動できない状態になりますので地味に大事なパーツです。交換に際して意外とコツが必要だったので備忘録として残しておきます。多分誰かの役に立つと思うし。

配線を固定しているパーツ
このカプラーどこが壊れるかというと左右についているロックする機構部分。ここが壊れてきちんとロックできない状態になります。前後両方同じ状態になったので壊れやすいのかもしれません。なので配線を引っ張り出してカプラーだけを交換しちゃえば基本的には修理完了。
ですが実はこの配線を引き抜く作業が意外にコツが必要なんです。
配線部分を固定している赤と黄色のパーツは小さいマイナスドライバーでこじれば比較的簡単に外れるのですが、配線を引き抜く事ができない。

後ろ側の防水ゴムは抜いておく
カプラーの後ろに引き抜こうとすると防水ゴムが邪魔になりますが、こちらは細いマイナスドライバーでこじれば簡単に外れます。

引き抜く事はできないけど押しだす事はできる
色々トライしても引き抜く事はできなかったのですが、押しだす事は出来る事を発見しました。ギボシ部分を見ると小さな突起があるので突起部分が引っかかりになって抜けないものと推測。カプラー部分を少しマイナスドライバーで広げながら配線を引っ張っても抜けないのです。

この状態になるまで1時間ぐらいかかった
結局カプラーを抜いて配線だけの状態にするまで1時間ぐらいかかったのですが、カプラーを抜く事が出来た方法は押しだして配線を180度回転させて引き抜くという事。突起部分が引っかからなくなって抜けるのだと思われます。

右側が配線をさしなおした新しいカプラー
散々マイナスドライバーでこじったので古いカプラーはボロボロになってしまいましたが他のパーツは問題なく使う事もできました。しかし折角なので今回は新しいパーツに全て交換。これで走行中にカプラーが抜けてエンジンがストールする危険はなくなりました。
海外メーカーのバイクは意外なところが壊れる
昔はハーレーって壊れるっていうイメージがあったみたいですが、個人的には最近のハーレーは簡単には壊れない印象があります。ただ思ってもいなかったところが壊れるっていうパターンとハーレーの味ともいえる振動によって起こるトラブルはあります。
今回でいえば前者。散々グーグル先生に「スポーツスター インジェクター 配線」とか「スポーツスター インジェクター カプラー」とかで調べましたが配線を抜く方法を見つける事が出来なかったので記事に纏めてみました。誰かの約に立つといいなぁ。
某ショップにて
私もカプラーがちゃんと刺さってなかったと言われてすぐ抜けて単気筒になるかもと言われました
修理してもらいたいのですが出来ますか?