【防水バッグインプレ】タイヤから生まれたバッグ SEAL デザイナーズメッセンジャーバッグ

SEAL デザイナーズメッセンジャーバッグ

エースコンバット7を買いました!乗り物はバイク意外も好きです。
こんにちは、ワールドウォークの番頭さん相京です。

突然ですがバイクに乗る際のバッグはどうしていますか?僕は毎日バイク通勤なのですが雨の日もバイクなのでバッグは基本的に防水バッグを選ぶようにしています。

インターネットでも防水バッグの情報は溢れていて

「絶対にオススメの防水バッグ○○選」

「プロが選ぶお勧めの防水バッグ○○選」

といった記事が結構出てくるのですが、基本的に使ってみてオススメするという形ではなく、インターネット上の情報をまとめた記事がほとんどです。

また基本的にはアフィリエイトサイトなので楽天やアマゾン、ヤフーショッピングなどに出品されていないと紹介してもらえません。そのため「防水バッグ○○選」の記事は多々あれど同じような製品を紹介していて

「それインターネットで売れ筋の防水バッグ○○選やんけ」と一人突っ込みをしたくなるほど。

そこで10年間バイク通勤の僕が使ってみた防水バッグのインプレッションをお届けします。アフィリエイトリンクはありません(笑)

SEALの防水バッグの殆どはタイヤのチューブが原材料

SEALの防水バッグはタイヤチューブが原料。バイクのタイヤチューブじゃないよ

SEALの防水バッグはタイヤチューブが原料。バイクのタイヤチューブじゃないよ

今回紹介する製品は

メーカー:SEAL
製品名:デザイナーズメッセンジャーバッグ

です。

以前通勤で2年ほど使用していましたが今は少し仕様変更されています。ですが今回の記事用になんとSEALさんからお借りする事ができました。なので写真のバッグは今の仕様と思ってもらって大丈夫です。ちなみに僕が通勤で使っていたSEALのデザイナーズメッセンジャーバッグはヤフオクで売却済み。二年間使っていましたが意外に高く売れました。リセールバリューもグッド。

SEALの防水バッグのほとんどはトラックのタイヤチューブが原料になっています。ゴムがメインなので防水性能が高いのは当たり前。しかもチューブの柄は微妙に異なるのでバッグも表面の柄が製品毎に微妙に異なります。以前SEALの横浜店に行った事があるのですが、あるバッグを買おうとしたところ店員さんが同じバッグをいくつか出してきて柄を見せてくれました。デザイナーズメッセンジャーバッグを購入した際はインターネットで買ったのですがコダワリが強い人は店舗に行くのがオススメ。

背中にあたる部分などはゴムではなくナイロンですが2年間使って浸水した事は一度もありませんでした。

使い勝手もしっかり考慮された防水バッグ

収納の量も通勤なら充分

収納の量も通勤なら充分

SEALの防水バッグはタイヤチューブを使う事で高い堅牢性や防水性を兼ねているのはもちろんのこと、しっかりと使い勝手も考えられています。

僕が通勤でSEALのデザイナーズメッセンジャーバッグを使っていた頃はレインウエア上下、弁当、財布、携帯電話、ipadを入れて使っていましたが今回はミラーレス一眼レフと替えレンズ、予備のバッテリーが入ったカメラケース、三脚、財布、携帯電話、カメラの小物類が入ったポーチを入れてみましたがまだ容量には余裕がありました。ただ肩掛けのメッセンジャーバッグなのであまり沢山いれると肩が痛くなっちゃうかもしれません。

メイン収納部分には小物入れも

メイン収納部分には小物入れも

デザイナーズメッセンジャーバッグの大きさは

W500×H350×D150【mm】

メイン収納部分は比較的広い作りになっているのですが財布などを入れておける小物入れがついています。僕はこの部分にラウンド形状の長財布と小銭入れを入れましたがまだ余裕がありました。名刺入れを入れても良いかもしれません。

フラップで隠れる外側にも小物収納

フラップで隠れる外側にも小物収納

フラップで隠れるバッグ外側にも小物収納がついています。ジッパーは止水ファスナーになっています。ゴム製のフラップで隠れる上に水が入りにくい止水ファスナーなので自己責任にはなりますが携帯電話を入れるのも良いかも。僕も通勤時ここにまだ防水になっていなかったアップルのアイフォンを入れていましたが水没する事はありませんでした。

