モトブログにも最適?!360度カメラ Insta360 ONE Xをインプレ

MOTOZIPをご覧の皆さん、こんにちは!あおです。

私事ですが、最近Youtubeでモトブログを始めました。ツーリング先で見た良い景色とか面白かったこととかを公開しているのですが、映像だと写真以上に伝わるものがあるようで、見ていて楽しいと言っていただけることが増えました(ありがとうございます!)

私自身も動画を撮るのが楽しくなってきたのですが、動画編集していると「映したいところが全然映っていないな」「同じ映像ばっかりで面白くないかな」「このカット欲しかったな」と感じることがまあまあ、いや多々ありまして。

これは別アングルを撮れるカメラがもう1台必要かな・・・なんて思っていた矢先、360度カメラをお借りする機会が有りました!それが今回インプレするInsta360 ONE Xという機種です。

結論から言うとすごく良かった!今まで何台ものカメラを使わないと撮れなかった映像をたった1台でこなしてくれる優秀かつ面白いカメラだったのです。

こんなアングルも自在に!

・モトブログに使えるカメラを探している

・360度カメラに興味がある

・どんな映像が撮れるのか知りたい

・人とは違う動画を作りたい

そんな方に向けて記事を書きました。

専門用語を極力使わずに記事を書きましたので、「機械はよくわからない・・・」という方もぜひご覧になってください。

Insta360 ONE Xを使ってみようと思ったきっかけ

冒頭でもお話ししましたが、最近モトブログを始めました。

普段はヘルメットにGoproをつけて撮影しているのですが、後から動画を確認すると「映したいところが映っていなかった」ということが良くあるんです。良い風景の方へ顔を向けてはいるのですが見切れていたり、上手く入っていなかったり、自分が見た景色の通りに撮れたら良いのにと何度思った事か・・・。

そんな時にモヤモヤを解消してくれるカメラがあることを知ったんです。それが360度カメラでした。

使うのは初めてですが、Youtubeとかで他の方の撮影動画見てるとかなり良さげ・・・これは一回挑戦してみようと思ったのです。

Insta360 ONE Xの外観

insta360onex外観

片手に収まるサイズ感

では早速、Insta360 ONE Xがどんなカメラなのか見ていきたいと思います。まずは外観(スペック)から!

薄くて軽いデザイン

サイズは幅48mm高さ115mm厚さ28mm、片手にすっぽりと収まるサイズです。

重さはたったの115gでヘルメットに装着しても重くありません。

本体は薄手のラバーのような滑りにくい素材でできています。

ボタンは2つだけのシンプル操作

Insta360 ONE Xは液晶画面とボタンが2つ付いただけのシンプルなデザインになっています。

電源の入り切りは下のボタンを長押し、撮影は上のボタンを1度押すだけと操作も直感的に簡単に行えます。

取扱説明書も多言語で書かれていて、日本語での説明もありました。

Insta360 ONE Xの特徴

表裏両方にカメラがついています

360度カメラと一口に言ってもその種類は豊富です。

映画で使うようなプロ仕様のものから、私たちが使う一般向けの製品まで開発・商品化されています。

Insta360 ONE Xは一般向けの360度カメラの中でも性能が高い上位機種に位置しています。

特徴としては下記の通りです。

・縦横360度撮影できる
・5.7K1800万画素の高画質
・マウントが豊富
・強力な手ぶれ補正
・Wi-Fiでその場でスマホに接続
・編集アプリが超優秀

縦横360度撮影できる

Insta360 ONE Xは全天球カメラです。全天球カメラとは上下左右全方位に360度撮影できるカメラのことを言います。

まるで自分がそこにいて辺りを見渡しているかのような臨場感ある写真・映像を撮ることが可能です。

5.7K1800万画素の高画質

画素数は最大5.7K30fps1800万画素の高画質で撮影が可能です。

5.7Kというのは画質を指します。数字が大きくなればなるほど画質が良いものになります。Goproを含むアクションカムは4Kまで対応しているものが多いです。

fpsとはフレームレートのことを指します。フレームレートとは1秒間に撮ることのできるコマ数のことを言います。パラパラ漫画をイメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、同じ秒数のパラパラまんがでも枚数が増えるほど滑らかな動きのある漫画になりますよね。それと同様に、フレーム数の多い設定の方が滑らかな動きで撮影が可能です。

Insta360 ONE Xは5.7K30fps、4K50fps 、3K100 fps と選ぶことができます。

ゆっくりした場面では5.7Kの高画質で、動きの多い場面では100fpsで滑らかな動きをと設定を変えることができます。

マウントが豊富

公式でマウント(固定部品)がたくさん用意されています。バイクはもちろん、スポーツ、スノーボード、自転車、普段の旅行にも使えるマウント類が豊富です。

そして、ありがたいのがGoproのマウント類が使えるということ!現在使用しているヘルメットやハンドルへのマウント類をそのまま流用する事ができます。

また、Insta360 ONE Xには1/4サイズのネジ穴が付いています。これは一般的な一眼レフやデジカメのネジ穴と同じサイズです。そのため手持ちの三脚やゴリラポッドも使うことができました。

強力な手ぶれ補正

使用してみて驚いたのが「動画がほとんどブレない」ということ。マウントする位置によっては多少ブレが生じる場所もありますが、手に持って歩いたりハンドルやヘルメットにマウントするぐらいではブレを感じつことがほとんどありません。

