MOTOZIPをご覧の皆さん、こんにちは!あおです♪
今年こそはテントを新調する!!と言いつつ、今年ももう半分過ぎました(笑)決められないですよ〜だってテントって本当に種類がたくさんあるし、それぞれに良さもあるし!気になるテントがありすぎる!MOTOZIPでもキャンプツーリングに使えそうなテントを色々と試しています。
前回はmont-bellのムーンライトテントをインプレさせていただきました。設営・撤収がめちゃくちゃ楽でソロキャンプに最適!ただ、前室がないので前室が欲しいときはタープを別で用意する必要があります。それなら一人でも組み立てられて前室が広いテントの方が良いのでは??
・・・検証してみます!
ということで今回はmont-bellの中でも前室の広さが特徴の「クロノスキャビン」をお借りしました!公式サイトをみてもわかる前室の広さ!これは楽しみです♪早速、荷物を受け取った翌日にキャンプ場へ

その前にハーレーにキャリアを取り付けないと
いつものキャンプ場へ
やって来たのは支笏湖の湖畔にある美笛キャンプ場。前回のムーンライトテントをインプレした時にも利用したキャンプ場です。「あれ?前も来てくれましたよね?」とスタッフさん。バイク違うのによくわかりましたね。

クロノスキャビン2型
今回お借りしたのは2人用のクロノスキャビン2型です。
収納時のサイズは長さ50cm、直径20cm、重さ4.3kgです(カタログ値)一般的な2人用のテントと同じぐらいのサイズでしょうか。大きな前室がある割にはコンパクトなイメージですね!一般的なツーリングバッグに十分入るサイズです。
じゃあ早速設営していきましょう!!(ワクワク)

広げるとこんな感じ。左からテント本体・ペグ・ポール・フライシートです。
ポールは全部で4種類入っていました。テント本体用・サブポール用・ひさし用(2本)です。
テント本体を広げて、ポールを差し込み、フックを取り付けます。

簡単に立ち上がりました
ポールの先をテント本体の4隅に差して、フックを取り付けると簡単にテント本体が立ち上がりました。やっぱりフックタイプはテント本体にポールを差し込むタイプに比べて圧倒的に楽ですね。
続いてフライシートをかぶせていきます。

フライシートをかぶせると存在感が出ます
前室が大きい分、フライシートも大きいので手間取ると思ったのですが、見た目よりは簡単に組み立てられました。簡単に感じたのは前室(白)と後室(水色)の色が違うからだと思います。「あれ?どっちが前だっけ?」と混乱したり、設営してから前後逆だったなんてことがないのが助かりますね。
立ち上げた時のサイズは230cm×375cm×120cm(幅・奥行き・高さ)です。どのぐらい大きいかというと・・・

隣に置いたハーレーが隠れるぐらい!
さすがにハーレーを前室に全て入れるのは難しいですが、小型のバイクならひさしを開ければ前室に入れられそうです。
せっかくなのでひさしもつけてみましょう!

ポール2本と紐で簡単に作れます。
前室だけで最大230cm×165cm×140cmもあります。ひさしをつけると一気にプライベート空間が広がりますね。
設営は一人でも十分できます。ただ、設営に多少手間がかかるので中でゆっくり過ごすことも考えると、このテントを使うときは早めにキャンプ場へ入りたいですね。
圧倒的守られている感

「前室・・・良い!!」
正直、前室にチェアーを置いて座ると、動きたくなくなるぐらい快適です。長いひさしに3方をしっかり囲んでくれている安心感もあります。

足を伸ばしても余裕の広さ
この日は風が強かったのですが、さすがmont-bell。ポールがしなることもなく、びくともしません。前室の中にいると風も入ってこないので快適そのものでした。これが前室ないテントだったらきっと髪がボサボサになってテンション急降下だったでしょう。
これだけ広い前室があって、外で煮炊きをする理由はありません。思う存分前室の中で昼食を作りたいと思います。

本日のご飯は道民が愛してやまない「やき弁」です。北海道へ移住して来て2年。初めて食べるんですけどね!これでまた1歩道民に近づけた気がします。ちなみに「やき弁」とは、やきそば弁当の略でインスタントの焼きそばなのですが麺を戻した戻し汁(お湯)で中華スープを作れるという代物です。北海道ツーリングへ来た方は是非食べてみてください。
何度も繰り返しますがこの日は風が強く、前室がなければ焼きそばのふりかけが辺りに巻き散ってえらいことになっていたことでしょう。クロノスキャビンは私の髪と昼食を守ったのです。
まとめ
快適!!の一言に尽きますね。風が強くても雨が降っていても前室に入れば守ってくれる安心感があります。
チェアーや机などのキャンプギアも前室にしっかり入れておけるのもとても良いです。例えば夜に外でお酒を楽しんで、眠くなったら全て前室に押し込んで即寝袋!という使い方もできそうです(笑)前室が無いテントだと出しっ放しにしておくのは盗難とかも心配ですしね。広い前室が周りの目からカバーしてくれるので、女性のソロキャンプにも良さげだなと思いました♪
クロノスドームは最小が2型(2人用)からなので、前回紹介したムーンライトテントと比べるとどうしても大きくなってしまいますが、積載に困るということは全く無かったです。
テント+タープでも広い前室を作ることはできますが、一人でタープを立てるのはなかなか大変ですし、クロノスキャビンのように広い前室がセットでついているテントだと荷物も減らせて良いですね。
ただ、前室がないテントに比べるとどうしても設営に手間がかかるので、バイク旅などでキャンプ場を転々としたりしてテントは寝る用派の方だと、だんだん設営が億劫になってくるかもしれません。逆にキャンプ場ではゆっくり過ごす派な方や同じキャンプ場で連泊するときなんかは快適でとても良いと思います♪
自分のキャンプツーリングのスタイルに合わせてピッタリなテントを選びたいですね♪さて・・・私はどれにしようかな(笑)
YouTube動画はこちら
テントの仕様

テント本体とフライシートの間も十分な隙間があります

前後は通常の扉と蚊帳を選べる2枚扉

前室を閉めた状態。キャンプギアをパッとしまっておけます

天井部には小物を入れておけるロフト

テントに入ってすぐ左にポケット

ひさしを下げて、横を開閉することもできます。

前室横にベンチレーション

後ろにもベンチレーション。風通しは良いです