ホンダのモーターサイクルショー2020ブースを完全再現!CB-Fコンセプトが超格好よかった件

刻々とコロナウィルスを取り巻く環境が変化していますがMOTOZIPではこんな時こそ少しでも「楽しい」を読んでいただいた方にお届けできるように運営していきたいと思います。こんにちは、ワールドウォークの番頭さん相京です。

感染拡大を防ぐために様々なイベントが開催を見送っていますがバイク業界で言えばモーターサイクルショーが中止になってしまいました。当日来場者のために準備を進めていた人のことを考えると心が痛みますが、ホンダは展示するはずだった内容を再現しウェブ上で見れるようにする「ウェブモーターサイクルショー」を開催しました。

無観客で展示を再現したわけですが取材する機会がありましたので、たまたま上京していたMOTOZIPライターのあおちゃんと一緒に行ってきました♪

プレスカンファレンスも行われました

普通のプレス向けイベントなら絶対にこんな写真は撮れません

普通のプレス向けイベントなら絶対にこんな写真は撮れません

取材は時間帯を1部と2部に分けており参加しているメディアもごく少数でした。入り口では検温が行われアルコールで手を除菌して入場です。

※この後撮影のために一時的にマスクを外した写真が掲載されますが、本イベントではマスクの着用が義務付けられており撮影の際のみ外しています。

加藤社長が登壇されました

加藤社長が登壇されました

通常のモーターサイクルショーでは初日にプレスしか入れない時間帯を設け各メーカーの代表が演説を行う時間があります。新しい車両の紹介やモータースポーツへの取り組みといったことまで10分~20分程度かけて説明して頂けます。今回のウェブモーターショーでもプレス向けに加藤社長からお話がありました。

「モーターサイクルショーのホンダブースにようこそ」このセリフは毎年話の初めにおっしゃる一言。いつもは大勢のプレス関係者が押しかけ撮影するのも大変な状態なのですが中央の舞台にメディアが集中する時ですら隣との間隔は充分に確保されていました。

ワールドプレミアでCB-Fコンセプトがアンベール

往年の名車CB750F,CB900Fをオマージュしたデザインです!

往年の名車CB750F,CB900Fをオマージュしたデザインです!

今回のウェブモーターショーの目玉はワールドプレミア(世界初公開)となるCB-Fコンセプト。

モノバックボーンフレームとアルミの片持ちスイングアーム、直列4気筒の1000㏄エンジンを採用しているのでベース車両はCB1000Rと推定されます。

ここ数年はカワサキがZ900RS、スズキがカタナをリリースするなど数ある名車の中でも「伝説級」が復活していますが、ホンダも続けとばかりに伝統のCBシリーズの中でも人気の一台をコンセプトモデルとしてリリースしてきました。これは絶対に市販してほしい!

テールのデザインがクラシックです

テールのデザインがクラシックです

タンクの形やグラフィックがCB-Fを感じさせます

タンクの形やグラフィックがCB-Fを感じさせます

VFR750Rのリフレッシュプランが発表!

VFR750R(RC30)のリフレッシュプランも発表!

VFR750R(RC30)のリフレッシュプランも発表!

絶版となってしまったパーツの再生産に関してはNSR250など前例がありますが、今回発表されたのは「お客様の愛車をベストコンディションに維持するプログラム」その名もリフレッシュプランです。部品の再生産はもちろんですが、新たに設立されるモーターサイクルリフレッシュセンターに車両を預けるとVFR750Rをベストなコンディション仕上げてくれるとの事。価格やリフレッシュ内容が気になるところですが、こちらは5月下旬ごろに公開されるとの事でした。

RENTOTOが1年ぶりに新作を発表

あおちゃんに着せたらブカブカでしたw

あおちゃんに着せたらブカブカでしたw

ホンダの女性デザイナーが作ったアパレルブランド「rentoto」。去年は新作の発表がありませんでしたが、今年は大人気のレブルとのコラボモデルを発表です。男性用のLサイズのみ展示されていたので一緒に行ったあおちゃんに着せてみましたがブカブカでした。今度レブルと一緒に借りてみたいと思います。

天気の子に登場したピンクのスーパーカブ110はレンタルバイクで

天気の子に登場したピンクのスーパーカブ110

天気の子に登場したピンクのスーパーカブ110

僕はまだ見ていないのですが、映画「天気の子」にはピンクのスーパーカブ110が登場するそう。映画を見たパートさんの話によれば「とても良い場面で登場する」のだとか。ヘルメットも車両と共に展示されていました。めちゃくちゃ可愛かったですよ♪

なおピンクのスーパーカブ110は今後スタートされるホンダGOバイクレンタルでのみ借りることができるのだそう。

ホンダ×クシタニのレザージャケットが超格好いい!

