アラフォーライダー視点の東京モーターショー2019

今年は二年に一度のモーターショーの年!こんにちはワールドウォークの番頭さんです。

10月24日~11月4日まで東京ビッグサイトからお台場エリアを会場にして開催されます。

メイン会場になっている東京ビッグサイトの東展示場が工事中なのでお台場エリアも使っている模様です。

10月23日はプレスデーなので、早速アラフォーライダー視点で取材してきましたよ!

見どころのポイントは三つ

今回バイクメーカーで出店しているのは国内メーカーの他にaideaという新しいメーカーを加えて5社。

この5つのメーカーブースを取材してお伝えしたいテーマを3つに絞りました!

ワールドプレミア(世界初公開)、EV、クラシックです。

ワールドプレミア(世界初公開)

東京モーターショー2019で始めて公開される車両をまとめました。

CT125

CT125

CT125

スーパーカブをベースにしてオフロードのテイストを加えたCTシリーズ。通称ハンターカブ。

2012年まで海外で販売された同車の後継モデルはクロスカブだと思われていましたが、正式にCTシリーズが復活するようです。

ブロックタイヤにアップタイプマフラー、大型リアキャリアはデュアルパーパスのイメージを強くしています。

ベースモデルになっているのはスーパーカブC125だと思われますが、リアもディスクブレーキ化されているのも見逃せません。

ヘッドライトはLED!スーパーカブシリーズで採用されているデザインとは異なる

ヘッドライトはLED!スーパーカブシリーズで採用されているデザインとは異なる

ウインカーもLED。独特の4灯デザインを採用している

ウインカーもLED。独特の4灯デザインを採用している

Ninja ZX-25R

Ninja ZX-25R

Ninja ZX-25R

現在の250ccラインナップには存在しない4気筒エンジン搭載車両。

カワサキが新型の並列4気筒エンジンを搭載したスーパースポーツバイクを発表しました。

スペック面は発表されている情報が少ないのですが、トラクションコントロールとパワーモード、クイックシフターなど

電子制御も盛りだくさん!

レッドゾーンは1万7千回転から。2万回転までメーターは刻まれています!

レッドゾーンは1万7千回転から。2万回転までメーターは刻まれています!

腹下に膨脹室を抱えてサイレンサーは超小型化させる流行のデザイン

腹下に膨脹室を抱えてサイレンサーは超小型化させる流行のデザイン

Z H2

Z H2

Z H2

現在のカワサキ主力商品はフルカウルスポーツの「NINJA」シリーズとネイキッドスポーツ「Z」シリーズ。

NINJAシリーズのフラッグシップ機として君臨しているのがスーパーチャージドエンジンを搭載したNINJA H2です。

NINJA H2には日常域での使い勝手を向上したNINJA H2 SXというモデルがありますが、ネイキッドスポーツの特性上

ベースになっているのはこちらと思われます。

今までのZシリーズとはイメージが異なるヘッドライト

今までのZシリーズとはイメージが異なるヘッドライト

通常はエンジンにスーパーチャージャーを後付けする形になるが、カワサキは同時開発してスーパーチャージドエンジンとした

通常はエンジンにスーパーチャージャーを後付けする形になるが、カワサキは同時開発してスーパーチャージドエンジンとしています。

トリシティ300

トリシティ300

トリシティ300

近年ヤマハが力を入れているLMW(リーニングマルチホイール)。

参考出品とは言え、細部までかなり作りこまれていたので市販される可能性はかなり高そう。

ブルーコアエンジンを搭載している事からエンジンはXMAXと共通っぽい。

足元のレバーの用途が気になる・・・チルトロックかな?

足元のレバーの用途が気になる・・・チルトロックかな?