フラップにも小物入れ

フラップにも小物入れ

フラップにも止水ファスナーがついていて小物入れがあります。今回はスマートキーを採用したフォルツァに乗っていたので鍵はこちらに。僕が通勤で使っていた際にもこちらには家の鍵などを入れていました。フラップに隠れた小物入れに比べると防水性に不安はありますが2年間使っていてこちらも浸水した事がありませんでした。止水ファスナーもピンキリですがSEALが採用しているものは防水能力が高めです。

バイクの運転を邪魔しないように体に密着させることができる

簡単にフィット感を調整できる

簡単にフィット感を調整できる

メッセンジャーバッグの特徴はストラップを下に引っ張るとフィット感を調整できる事。バッグをしっかりと体に固定する事でバイク走行時にバッグがブラブラすることなく操作がしやすくなります。

後ろからみるとこんな感じ

後ろからみるとこんな感じ

しっかりとストラップをしめるとこんな感じになります。スーパースポーツバイクなどを運転する際にもバッグがしっかりと体に密着するので前傾姿勢をとっても運転しにくさはありません。ちなみにバッグとヘルメットの間にもある程度隙間がないと頭の自由度がなくなりますがデザイナーズメッセンジャーバッグなら問題無しです。

個人的にマイナスと思うポイント

この防水バッグは全く弱点がないというわけではありません。

1:素材にゴムを使っている為にナイロンのバッグに比べるとやや重め。個人的には堅牢性や防水性とトレードオフだと思っていますが重さが気になる人もいるかもしれません。

2:サブストラップがついていないこと。バッグ上側がフラップなので結構沢山荷物と詰め込む事ができのですが、あまり沢山荷物と詰め込むとしっかりとストラップをしめてもずれてくる事があります。それを防ぐのがサブストラップなのですが、SEALのデザイナーズメッセンジャーバッグには採用されていません。僕が通勤時に入れていた荷物量や今回取材で入れていたぐらいの荷物の量であれば気になりませんが、更に荷物を突っ込むとバッグのずれが多少気になるかもしれません。

バイク乗りなら是非一度は手にしてもらいたいSEALブランド

排気されるはずだったタイヤチューブが使われているエコなプロダクト

排気されるはずだったタイヤチューブが使われているエコなプロダクト

SEALの製品は廃棄されるはずだったトラックのタイヤチューブが使われているためバッグとして生まれ変わる事でCO2の削減に繋がっています。今回ご紹介したデザイナーズメッセンジャーバッグの場合は一個あたり1780gのCO2削減に繋がるとの事でした。

今回SEALのバッグをお借りするのに表参道の本社にご挨拶に伺ったのですが代表の堀池さんから少しお話をうかがう事ができました。会社員を辞めてSEALブランドを展開する株式会社モンドデザインを設立したそうですが、初めから「エコなプロダクトを作りたい」という思いがあったそう。

個人的にはECOな製品って「ECOだから」という理由ではなかなか購入に結びつきにくいと思います。ハイブリッドカーや電気自動車だって補助金や燃費の良さが購入に繋がるフックになっていると思うのです。

SEALの防水バッグはECOを押し付けるのではなく、タイヤチューブの優れた防水性や堅牢性をしっかりと魅力としてとりいれ、バッグ自体もオシャレなデザインと使い勝手の良さがしっかりと反映されています。実は現在はSEALのバックパックを愛用中ですが最近では帆布やパラシュートの素材を採用したコラボバッグも販売しています。

防水性、堅牢性、使い勝手に優れ、更にECOにも貢献できちゃうSEALのバッグ。是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか?ちなみに、、、チューブの加工は非常に難しいそうで日本の職人が一点一点作っているので大量生産はできないそう。購入するにはSEALのオンラインストアか直営店でのみ購入できるそうです。欠品も多いそうなので気に行った物があったら早めに購入した方が良いかもしれません。

※記事製作協力

株式会社モンドデザイン
SEAL デザイナーズメッセンジャーバッグをお貸し出し頂きました。また代表堀池様からコメントを頂きました。

株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
広報車両 FORZAをお貸し出し頂きました。

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