motozipをご覧の皆様!!rieです。明けましておめでとうございます。今年も私なりの視点でバイクの楽しさや、情報を発信していきますので応援の程よろしくお願いします。
さて、2020年の皆様のバイクライフはいかがでしたか??私は、と言いますと、自粛解除されてから行った所は近場ばかりで、長距離ツーリングに行ってません( ;∀;)
そろそろ【距離ガバ】の称号は返還しないといけないですかね…。(誰に???(笑))
去年、私たち夫婦が計画していた最大の長距離ツーリングは、滋賀ツーリングでした。その時に試してみよう!と思ってお借りしたのが「バイク座シート」です。
ですが、、、滋賀ツーリング自体はコロナ拡大のため自粛。。。
超長距離では使用できていないのですが、代わりに往復600キロ位の伊豆ツーリングで使用してみました。バイク乗車時の尻痛・腰痛に悩んでいるライダーや、バイク用疲労軽減シートを色々試してきたけど、悩みから解放されなかった・・・っていうライダーに是非読んでほしいです。
バイク座シート(バイク用疲労軽減マット)ってなーに??
バイク用疲労軽減マット!と言えば用品店でよく見かける、医療用低反発ゲル素材の製品が一般的です。
バイク座シートは、ポジドライヴ社が手掛けたバイク用疲労軽減マットのパイオニア的製品だそうで、 なんと職人のハンドメイドで作られているそう。
ハンドメイドの為に大量生産が出来ないらしく、量販店にはあまり出回っていないようです。
寝具から生まれた疲労軽減マット「バイク座シート」特長
素材は100%天然ゴムを発泡させたラテックスフォームで、高級寝具Bodydoctorのマットレスとして使用されているものだそうです。
天然ゴム100%のラテックスフォームの特長は温度変化に強く、真夏でも真冬でも柔軟性・弾力性を発揮してゲル材のように硬くなったりしないこと。
一般的にバイク用疲労軽減シートとして出回っているゲル材と何が違うの??ってところですが、衝撃や加重を吸収するゲル材は低反発なのに対して、バイク座シートは「正反発」という性質を持っていることが一番の特長です。
正反発とは??
正反発とは加わった圧と重さと同じ比率だけ沈み、圧力と同等の力で内側から反発すること
を言うそうです。(・_・D フムフムこれは勉強になります。私は普段看護師をしているので床ずれや、体の一部分にかかる圧を逃がすために大事な視点は「体圧分散」が重要という知識はある程度持っているのですが、長時間のバイクの着座によるお尻の痛さにも、重要なのは「体圧分散」・「正反発」がポイントってことですね。勉強になります。
見た目は??取り付けは面倒じゃないの?
見た目はこんな感じ
大きさは35㎝×20㎝ぐらい(正確には計っていないのでポジドライヴさんのストアをご覧ください)

私がお借りしたものは、黒字に赤のステッチが入ったもの♡可愛い

このまるわっかと

マジックテープで装着していきます

箱を開け、商品を手にしたときに感じたこと「えっ(^-^;結構分厚いけど大丈夫か私…。」が一番最初に感じたこと。
ツーリングの前日夜に取り付けた為、つけてからの試走はなしでの出発。身長154㎝低身長ライダーの私はただでさえ足付きが不安なので、自らシート高に厚み盛るなんて…不安でしかありませんでした。
取り付けは面倒じゃないの??
取り付けはちょー簡単!!と言ってもシートを外さなきゃならないですが私のバイクYZF-R3ならばネジ4本、旦那のバイクCBR600RRならばネジ2本で脱着可能。
バイクによって多少違うかもですが鍵でシートが外せるバイクもあると思うので、5分もあれば装着できちゃいます。
日常使いならつけっぱなしでもよきですが、長距離ツーリングのときだけ使用したい人も、5分で着脱できるなら面倒じゃないですね。

