セロー225 フルレストアに挑戦#6 (フロントフォーク分解編)

こんにちは もうちょっとオシャレな感じのライターになりたい いちこです。

今回も汗と油にまみれながらセローのレストアの続きをやっていきます。

さて、今回はフロントフォークの分解編です。

車両紹介の時にもお見せしたと思いますが、フロントフォークがかなり汚い&錆がひどいのでお手入れ必須です。

というわけで気合を入れて分解していきます。オーバーホールくらい1日でやれよという声も聞こえてきそうですが、素人は分解だけで1日を終えるのです( ・´ー・`)

分解スタート!

フロントフォークの構造はオーソドックスな正立タイプです。詳しい構造なんかはwikiなんかで読んでみてください。

基本的にはアウターチューブ、インナーチューブ、スプリング、ロッドが主たる構成部品ですのでそれらを外していきます。

まずはロッドがとまっているボルトを緩めます

万力で掴んで、スピンドルで六角ボルトを緩めます。

次はトップキャップを外します。

外すとボルトキャップが出てきます。セローさんは空気圧で多少サスペンションの固さ調節ができるらしく、空気入れバルブがついてます。

そしてこのボルトキャップを外すわけですが、これが非常に大変。

これ自体インナーチューブにハマっているCリングに引っかかっているんですが、このキャップを押し下げながら、Cリングを外すということをしないといけないわけです。

こんな感じで気合で押し下げつつ、精密ドライバーでCリングを取ります。※20分くらい格闘しました。

はい、取れました。目が死んでますね。キャップを外すとスプリングが飛び出てきます。

中のフォークオイルを排出します。

オイルを出したらダストシールを外します。マイナスドライバーで簡単に外せます。

最初に緩めておいたボトムのボルトを外したら、インナーチューブを引き抜きます。

ボトムのボルトは供回りすることがあるので、適当な棒で回り止めするか、スプリングを入れて押さえつけて回すと取れます!

気合で引き抜きます。男の人なら楽勝でしょうが、非力マンいちこには重労働でした。

やっと取れたころには疲弊して意図せず変顔しています(デフォ)

あとはアウターチューブにはまっているオイルシールを外して終了です。

ヒートガンで熱しておくと外しやすかったです。

取れるとこんな感じです。

なかなか汚いですね。

分解終了!

よっ寿司三昧!みたいなポーズをとっていますが、なんとか終わったことを意思表示したかったです。

分解したものの結構汚いので洗浄だけやってしまいます。

パーツクリーナーなどを使ってもいいのですが、余っている灯油で洗います。灯油は結構洗浄力高くておすすめです!

組み立てまでにやること

さて分解洗浄が終わったのですが、アウターチューブは汚いしインナーチューブは錆だらけでとてもこのままは組めませんので

アウターチューブはサンドブラスト&塗装、インナーチューブは新品購入か再メッキしてから組んでいきたいと思います。

次回あたりでホイール分解をしたら塗装、組み立てに入っていけるかなと思います。

もうすぐ折り返し地点なので引き続き頑張っていきますよー!!