こんにちは もうちょっとオシャレな感じのライターになりたい いちこです。
今回も汗と油にまみれながらセローのレストアの続きをやっていきます。
さて、今回はフロントフォークの分解編です。
車両紹介の時にもお見せしたと思いますが、フロントフォークがかなり汚い&錆がひどいのでお手入れ必須です。

というわけで気合を入れて分解していきます。オーバーホールくらい1日でやれよという声も聞こえてきそうですが、素人は分解だけで1日を終えるのです( ・´ー・`)
分解スタート!
フロントフォークの構造はオーソドックスな正立タイプです。詳しい構造なんかはwikiなんかで読んでみてください。
基本的にはアウターチューブ、インナーチューブ、スプリング、ロッドが主たる構成部品ですのでそれらを外していきます。
まずはロッドがとまっているボルトを緩めます

万力で掴んで、スピンドルで六角ボルトを緩めます。
次はトップキャップを外します。

外すとボルトキャップが出てきます。セローさんは空気圧で多少サスペンションの固さ調節ができるらしく、空気入れバルブがついてます。
そしてこのボルトキャップを外すわけですが、これが非常に大変。
これ自体インナーチューブにハマっているCリングに引っかかっているんですが、このキャップを押し下げながら、Cリングを外すということをしないといけないわけです。

こんな感じで気合で押し下げつつ、精密ドライバーでCリングを取ります。※20分くらい格闘しました。

はい、取れました。目が死んでますね。キャップを外すとスプリングが飛び出てきます。

中のフォークオイルを排出します。
オイルを出したらダストシールを外します。マイナスドライバーで簡単に外せます。

最初に緩めておいたボトムのボルトを外したら、インナーチューブを引き抜きます。
ボトムのボルトは供回りすることがあるので、適当な棒で回り止めするか、スプリングを入れて押さえつけて回すと取れます!

気合で引き抜きます。男の人なら楽勝でしょうが、非力マンいちこには重労働でした。

やっと取れたころには疲弊して意図せず変顔しています(デフォ)
あとはアウターチューブにはまっているオイルシールを外して終了です。

ヒートガンで熱しておくと外しやすかったです。
取れるとこんな感じです。

なかなか汚いですね。
分解終了!

よっ寿司三昧!みたいなポーズをとっていますが、なんとか終わったことを意思表示したかったです。
分解したものの結構汚いので洗浄だけやってしまいます。
パーツクリーナーなどを使ってもいいのですが、余っている灯油で洗います。灯油は結構洗浄力高くておすすめです!

組み立てまでにやること
さて分解洗浄が終わったのですが、アウターチューブは汚いしインナーチューブは錆だらけでとてもこのままは組めませんので
アウターチューブはサンドブラスト&塗装、インナーチューブは新品購入か再メッキしてから組んでいきたいと思います。
次回あたりでホイール分解をしたら塗装、組み立てに入っていけるかなと思います。
もうすぐ折り返し地点なので引き続き頑張っていきますよー!!