EXALITO レザージャケット

EXALITO レザージャケット

僕ね、、、先日ちょーーー悩んでレザージャケットを購入したのですよ。クシタニの「シングルジャケット」という製品なのですが、このコラボジャケットが販売されるのを知っていたら、こっちを買っていたかも。というぐらいかっちょいいです。EXALITO レザーってのは僕が持っている「シングルジャケット」にも使われている革の事で、なんとレザーなのに水を弾いちゃうのです。僕も試着してみたのですが、シングルジャケットより少し細身な感じがしました。

ハンターカブは欲しいの一言

僕もあおちゃんも欲しい!連発でした

僕もあおちゃんも欲しい!連発でした

つい最近まで「クロスカブがメチャクチャほしい病」にかかっていたのですが訂正です。「ハンターカブがメチャクチャほしい病」にかかってしまったようです。

「これ絶対に欲しいですよね!」「これ絶対に欲しいやつだ!」と二人であほみたいに「欲しい」を連発していました。規格外にでっかいリアキャリアにアップタイプマフラー。釣りやキャンプに活躍すること間違いなし!

アフリカツインは新型になって乗れる人が増えた

シート高が下がったことで乗れる人は確実に増えた

シート高が下がったことで乗れる人は確実に増えた

年越し宗谷や海外でのバイク走行など、超アグレッシブな一面を持つあおちゃん。アフリカツインは気になる存在だったようですが、シート高が高いので乗れないと決めつけていたようです。ですがモデルチェンジによってシート高は830㎜まで下がり、調整すれば810㎜にすることも可能に。

先日MOTOZIPのインプレッション担当、rurikoちゃんも新型アフリカツインに試乗しましたが「走り始めちゃえば快適」との事でした。女性にとっては起こすのが一苦労ですが、車体が軽くなりシート高が下がったことで「乗れる人」は確実に増えました。

Rの数は早さの証

久しぶりにフルモデルチェンジしたCBR1000RR-R

久しぶりにフルモデルチェンジしたCBR1000RR-R

フルモデルチェンジを果たしたCBR1000RRはRが一つ増えてCBR1000RR-Rに。キャッチコピーはtotal control for the track。以前からキャッチコピーにはtoral controlが使われていましたが、for the track「サーキットで」が追加されたことで更にスパルタンな仕様になりました。

大人気レブルもモデルチェンジだよ!

レブルもモデルチェンジしてます

レブルもモデルチェンジしてます

250㏄の販売台数ではCBR250RRでもニンジャ250でもなく、レブル250が一番なのだとか!人気に後押しされ灯火類がすべてLEDに。

S Editionが追加に

S Editionが追加に

ウインカーもLEDに!

ウインカーもLEDに!

「僕は」ホンダの姿勢に共感したい

CB-F市販してほしいなぁ!

CB-F市販してほしいなぁ!

今回ウェブモーターサイクルショーを行うことに関してホンダの社内でも賛否両論あったそうです。「ライダーの皆さんに楽しんでもらうためにモーターサイクルショーの準備をしてきた。こんな時だからこそ楽しんでもらいたい」これは現場にいたスタッフの一言。今回ウェブモーターサイクルショーを開催したことやメディアの取材を許可したことなどに対して一定数の批判があることも承知の上だと思います。

今回のイベントに関してはコロナ対策は完ぺきだったと思います。マスク着用の義務付けや2部制、来場者数の制限、検温やアルコール消毒。展示車両もまたがれる状態ですが頻繁にアルコールで拭いていました。

ですが今は何が正解かわかりません、下を向いてしまいがちな今だからこそ最大限安全に配慮したうえで情報発信の機会をくれたホンダさんには感謝しています。バイクは電車やバスと違い濃厚接触のリスクが低い移動手段です。今だからこそバイクの魅力を発信していきたいと思います。

ウェブモーターサイクルショーをあおちゃんが動画でも紹介してくれています!