皆さんこんにちは いちこです。
最近どことなく春の陽気を感じられるようになってきましたね!バイクの季節も近い!
というわけでベストシーズンにセローで走れるようにレストアの続きを頑張っていきたいと思います。
エンジン腰下分解はじめるよー
前回腰上が終わったので、今回は腰下の分解に入ります。
大まかな流れはこんな感じです。(自己流です)
- フライホイール外し
- ギア類の取り外し
- クランク割り
- ベアリング外し
ではいってみましょう!
1.フライホイールを外す
フライホイールのボルトは前回外していますので、その続きから。


こんな感じの長めのボルトを入れていって押し外す?感じです。
フライホイールの奥にはカムチェーンもいるのでガイドと一緒に外します。
ギア類の取り外し
こちらも主要部分は前回緩めた箇所をぽろぽろ外していくだけです。
が、ここでまたヤらかすのが私です。
シフトドラムのトルクスボルトがなめました。ピエン

というかなんでこんなところにトルクス使うんだよ・・・
※トルクスっていうのは星形のやつです。
これはまずい、得意のネジザウルス(過去記事見てみてください)でもダメでした・・・
仕方がないので一か八か「エキストラクター」先生に登場してもらいました。
エキストラクターとは??

こんな感じでボルトに穴をあけて、差し込んで抜き取る工具です。(雑
エキストラクターに挑戦や!
存在は知っていたもののあまり使ったことがないので、かなり躊躇しましたがやってみましょう。
まずは穴あけですが、おそらく最初にして最大の関門と言えると思います。これをミスるとおわり\(^o^)/

ハンドドリルで慎重に穴あけします。

無事に空きました。少しずつ自分が器用になっている気がします。

エキストラクターをハンマーで突き刺します。あとはタップハンドルで回して・・・

はい!取れました!いや、まじで今回は危なかった・・・
クランク割り
さてさて次はクランクケースを分割します。分割する前にねじは外します。
分割には「クランクケースセパレーター」さんを使用します。
2気筒以上のエンジンはクランクケースが上下に割れることが多いですが、単気筒の場合は左右に割れる場合が多いです。
左右分割の場合はクランクシャフトがケースについているベアリングに圧入されているので簡単には割れないため、特殊工具を使います。

こんな感じでセットして、ボルトをねじ込んでいくと・・・

割れました~~(*’ω’*)

クランクシャフトやトランスミッションが無事外せました。
ベアリング外し
最後にケースについているベアリングを外します。
私はこのようなやつを使っています。(ベアリングプーラー?名前忘れました)

適正サイズのアタッチメントをベアリング内径にはめて、ボルトを入れて広げます。※コンクリートアンカーボルトみたいな感じです


あとはセンターのボルトを回して抜き取るだけです。


工具の大きさと場所によってはスライドハンマーなんかを使った方が楽かもしれませんね。
ともかくこれでようやくエンジンの分解が終了です・・・

エンジンばらし終えて
一言、「これちゃんと組みなおせるかな??」
次回以降はフォークやホイール系をやっていこうと思っています。一通り分解できたらフレームと一緒に塗装かな~
早くセローキャンプができるよう引き続き頑張ります!!