こんにちは、ワークマン神のワールドウォーク番頭です。
バイクは転べば怪我をする乗り物。
そのため長らく二輪業界では様々な団体が安全に対しての啓蒙活動を行っています。
僕がアンバサダーを務めるワークマン製品がライダーに受け入れられて久しいですが、正直に言って転倒した際の防御力は皆無。
転倒時の事を考えればプロテクターを入れたいところですが、作業着がベースとなっているワークマンウエアは対応していません。
そうなると、ジャケットの下にプロテクター入りの服を着るっていう選択肢があります。
夏用のメッシュジャケットをインナープロテクターとして使っているという知人もいますが、二つ問題があります。
1:そもそもインナーに着るように作られていない
メッシュジャケットはアウターなので、ミドルレイヤーとして着用するようには設計されていません。そのため重ね着した際に動きにくくなってしまう事も。
2:夏に快適に着用することを前提なのでプロテクターがソフトタイプ採用が多い
夏場に使う物なので通気性重視でプロテクターがメッシュ構造、素材もソフトタイプが採用されています。防御力と快適性がバランスされているとも言えますが、夏以外に使うなら更に防御力の高いプロテクターを使いたいところ。
上記二点の理由からメッシュジャケットを夏以外に使うなら、春や秋にインナーに風を通さない素材のミドルレイヤーを着用して使うのがおススメ。メッシュジャケットをインナープロテクターとして使うのは得策ではありません。
そこでお勧めしたいのがジャケットの下に着用することを想定して作れれているプロテクター入りインナーです。
アーマーシャツというカテゴリ KNOX アーバンプロ

KNOX代理店のJAPEXさんから、お借りしました。
最近少しずつプロテクター入りのインナーが増えてきていますが、KNOXが1994年から発売して進化し続けているのがアーマーシャツ。
そして今回お借りしたのが2019年にリリースされた「アーバンプロ」です。

シルエットはかなりタイト
肩、肘、背中にプロテクターが標準装備で、胸部も追加可能。
シルエットはかなりスッキリしていてタイト。
僕は普段ジャケットもインナーもSサイズを着用していることが多いですが、アーバンプロはMサイズでピッタリでした。

触るとプニプニしている
プロテクターにはKNOXが独自開発したMICRO LOCKが採用されていて、普段は柔らかく衝撃時に硬くなるのが特徴です。
特に肩から肘にかけてはプロテクターに覆われている部分が多くタイトシルエットですが、動きやすかったのはMICRO LOCKの恩恵。
プニプニなのにヨーロッパの安全基準CE規格で最高ランクのレベル2が認定されています。すげぇ。
夏場はメッシュジャケット代わりにも使える!

メッシュ部分が多いので走ると風が抜ける
耐摩耗特殊生地を採用していて、表面は殆どメッシュなので通気性抜群。
夏はメッシュジャケットの代わりに使っても良さそう。

男らしい逆三角形シルエットに
ジャケットとして使うなら携帯とか入れるファスナー付きのポケットが欲しいところですが、胸の部分のポケットには大型化してきているスマホを収めるのは厳しそう。
ただ、背中の裾部分にもポケットが付いていて、こちらは広めなのでスマホどころかグローブぐらいなら入っちゃいそう。
ピッタリのジャケットを上から来てみる

イージス防水防寒スーツSサイズ
上からイージス防水防寒スーツSサイズを着てみました。
イージスはMサイズまでは比較的ユッタリしたシルエットなのに対して、後から追加されたSとSSに関してはタイトになっています。
肩プロテクターの分、肩幅は広く見えますが、着用していても動きにくくはありませんでした。
ストレッチ性のあるジャケットやユッタリとしたシルエットのジャケットの下に着るなら全く問題なさそうです。
おススメは胸部プロテクタ―も追加して使ってもらいたい
あってはならない事ですが、バイクの死亡事故の際に頭部に続いて致命傷になるのは胸部なんだとか。
そのため、ここ数年バイク業界としては胸部プロテクターの装着を推奨しています。
アーバンプロには胸部プロテクターがついていませんが、オプション品として用意されていて追加することが可能です。
ワークマンイージスのような作業着やアパレルメーカーのジャケットの下に着用するだけで手軽に防御力アップできますので、バイクの乗る時も色々なアウターを楽しみたい!というオシャレ番長には文句なしにお勧めですよ♪