ついに革ジャンを購入しました!こんにちはワールドウォークの番頭さん相京です。
今年ついに40歳を迎える僕ですが、僕のクローゼットには一生ものと言える洋服はありませんでした。洋服は頻繁に買い替えるよりもできるだけ同じものを長く使いたい派。
お手入れ次第で長く使い続けられる物・・・って考えたらライダー目線で言えばやっぱり革ジャンですよね!
10代、20代の前半はバンドマンだった番頭さん。当時はパンクバンドが流行っていて革ジャンはバンドマンのスタンダードファッションでした。
昔はスリムだったのでタイトな革ジャンに体を無理やりねじ込み「体は革ジャンに合わせる」が合言葉でしたw30代過ぎから体系も崩れがちになり、あっという間に健康診断でメタボ診断されるまでに。。。
「もう一度革ジャンを格好良く着こなす!」を合言葉にダイエットを開始!結果8キロの減量に成功しデニムのサイズは30から28インチ、洋服のサイズもLからSサイズまでダウンしました。
僕は一般男性よりも身長が低いので洋服の丈を考えるとSサイズが着れることがダイエットの目標でした。そしてついにSサイズが着れるようになった番頭さん。一気に物欲に火が付き革ジャンを物色しはじめました。
前置きが長くなりましたが、取材などで革ジャンを使わせて頂くことが多い番頭さんが選んだ一着は。。。
クシタニ K-0629Z SINGLE JACKET

花粉症なのでヘルメットを被るときもマスクは必須です!
メディアの編集長をしている番頭さん。こういう仕事をしていると一番のメリットは製品をお借りすることができること。もちろん取材中に汚損させてしまった場合に買い取りのリスクはあるのですが、色々な革ジャンをお借りして着てみたり、実際にお店で確認してみたりした結果。クシタニのシングルジャケットを購入しました。
取材させて頂く中でクシタニとカドヤさんのクラフトマンシップに触れ、買うならクシタニかカドヤのどちらかと決めていました。この両社の共通点は原皮の確保から行っているという事。さらにラインナップ中に国内で職人が作る製品があるという事です。
革ジャンの材料になる原皮の確保から行っている両社はレザーの特質を知り尽くしているし、カドヤ、クシタニどちらもスタッフさんと話をすると拘りが半端じゃないんですよ。この両社の製品を選べば一生使える革ジャンと出会えるはず。そう確信したのです。
普段着でも気軽に着れる革ジャンが良かった

中にパーカーを着てもいい感じ♪
以前クシタニ横浜店を取材した際にスタッフさんが「一般のお客様が来店されることも多い立地ですが、革ジャンは他社との違いを感じて購入して頂けることが多いです」とおっしゃっていました。
革ジャンというと動きにくいイメージがありますが、クシタニ、カドヤは両社ともバイクで使うことも考えて作られているので動きやすく設計されています。そのため普段着として使っても使いやすさ抜群です。この辺りは一般的なアパレルメーカーと比べてもアドバンテージ大きいと思います。

撥水効果抜群
更にシングルジャケットはエグザリートレザーという素材を採用していて上の写真のように撥水性が半端じゃないんです。一般的に革ジャンに雨などは大敵。濡れてしまうとシミになってしまうことがあります。そのため雨の日は使わないのがセオリー。
ですがエグザリートレザーは水をはじくので急な雨に焦ることがありませんし、説明書には「多少の雨ならレインウエアは必要ありません」との表記が。革ジャンのネガティブな部分を消しちゃってるんです。
高い買い物なので最後まで迷いました。。。

K-0672 UNFINISHED JACKET IIと最後まで迷った
国内で職人が作るレザージャケットはクシタニ、カドヤ共に10万円以上。僕のクローゼット中ではもちろん一番高い洋服です。そのため、最後の最後までどれを買おうか迷いました。ブランドはクシタニにしよう!って決めた後もK-0672 UNFINISHED JACKET IIとK-0629Z SINGLE JACKETのどちらにするかで迷いました。
K-0672 UNFINISHED JACKET IIは撥水性のあるレザーではないものの、ビックリするぐらい動きやすいんですよ。レザージャケットじゃないみたい。ただ今後もレザージャケットのインプレをしていく中で、一番スタンダードなものがいいなと思いシンプルなシングルジャケットを選びました。
ちなみにカドヤで選ぶんだとしたら浅草の本社工場で生産されているヘッドファクトリーブランドが国内生産品。カワサキW800のプロモーションビデオでも使われているBLACK BIRDという製品が抜群に恰好良かったです。
今回僕は製品そのものではなく、製品の裏にあるバックボーン。職人の苦労やプライドなどにひかれて選びました。モノ消費からコト消費と言われて久しいですが、クシタニのシングルジャケットは僕の日常で一張羅を着ている満足感を与えてくれることは間違いありません。
そういえば最近はモノ消費、コト消費から「イミ消費」という言葉が生まれてきているのだとか。製品を購入する「意味」を求める時代なんですね。
クシタニはこの春「鹿革」を使ったシングルジャケットをリリースしました。鹿は日本中の山で増え続け林業や農業に大きな被害を与えて害獣扱いされています。原皮となって流通するルートができれば少しは被害を減らせることができるのかもしれません。
まずは今回購入した革ジャンをしっかりと体験しながら、今後様々な製品との比較をインプレッションしていければと思います。
クシタニ K-0629Z SINGLE JACKET DETAIL

プロテクターは脊椎・肩肘の左右にソフトパッドが入っています。さらに防御力の高いエアーCEレベル1プロテクターを装着することも可能

ウエストは絞ることができます。控えなクシタニタグもおしゃれ♪

脇にはベンチレーション

ポケットは3点

内側にもポケットがありました

アクションプリーツのようになっていて動かしやすい工夫がされています

別売りの防寒ベストやメッシュベストは襟の部分に固定

胸部プロテクターも装着可能

高そうなハンガーもついてました♪