揺れによる見辛さや違和感を徹底的に排除してくれています。

Wi-Fiでその場でスマホに接続

Insta360 ONE XはWi-Fiが付いていて、手持ちのスマートフォンと接続する事ができます。

スマートフォンの画面で撮影画面を確認しながら操作したり、撮った写真や映像をその場でスマートフォンに送る事が可能です。撮ってすぐにSNSなどに上げたい時に重宝しますよね。

Wi-Fiを接続するのに電波は関係ありませんので、山の中や離島でも問題なく接続ができます。

専用の編集ソフトが超優秀

データが重いので編集が大変なのでは・・・と思いきや、専用の編集ソフトがとても優秀で驚きました。

私が使っているPCはAppleのMacBookPro13インチ。ごく一般的なノートPCですが、映像処理中もフリーズしたり重くなったりということはなくサクサクと編集することができました。

また完成した動画の書き出しのスピードも非常に早いです。

動画に音を入れたり、字幕をつけたりなどの加工する機能は無いので、別途動画編集ソフトが必要です。これはWindowsならムービーメーカーMacならiMovieなどの無料ソフトでも大丈夫です。

また、パソコンが無い方は専用アプリが用意されているので、スマートフォンだけでも編集する事ができます。

Insta360 ONE Xのデメリット

うーんと思うところも

良いことばかり書きましたが、実際に使って感じたデメリットが3点ありました。

バッテリーの消費が早い

Insta360 ONE Xはバッテリー1本で1時間の連続撮影が可能です。

私は電源を入れたり消したりして、撮影時のみ使用していましたがやはり1日のツーリングを賄うほどは持ちません。

撮りっぱなしのスタイルでモトブログをされている方は電源に繋ぎっぱなしで運用するか予備のバッテリーを用意した方が良さそうです。

容量の大きなSDカードが必要

Insta360 ONE Xはカメラが表裏両面に付いている全天球型のカメラです。表裏のカメラで同時撮影なので普通のアクションカムの約2倍容量が必要です。

使用する際は容量の大きなSDカードを事前に用意した方が良さそうです。

公式では「128GBまで対応」と書かれていますが、私は手持ちの256GBのメモリーカードが使えました。(カードによって使用の可否があると思います)

防水ケースが別途必要

Insta360 ONE X本体には防水機能が付いていません。バイクに乗っている時に使うとなると、突然の雨や霧・雪に合うこともあるでしょうから防水ケースは必須だと思います。

またInsta360 ONE Xは半球状のレンズが付いているので、レンズがむき出しで傷がつきやすい恐れがあります。保護する意味合いとしてもケースがあったほうが安心ですね。

Insta360 ONE Xで撮れる映像

ではInsta360 ONE Xでどんな映像が撮れるのか、実際に使って走行映像を撮ってきましたのでご覧ください。

ここでは写真での写り方をご紹介します。映像で見たい方ははぜひYoutubeをご確認ください。

ヘルメットに装着して撮影

おでこにつけてみます

かなり広角で撮影可能です

後からアングルを変えて後ろも映せる

一般的なモトブログと同じような映像を撮ることができます。動画を見ている方にも見慣れた撮影方法ではないでしょうか。

普通のアクションカムと違うところは、後からアングルを変えることができるという点。景色のいい方へ無理に頭を傾ける必要はありません。

両面テープとベースマウントを好きな場所につけることができるのでおでこ・頭頂部・顎・耳の横など好きな場所にマウントさせることが可能です。

ハンドルに装着して撮影

ハンドルにつけてみます

自分側を向けたり

両面のカメラで撮っているので自分の方を向けたり景色を映したりが自在です。

トークの内容に合わせて視点を変えられるのが良いと思います。

エンジンガードに装着して撮影

フットブレーキの前あたりに固定

迫力ある絵を撮ることができます

バイク全体や迫力ある映像が撮りたいときに最適です。

自撮りで自分が走っているところを映せるというのは、なかなか無いのではないでしょうか。

自分の方にカメラを向けっぱなしでも良いですし、地面の方にフォーカスしても面白いと思います。

ツーリングバッグに装着して撮影

落ちないように固定に注意

まるで空撮!

ドローンで撮影したかのような映像を撮ることができます。

120cmまで伸びる専用の自撮り棒をツーリングバッグやパニアケースに差して使用します。

自撮り棒は映らないように設計されていますので、まるで上からカメラが追跡してくれているような映像を撮ることができます。

後ろにアングルを向けてみました

また、この場所はマスツーリングにも最適。自分が先頭を走れば後続で走るお友達を前から写すことが可能なので喜ばれるのではないでしょうか。

三脚で撮影

三脚を立てて撮影

まるで地球を走っているよう!

地球を走っているような面白い映像を撮ることができます。

撮影方法は簡単。三脚を中心に2m離れたところをバイクで旋回するだけです。

動画の途中に入れるとアクセントになって良いかもしれませんね。

バレットタイムで撮影

自撮り棒と三脚を組み合わせて撮影します

映画のワンシーンのような映像に!

自撮り棒と三脚を繋げるとバレットタイムという撮影方法が使えます。

これは自分を中心にグルグルと周りを映す撮り方ですが、映画のワンシーンのような映像を撮ることができます。

周りの景色が良いところでやりたいですね!

Insta360 ONE Xで今までに無い映像を!

人とは違う映像が撮りたい!見たままの感動をもっと伝えたい!という方はかなり遊べるカメラなんじゃないかと思います。

低価格な商品では有りませんが、今まで何台ものカメラを使わないと撮れなかったような映像を1台で撮ることができるので、コストパフォーマンスはかなり高いと思っています。

よろしければ動画でもぜひどんな映像が撮れるのかご確認ください♪

 

2 件のコメント

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