みなさまこんにちは いちこです
エンジン分解をスタートしたわけですが、前回の記事の通り数本のねじを外すのに数時間費やした結果、クランクケースカバーしか外れていません!笑
自分の不甲斐なさを悔いつつ、作業を進めます。
※ごめんなさい。前回の記事から、かなり時間が空いてしまいました。
エンジン分解の続き!
やっとクランクケースカバーを左右外せましたので、次は高トルクで締められているボルト/ナットを緩めていきます。
腰上を外す前であればインパクトで簡単に緩んでくれます!
サービスマニュアルを見てみると、高トルク箇所は次の4つです。
・フライホイール
・ドライブギア
・カウンターシャフト
・クラッチハウジング(もちろん先にクラッチ板は外します。)


使うのはこいつ、アストロさんで購入した電動インパクトです。これ何がすごいって最大トルク510Nmです。
もう一度言います。
510Nmです!
最強クラスのトルクなので、こいつで緩まないものはない!と思います。その代わり4kg弱の重さなので、ここ一発のときしか登場しませんが・・・

はい、サクッと緩みました。
次は腰上です
シリンダヘッドおよびシリンダは至って普通の手順です。
まずはカムチェーンギアがあるカバーを外して、カムギアを取っ払います。

カムチェーンがフリーになったところで、シリンダヘッドとシリンダのボルトを外して、
あとはヘッドとシリンダを外すだけです。※上死点は合わせておきましょう
お次はシリンダヘッドの分解です。
カムシャフトを引き抜いた後アームを保持しているピンを抜くんですが、これがかなり曲者・・・たぶん一番苦労しました
こんな感じのボルトと適当なソケットを使って、気合で引き抜きました。



最後にバルブを外します。こんな感じの専用工具(バルブスプリングコンプレッサーだったかな?)を使います。


はい・・・やっと腰上の分解が終了です。

エンジンってバラす前は「やったるぞ!」って気合が入っているんですが、日にちが経つにつれてだんだん触るのが億劫になりますよね。え?私だけ?
まぁここまできたら腰下も分解してピカピカエンジンにしたいと思います!!
次回は腰下編です!
今回の様子はYoutubeにもアップしましたのでよかったら見てください!