最近心が汚れているので洗いたいです。
こんにちは!MOTOZIPのけんです!
今回はオフローダーがやっているガチの洗車を紹介します。
通常の外装に水をかける洗車では汚れが落ち切らないので、私は1年に1度本気の洗車をしています。
コレを「ガチ洗車」と呼んでます。
当然、オンロードしか乗らない人でも応用できるので、自己流ですが紹介したいと思います!
オフ車ってどのくらい汚れるの?

常に泥を巻き上げながら進みます。時には地面に刺さることも!
オフ車の汚れ方は、オンロードだけで利用しているバイクと比べると異質です。
※私のバイクはWR250X(モタード)なので、本来オンロードバイクなのですが、オフロードホイールを履かせて泥や砂、時には水溜りの上を走らせています。
外装はもちろん、隙間という隙間に砂が入り固着するんです。
乾いて時間が経つと落とせなくなるので、オフロード走行の直後はなるべく洗車して帰りますが、それでも汚れは蓄積していきます…。

オフ走行後の洗車。横に倒して洗うツワモノもいます!
バイクガチ洗車のやり方!
ガチ洗車は大きく6ステップ(!)に分けられます。
…あ、めんどくさいって思いましたか?
いまバイクへの愛が試されてますよ!笑
- 外装全外しでの、外装表裏水洗い
- 外装で隠れていた部分の洗剤洗い
- 外装で隠れていた部分で濡らせない箇所の拭き洗い
- 固着した箇所のブラッシング
- 手が届かない箇所、下回りの高圧洗車
- ワックスがけ
いや、自分で書いといて言うのもなんですが、
めんどうくさい。
お店に任せたいですが、バイク屋に頼んでもこんなことしてくれません。
そう、いま貴方は愛を試されています。証明するのです!愛を!
丁寧な洗車にはたくさんのメリットがありますよ!
- ほっとくと腐食するような汚れが落ちるので、バイクの寿命にも直結する
- 細部まで見るのでネジの緩みなどの異常を見つけやすい
- 愛車が見違えるように美しくなるので気持ち良い!(一番大事)
では、方法を細かく説明してきます!
1. 外装全外しでの、外装表裏水洗い

丸裸にしたWR
まず、外せる外装は全て外しましょう!
理由は2つあります。
- 外装の裏側まで洗いたいため
- 次の工程で外装に隠れた箇所を洗いたいため
殆どの人の普段の洗車って、外装の上から水を掛けて洗うだけだと思います。
実はそれだと汚れの一部、外から見える部分しか汚れが落ちていません。
しかし、砂は舞いますし、雨水が垂れて乾くため、少なからず裏側にも汚れは溜まっているはずです。
1年に1度はコレを洗い流しましょう!

外装は纏めて家の中へ!
外した外装は家の中で手洗いします。

ベランダで手洗い!裏側まで隅々洗います!
ベランダがない人はお風呂を使うと綺麗に洗い流せます!(お風呂掃除も必須ですが…)
2.外装で隠れていた部分の洗剤洗い

外装で隠れている部分、意外と汚れています。
外した外装で隠れていた箇所で、洗剤を掛けられそうな場所は霧吹きで洗剤を掛けて洗いましょう!
電装系が絡まっていない箇所は洗剤を掛けて洗えると思います。

魔法の洗剤うなぢるをかけて洗う!
不安なら3.の拭き洗いをした方が良いです。
洗剤を流すときに水をかけると、垂れて電装系が壊れそうなので私は細かく水拭きしています。
泥汚れは拭き洗いより、洗剤で溶かしたほうがよく落ちるので、可能な限りこちらで掃除しています。
3. 外装で隠れていた部分で濡らせない箇所の拭き洗い

汚れててもコネクタ類が多くて濡らせない部分が…
2.で洗剤が掛けられない場所は、洗車用クロスで拭いていきます。
※私はバイク用品店で300円10枚入りくらいの安いものを愛用しています。

洗車用クロスで拭き洗いをしましょう!
特に外装で隠れていたフレームやエアクリーナーボックスなどは、入り込んだ埃や砂が多いです。
手の届かない箇所は、割りばしなどにクロスを巻き付けて擦ると効果的です。
4. 固着した箇所のブラッシング

濡らしてブラシで擦ると汚れが浮きます!
足回りのブレーキキャリパーやキャストホイールのスポークなど、泥や砂が付いた部分をブラッシングします。
私はバイク用品店で売っているブラシセット(柔らかめ~堅め)に加えて、100円均一のコップ用ブラシなど、細かいところに届くものを使っています。
家庭の水道で落としきれない箇所も、ここでブラッシングして汚れを浮かせておけば、5.の高圧洗車で洗い流せます!
5. 手が届かない箇所、下回りの高圧洗車

最後はコイン洗車場で洗車!
「え?バイクってコイン洗車場で洗っても良いの?」と思うかもしれませんが、禁止されていなければ大丈夫です!
たまにバイクを禁止しているところもあるので、入り口の注意書などに注意してください。
※外装の色がさらっと変わりましたが、本筋とは違うのでお気になさらず!
6. ワックスがけ

最後の仕上げはワックス、コーティング!
私はワコーズのバリアスコートというコーティング剤を使っています!
驚くほど輝いてくれます!
7. 動画もあります
お世話になっていたバイク屋が潰れてしまいました…。
仕方がないので自分で一年点検をしています。
まずは異常個所の発見も兼ねて、徹底洗車からしています!
8. 洗車した後のツーリングは最高だぜ…

仕上がりは隣のバイクが映るくらいの輝きに!
バイクが綺麗だと気持ち良いですね!
いつも撮っているはずの自分のバイクを、改めて撮りたくなっちゃいます。
特に、ここまでの洗車をした後は、いつものツーリングが何か特別に感じたりしちゃいますよ!
ぜひ試してみて下さい!