スマートキーのシステムもXMAX用を流用しているように見える

スマートキーのシステムもXMAX用を流用しているように見える

W800

W800

W800

カワサキのネオクラシックバイクW800。

一度は排気ガス規制に対応できずカタログ落ちしたものの、今年の2月に規制をクリアした

W800ストリートとW800カフェの2台をリリース。

最大の変更点はリアブレーキのディスク化とフロントホイールの18インチ化でした。

Wシリーズはこの仕様でいくのかなと思っていた矢先にW800の発表。

しかもこのモデルはフロント19インチを採用しているのです。

3バリエーションとなったW800シリーズ。ユーザーとしては選択の幅が広がったのはありがたいところです。

EV

時代は徐々に電動化の流れになっています。その中でも特に商業車両は電動化の波が加速している印象があります。

ジャイロE

ジャイロE

ジャイロE

デリバリーなどで使われる事の多いホンダの3輪スクーター「ジャイロシリーズ」。

ホンダと日本郵便が郵政カブの電動化に向けて歩みはじめていますが、オシゴトで使われるスクーターの代表格とも言える

ジャイロシリーズにもEV化の波が押し寄せました。

ジャイロシリーズは現在ジャイロX・キャノピーの2バリエーションとなっていますが、ジャイロEは過去にラインナップされたジャイロUPのように見えます。

ベンリィE

ベンリーE

ベンリィE

50ccビジネススクーターの代表格ベンリィにもEVバージョンが登場。

現在ヤマハのビジネススクーター、ギアはホンダからベンリィの車体をOEM供給されています。

そうなると近い将来、ベンリィだけでなくギアもEV化するかもしれません。

フロント回りはジャイロEと同じ構成になっているように見えます。

E01 ・E02

E01

E01

E-02

E-02

モーター出力が125cc相当のE01と50cc相当のE02。

E01は急速充電にも対応しています。

テレビ番組でE-VINOが注目されたヤマハ。次世代の電動スクーターはデザインも未来的です。

AA-CARGO

AA-Cargo

AA-Cargo

イタリアでデザインされ日本で生産されるaidea。9月20日付けで設立された新しいブランドです。

AA-CARGO V2Hは車両区分は原付一種カテゴリ。連続航行距離は160kmと驚異的です。

充電は200Vの交流、直流どちらでも可能でバッテリーに蓄えた電気をV2H(ビークルトゥホーム)対応機器を使う事で自宅でも使用する事が可能です。

クラシック

ホンダとカワサキは往年の名車を展示しました。

カワサキ 500メグロK2  650-W1

500メグロK2

500メグロK2

650-W1

650-W1

今回ワールドプレミアとしてW800が発表される背景からかカワサキの伝説的な名車、クラシックバイクの元祖とも言える500メグロK2と650-W1の二台が展示されました。

650-W1の登場は1966年。さすがにピカピカの状態で残っている車両を見る機会も減ってきているので、伝説のクラシックバイクを見るチャンスです。

歴代CBシリーズ

DREAM CB750FOUR

DREAM CB750FOUR

CB750F

CB750F

BENLY CB92 SUPER SPORT

BENLY CB92 SUPER SPORT

CB1000SF

CB1000SF

近年ホンダからリリースされるバイクで「CB」の名前を持つバイクが増えてきた事からかCBシリーズの展示が行われています。

旧車ファンの圧倒的な人気を誇るDREAM CB750FOURやCB750Fは必見です。

Z1・Z2のシリンダーヘッド

Z1・Z2のシリンダーヘッド

Z1・Z2のシリンダーヘッド

ホンダのネイキッド伝説的な旧車がCB750ならカワサキはZ1・Z2。

そのZ1・Z2用のシリンダーヘッドが再販されるというニュースが今年の3月にアナウンスされ秋頃発売とのことでしたが

いよいよカウントダウンに入ったようです。

ライダーにとっても最高に楽しめる東京モーターショー2019

ハーレーもBMWもトライアンフも出店していませんが控えめに言っても最高のモーターショーでした。

ワールドプレミアも多いし、ジャパンプレミア(日本発公開)も沢山あったので強烈に楽しめました。

  • 排気量がアップして電子制御が増えたアフリカツインシリーズ
  • PCX150ベースのクロスオーバーADV150
  • 新型油冷エンジン搭載のジクサー250
  • ついに日本でも販売されるYZF-R1
  • 唯一のビッグオフとなるテネレ700
  • LMWテクノロジーを採用した新しいコミューター MW-VISION
  • カワサキの スポーツオフロード四輪 TERYX KRX1000

ちょっと箇条書きにしただけで盛りだくさんです。

四輪系のメーカーさんのブースも最高にエキサイティングです。

特にトヨタのブースなんか車両が展示されてないんですよ。始めはなんの冗談なのかと思いました。

イベントも盛りだくさんで子供が楽しめるコーナーも沢山あったので、一般公開日に嫁と子供も連れて行きたいと思います!

以上アラフォーライダー視点の東京モーターショー2019年のイベントレポートでした。

近日中にバイク女子目線のイベントレポートも公開予定なのでお楽しみに!

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