タンデムシートを外し、後ろのカバーを外し、ネジ四本外し装着 もう少しいい写真撮っておけばよかったm(__)m
実際に使用して片道300キロツーリングに行ってきた
足つきに問題はないの??
手にしたとき一番に感じたのは、
「結構厚みがあるな」と言う不安感。サイトによると25㎜の厚みがあるようですが…。さて!!ride!!どうだどうだー??
またがった状態での写真のビフォーアフターは取ってないので言葉だけでの説明になりますがm(__)m

指で圧迫するとこんな感じ
25㎜の厚みも着座すると10㎜程度になるので、普段から足つきに不安がありますが、いつものように自然な形で乗れたので安心。
そのうえ、形もシートに合うようにカットされているので、足のどこかに干渉するなどの違和感もなく快適に乗れました。
ツーリング中に雨が降ってきたら大丈夫??
防水性に関して、ポジドライヴさんは「完全防水ではない」とうたっています。
これは縫い目からの浸水の可能性を否定できないためで、 小雨程度であれば表皮が吸水するようなことはなく、使用後に水分を含とり陰干しをすれば問題ないとのこと。
実際に尻痛は感じた??
結論をはじめに言えば「尻痛は感じなかった!」。【距離ガバ】の称号を持つ私にとって、片道300キロ・お泊りツーリングなんて散歩のようなものです。 ( ;∀;)
滋賀ツーリングを断念したので超長距離での使用じゃない事だけが悔やまれる。
でも乗りはじめ1年ぐらいのときのことを思い出してみた。200キロぐらいまでは何の苦痛もないけど300キロ超えてきた時点ぐらいから、いつも尻痛感じてたなあって。今回のツーリングでは、行きも帰りも尻痛を感じることなく快適なツーリングをすることが出来ました。300キロ越えのツーリングで試してみたかったな。

でもお尻の下に1枚バイク座シートがあることによって、道路の凸凹などの衝撃をふんわり和らげてくれていると思うんです。
日頃から腰痛持ちの私にとってはとても嬉しいアイテムでした。ただ一つ注意してほしいのは、お尻の痛みの正体は圧迫によるものなので、バイク座シートを装着したからといって絶対に尻痛が起きないということではないということ。
長時間乗り続けていれば最終的にはお尻に痛みを感じるようになると思います。 でもきっと、お尻が痛くなるまでの時間は使っている時のほうが伸びると思うし、バイク座シートなら生反発効果が味方して、痛くなってきてから回復するまでの時間も今までとは絶対変わると思うので、ぜひ体感してみてくださいね。
わざわざ欠点を言うとすれば??
気にしようとしなきゃなんの欠点もなく、おすすめです!!っていうだけなんだけど、回し者ではないので感じたことをちょっとだけ。
私は基本的にはあんまり細かい性格じゃないので気にしない人ですが、気にする人だったらって考えると、装着しているときの見た目はシートがあるとないではないほうが見た目的にはいいのかなっていう点と、尻痛に対しては最強だけど、ブレーキングするたびに前にずれる感じがあって座り直しが増えた感じはあったので、ずれ防止の措置があったら更によくなるかなあと思いました。
…と言っても気にならない程度ですがね。
終わりに♪
「バイク座シート」いかがでしたか??興味もっていただけましたか?サイト調べで13200円するこちらの商品ですが、いろんなものを試してもダメだった、という人にも1度使ってもらいたいかなと感じるアイテムでした。
10万回ものローリングテストを受け、世界最高点で合格。耐久性も高い上に3年間の保証付き!
使用3年間のうちに厚みが10mm以上変わることがあれば新品と交換してくれるそうで、製品に自信がなかったらそこまでの保証はできないと思うから、もしちょっと高いなあと思っても保証がついているなら安心ですよね。
コロナ禍の今、何も考えず長距離ツーリングを楽しむことが出来ないのが残念ですが、コロナが落ち着いたら、又笑顔で長距離ツーリング行きたいな。
私は別にポジドライブさんの回し者ではありませんが、読者の皆様のバイクライフを豊かにするアイテムだと思いました。2021年も皆様のバイクライフが笑顔いっぱいの輝いたものでありますように。