ミリタリーグッズが大好き!どうもワールドウォークの番頭さん、相京です。
義理の父が元自衛官だったからというわけではないのですが、ミリタリー臭がする物に心奪われます。今回紹介するのはフランス発のヘルメットブランドSHARKのDRAKという製品です。
DRAKにはユニークな機構が備わっています。それは、
これが・・・

DRAKは一見普通のストリートジェットヘルメット
こうなっちゃうんです!

簡単にゴーグルとマスクを装着可能でフルフェイスみたいな見た目に!
どうでしょう?一気にミリタリー感溢れるデザインに!これは完璧にミリタリー好きの心を揺さぶるやつですよ。SHARKヘルメットの代理店はヤマハの子会社で純正アクセサリーを扱うワイズギアです。
先日バイク用品店で見かけてから非常に気になっていたのでワイズギアの広報担当者に貸し出しをお願いしました。実際の使い勝手や独自のギミックを確認してみました。
DRAKのマスクとゴーグルの装着はどうやってやるの?

ヘルメット横の部分のカバーが外れる
DRAKにはマスクとゴーグルを装着する事ができます。一般的なストリートジェットにもゴーグルを装着する事はできますが、普通は長いバンドをヘルメットの後部から横にかけて引っ掛ける形で装着します。しかしDRAKの場合は専用のゴーグルをヘルメットの左右二箇所に固定する形になります。
ゴーグルを装着するためにはヘルメット左右のカバーを取外しておこないます。カバーは工具などを使う必要はなく手で引っ張れば外れます。

始めて外すときは壊してしまわないか心配になりますが以外と簡単に外れる

専用設計のゴーグルのバンドはかなり短め。ヘルメット本体に固定できる

ゴーグルを装着しただけでもソルジャー感がでてきた!

ゴーグル下部にはマスクを固定する穴が

マスク側にはゴーグルに差し込むピンがついている

全部装着するとこの形に!うーーんやっぱりミリタリーっぽい!
実際にやってみると始めてヘルメット左右のカバーを外す際は「ばきっ」と割れてしまわないか非常に心配になります。このあたりはカウル付のバイクの整備をする際も感じる事ですが、意外と割れないんですよね。(ヘルメットもバイクのカウルも。)
一回外してしまえば比較的外れやすくなる印象がありますが節度が甘くなるというわけではありません。実際撮影の為に何度も付け外ししましたが、カバーは「パチンっ」とはまるので走行中に不安になったりする事はありませんでした。
左右のカバーを外してゴーグルとマスクを装着するのは慣れてしまえば2、3分あればできちゃうので煩わしくは感じませんでした。ただゴーグルをヘルメットに装着した後にマスクを装着するよりも、ゴーグルとマスクを合体させた状態でヘルメットに装着した方がつけやすくなります。
SHARK DRAKの使い勝手をチェック

実際にバイクに乗って走行してみた
めちゃくちゃ風が吹き荒れる中、ヤマハのMT-09に乗って走ってみました。まず驚いたのは顔への風あたりが少ない事。
夏場はストリートジェットにサングラス、冬になるとゴーグルとマスクを使うユーザーもいますが、ゴーグルもマスクも汎用品なのでヘルメットとの間に隙間ができて顔に風があたります。

ゴーグルとヘルメットの間にはほとんど隙間がない
しかしDRAKの場合、ゴーグルもマスクもDRAKに装着する事を前提に設計されているので隙間がほとんどありません。マスクの口部分はメッシュになっているので全く風が入ってこないわけではありませんし、シールド付のジェットヘルメットほど快適ではないですが、冬でも我慢しないで使えちゃいそうなレベルです。

オプションを全部装着して1.27kg

ヘルメット単体だと1.08kg
ストリートヘルメットと考えれば、SHOEI FREEDOM Mサイズが1.028kg。ヘルメット左右のアタッチメント機構を考えれば比較的軽量に抑えられていると言っていいでしょう。
ゴーグルとマスクを装着した状態だと軽量なスポーツジェットヘルメットと同等程度の重さになります。実際に被ってみると軽量に感じました。ヘルメット選びの最重要ポイントが「軽さ」という僕みたいなライダーには最適です。
ベンチレーションは頭の中心一箇所だけですが口元からも風は入ってくるので夏場でも困る事はなさそう。風切り音は国内メーカーのスポーツジェットと比べるとやや大きめと感じましたが構造的には仕方がないところでしょう。
オンリーワンのスタイルは個性的

独自の機構が生み出すスタイルはオンリーワンといえる
始めてこのヘルメットを見たときの印象は「見た目重視」でした。ヘルメットの機構を増やせば帽体は大きく、重くなりますしゴーグルとマスクを装着したからと言って顔に当たる風は強いだろうと思っていたからです。
ですが、実際に被ってみたところ帽体は以外にも軽く、帽体は予想通り少し大きめながら許容範囲内。そして専用ゴーグルとマスクの組み合わせは意外なほどに風を遮ってくれました。
今回ウエアはミリタリージャケットのM65、それにアフガンストールをまいてみました。ヘルメットとあいまってミリタリー感がでて良い感じではないでしょうか?
ワイズギアさんがお取り扱いのヘルメットということで、ヤマハさんにお願いしてMT-09をお借りしましたがヘルメットのイエローと車体のイメージがピッタリな感じになりました。デザイン的にもストリートファイター系にあいそう。

僕の目つきの悪さもあって戦場にいそうな感じに。。。
最近のライダースは今回撮影で着ていたM-65やMA-1、N-3Bなどのフライトジャケットをモチーフにしている製品が多い事からもDARKはあわせやすいヘルメットといえるでしょう。
ミリタリー好きならジャケットと合わせて検討して頂きたいヘルメットです。
※記事作成協力
株式会社ワイズギア:ヘルメットをお貸し出しいただきました。
ヤマハ発動機株式会社:広報車両をお貸し出しいただきました。
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