MOTOZIP読者のみなさま、こんにちは現在沖縄にて越冬中の旅人コニタンです!
昨年は夏〜冬の季節をまたいで、日本全国をバイクで駆け抜けているうちにあっという間に一年が過ぎてしまいました。

そんな中、とても重宝したウェアが2年前に購入したPOWERAGEさんの「ファーライダース」。どんな点が大活躍なのか、ぜひご紹介したいと思います!
街歩き〜ライディングまで使える安全且つシンプルなデザイン
私はヘリンボーンというグレーの柄を愛用していますが、元々スーツやジャケットに使われる柄とのこと。
他のライディングウェアにはない落ち着いた雰囲気がお気に入りです♪

というのも、ロゴや背中に柄が大きく入ったデザインは街で浮いてしまうことが多いと感じるのですがこちらのPOWERAGEさんは控えめ。

さすが「バイクを降りた後も街に溶け込むようにカッコ良く」というコンセプトをを掲げているメーカーさんだけあり、他のウェアもシンプルなデザイン・シルエットでアースカラーなどの落ち着いた色が多いです。

また、肩・肘・脊椎プロテクターも標準装備、胸部にもプロテクター用のポケットがあります。
標準で入っているプロテクターは柔らかめですが、自前のものと交換、もしくはPOWERAGEさんで取り扱っているPORON®プロテクターにアップグレード可能です。

※標準装備のプロテクター
3シーズンずっと使える!
季節の変わり目や、夜間と日中の気温差が激しい時など、体温調節がしやすいウェアは重宝しますよね!
このファーライダースは着脱式のインナーと襟にふわっふわのファーが付いています。

※身頃にファーが付いており、肩〜腕は中綿のみとなっているため動きやすいです。
そのおかげで3段階での体温調節が可能。
- 襟とインナーのファーを外した状態(暖かさ:低)
- インナーだけ装着した状態(暖かさ:中)
- 襟のファーをつけた状態(暖かさ:高)
このおかげで、3シーズン、真夏以外は大活躍です。ちなみに夏でも「肌寒い夏の北海道」「高地での急激な寒さ」の場合にはもってこいでした。
北海道ツーリングをしていたのは8月のお盆前だったのですが、阿寒湖周辺や宗谷岬ではストーブを焚いているような日(最高気温15度ほど)もありました。
そんな日は歩いていると気にならない風も、バイクに乗ると寒くてたまりません。ボアを外した状態で使用すると、次に説明する防風性能でちょうど良い体温を保つことができました。

※夏の曇天で肌寒い北海道はファーを外した状態でちょうど良いです。
また、寒さでは11月の長野県標高1200m地点にて、気温4度の中をこのファーライダースとユニクロのウルトラライトダウンを重ねて走行したのですが、手足の冷たさはあれど身体は暖かく、おかげで雄大な景色を楽しみながらツーリングを楽しむことができました。
高い防風防水透湿性能
防水・透湿・超撥水素材でできているので、走行中に急な土砂降りを数度経験したこともありますが中まで濡れず、乾くのも非常に早く感じました。

※不自然にテカテカした防水生地ではありません。
ファー部分は水を吸ってしまうので、肌寒い程度の季節なら、襟のファーを外して防風機能の恩恵だけでかなりあたたかく快適なライディングが可能です。
着脱式の襟とインナーのファーが大活躍!
寒い季節になると、走行中のヘルメットと首元の間からの風が首〜顔全体を冷やし、かなり堪えます。
このジャケットはマジックテープで襟を立てて閉じることができるので、ファーの厚みでヘルメットにも風が入らず、その暖かさは段違いです。
ネックウォーマーもいらないので、荷物も減らせます。
「B-3フライトジャケットのように襟を立てられるものが良い」というのが私のウェアを探す際の条件でもあったのですが、探してみると意外とファー付きの襟を立てて閉じられるウェアが少ないので、このファーライダースを見つけた時はかなりテンションが上がりました。

またインナーに関しては、外したインナーだけを別の上着で使い回すということも可能です。
バイクでのキャンプなど極端に荷物を増やせない時、焚き火ウェアの下にこのライダースのインナーを使い回すことで、バイクを降りても暖かく過ごすことが可能です。
体型に合わせて調整可能
脇腹、肘、手首にベルトやファスナー式のアジャスターが付いており、緩めたり締めたりできるので、様々な体型・着膨れしがちな冬でも合わせることができます。ジャケットが大きかったりすると、ついずれてしまう肘プロテクターの位置も、ベルトで合わせることができます。

また、ウエストにはずり上がりを軽減する裾ファスナーも付いており、ライディングの姿勢で苦しい時やウエストポーチなどが裾を窮屈にする時にサッと開け閉めすれば簡単に調整ができます。

使い方色々!左腕にポケット!
こちらのファーライダースはポケットが多いのも特徴です。
左右に胸ポケット、お腹にもポケット、スマホなどにちょうど良いサイズの内ポケットも1つ付いていますが、意外と重宝するのがこの左腕のポケット。


※胸とお腹に2つずつと、肩にポケットの計5つ外ポケットがあります。
使い方は色々ありそうですが、ちょっとした額のお金やクレカを入れると有料道路の料金所でもたつかず、コンビニ、ガソリンスタンド、街歩きで財布要らずとなり、とても便利でした!
さいごに

もっと早くに欲しかったなぁと今では後悔しています。笑
みなさんも、快適なバイクウェアで楽しく安全なツーリングライフを送りましょう!
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