MOTOZIPをご覧の皆さん、こんにちは!あおです。
今年はテントを買う!!と意気込み、最近いろんなテントをインプレさせていただいてます。
さて、今回はクラウドファウンディングで話題になったUJackのワンポールテント「Serpent」を試してみました!
Twitterで半年ぐらい前に見かけて、見た目がすごく良い!と気になっていたテントだったのです。
「極上のソロキャンプを求めて新開発」のキャッチフレーズもすごく気になる。
ソロキャンプをメインでやっているので、これは試して見たい!とさて、その使い心地は?インプレしていきます♪
バイクに積める、ことは積める

大きい・・・!
届いた荷物の箱の大きさを見てビックリ!!
テントの収納寸法は(長さ)58cm x (幅)24cm x (高さ)24cm、重さ8〜9kgとソロテントにしては大きめ。

いつものツーリングバッグ
普段使っているツーリングバッグに入れ・・・ようとしたけど入りませんでした(笑)
長さが60cm近くあるので入れられるツーリングバッグを選びそうです。

他のツーリングバッグなら?
こんなこともあろうかともう1つ持っているツーリングバッグに入れてみたら入りました!!
TANAXのキャンピングシートバッグの横を目一杯広げて使っています。
チェアーと机も一緒に入りましたが、他のキャンプギアや着替えなどを入れるスペースは無さそうです。寝袋どうしようかなぁ・・・

マットは残念ながらお留守番
専用のインナーマットもお借りしたのですが、こちらは積むのがなかなか厳しい・・・
今回は残念ですがお留守番してもらうことにします。
サイドバッグなどいろんなところへ荷物を振り分け、なんとかキャンプ用品の積載完了!!
大きいバイクなら積めますが、小さいバイクだと厳しいかも。バイクに積めることは積めますが、バイクや使うツーリングバッグを選びますね。
設営してみた!

フライシートから設営開始
面白いなと思ったのがフライシートから設営するんです!
今まで使ったことのあるどのテントもテント本体→フライシートの順だったので、これは初めてのパターンでした。
説明書が写真を白黒でコピーされたものなので非常に分かりづらかったです。文字も多いので、初心者の方は手間取るんじゃないかなと思いました。公式サイトにカラーでpdfが掲載されていたのでそれをカラーコピーして持参するのをお勧めします。この日はUJackの公式YouTubeに設営手順の動画があったのでそれを見ながら設営しました。
フライシートに6箇所ペグ打ちして、張り綱を4本つけます。

ペグ打ちが終わればフライシートを立ち上げます
思わず「広っ・・・!!」と声が出てしまうほど中の空間が広々しています。
ワンポールテントなので、立ち上げは一瞬です。ポールは物干し竿ぐらい立派なものでした!

届かない(笑)
フライシートを立ち上げたら、インナーテントを中に吊るしていきます。
そう!吊るすんです!頭頂部のY字ポールで固定している先端にフックが付いているのでそこにインナーテントのフックを引っ掛けます。
ただ、これが・・・届かない!!!私は身長160cmなのですが、背伸びしてもジャンプしてもフックに手が届きません。

手伝ってもらいました
同じMOTOZIPライターのさすライダーさんご夫婦とキャンプへ来ていたので手伝ってもらいました。さすライダーさんの身長は175cmで難なくフックを取り付けてくれました。身長170cm以下の方だと、ポールをずらすなどして工夫しないとインナーテントを引っ掛けるのは難しいです。

完成!!
インナーテントとフライシートをフックで固定し、貼り綱をペグ打ちしていきます。
ペグは合計で16本打ちました。ソロテントにしては数が多い方だと思います。
前室部分もポールで作れば完成!
撮影しながら、立て方を確認しながら、貼り綱をつけながらだったので1時間ほどかかりました。慣れれば20分かからずに設営できるかな?
使ってみた感想

すごく広くて天井も高い!
立てて改めて見るとやはり相当大きいです。キャンプと言うよりほぼグランピング!
他メーカーの4人用テントぐらいの質量はあります。まさに極上のソロキャンプを味わえますね。

前室もかなり広く、サイドも付いているので雨や風の日でもテントの中で煮炊きが可能です。
乗り入れ禁止のサイトでしたので、この日はバイクを入れることはできませんでしたが十分バイクも前室に入れられるほどスペースはあります。

2人は余裕で寝れます
ソロキャンプ向けとされていますが、2人どころか3人ぐらい寝れそうなほど中は広いです。しかもポールがインナーテントの外に来るようになっているので、中にいるときにはポールが邪魔になりません。中で立って着替えることも可能です。天井が230cm(カタログ値)と高いので、圧迫感はないです。

インナーテントはポリコットン素材
インナーテントはコットン素材でできているので、モンゴルのゲルの中にいるような温かみや安心感がありました。入り口も蚊帳になるし、テントに大きめの窓も付いているので風通しは良かったです。
ポリコットンのテントはオシャレで丈夫でシワになりにくく、風合いや通気性に優れているので最近人気が出ている素材です。雨を含みやすく、乾きづらいというデメリットもあります。
Serpentはフライシートがナイロン、インナーテントがポリコットンと素材を変えているので、外からの雨を弾き、中ではポリコットンの温かみを感じられるといいとこ取りしているのが特徴的です。
ただ、この日は風が強くフライシートとインナーシートがピタッと付いてしまい、インナーテントが結露で濡れました。コットンなので短時間で乾かすのは難しく、水分が染みてしまっていたのでカビなどが少し心配ですね。

前室は風を完全にシャットアウト
かなり風がきつい中、前室でコーヒーを淹れてみたのですが風除け効果がすごい!!
挽いたコーヒーの粉を全く飛ばすことなくコーヒーメーカーに入れることができました。前室の広いテントは雨や風があるときに非常に有利ですね。高い天井と広い前室の中で優雅に1杯を飲むことができました。
まとめ(メリット・デメリット)
キャンプツーリングに使うテントとして、一番の鍵はやはり大きさ!このテントのメリットデメリットはキャンパー(使う用途)によってハッキリ分かれると感じました。
野営的な、旅の宿泊の手段としてキャンプをするようなソロキャンパーには正直大きく感じると思います。高さも幅もあるので雨や風の日は特に一人で設営・撤収を行うのが大変かもしれません。バイクや積載に使うバッグもある程度大きいものでないと入りません。
逆にその大きさもグランピング要素を求める、居住空間の快適さを重視したり、映えを狙ったりするのならこのテントはメリットになります。まさに「極上のソロキャンプ」を楽しめると思います。見た目が格好いいですし、発売したてのテントなので他の人と被りづらいです。アウトドア初心者の彼女と初めてのキャンプ!できるだけ快適に過ごさせてあげたい!なんて時にいいのかもしれませんね(妄想ですが/笑)
キャンプツーリングで使うのならばバイクは2台以上。カップルやお友達と行かれる時に荷物を分散して持って行ったり、設営・撤収も2人以上でできる環境だと使えるテントなんだろうなという気がしました。
YouTube動画はこちら
UJackのSerpentを使ったキャンプツーリングの動画を作りました。
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