MOTOZIPをご覧の皆様こんにちわ、女子力が高いアドベンチャーバイク乗り、さすライダーです。
僕はオシャレで可愛いものに目がないんですが、そんな僕が「バイクで試してみたい」と思っていたラブリーなテントを使う機会に恵まれちゃいましたYO
それは、最近キャンプ場に行くと必ず見かける、北欧生まれのシロクマテントこと「ノルディスク」のテントです!
ってことで、恐らくライダーとしては初の「ノルディスクのガッツリ系テントレビュー」をお届けしますね。

最近よく見かけるシロクマテントがノルディスクです
北欧生まれのアウトドアブランド「ノルディスク」とは?
まずは今回レビューするテントのブランド「ノルディスク」について解説しちゃいますね。
ノルディスクは創業から実に100年以上経過している、北欧デンマーク生まれの老舗アウトドアブランドで「NORDISK」とは現地の言葉で「北欧」を意味します。
北欧といえば冬が長い極寒の地として知られていますが、ノルディスクはそれに耐えうる高品質で頑丈な製品を作っており、それでいてシンプルでお洒落なデザインが多くのキャンパーを魅了しています(きゅん)
ちなみに日本に本格的に入ってきたのは、平成28年に「ノルディスクジャパン」が設立されてからで、トレードマークのキリッとした「シロクマ」にちなんで、同社のテントは「シロクマテント」と呼ばれています。

ペグの収納袋にもシロクマちゃんが(きゅん)
今回使用したテント「アスガルドテックミニ」とは?
ノルディスクは数多くのテントをリリースしていますが、その中でも同社の代名詞と呼べる存在が「アスガルド」です!
素材に雨や雪に強いポリエステルと綿の合成素材「ポリコットン」を採用しているワンポールテントで、室内がとても広いことが特徴です。
実は個人的に前から気になっていたテントだったのですが、なんせグランピングで使われるほどの大きさなので「バイクで使う」という頭が全くありませんでした。

グランピングの定番テントです(泊まった経験あり)

テント内は普通に家ですw
しかし、一度グランピングでアスガルドを経験して、すっかり惚れてしまった僕は「何とかしてアスガルドをバイクツーリングで使えないか?」とあれこれ調べた結果、、、なんと、あったんですよね!バイクに積めそうな大きさの「アスガルドテックミニ」がね!
その名も「ミニ」という名の通り、アスガルドをコンパクトにした1〜2人用のテントで、本体とは別に「カラーパック」と呼ばれるペグや付属品をパッケージ化したものを組み合わせて使用するテントです(カラーパックは3色から選べます)
もちろん素材にはポリコットン(ルーフはナイロン)を使用しており、大元のアスガルドと変わらない高品質なテントなんです!

ライダー待望のコンパクトなアスガルド発見!
テントの収納サイズをチェック!果たしてバイクに積めるのか?
まずはじめに言っておきますが、アスガルドテックミニはツーリングテントではありません(ここ重要)
あくまで僕がノルディスクの公式ページを見て「これならバイクに積めるのでは?」という憶測のもと、実際にお借りして検証してみた、、、というのが今回の一連の流れです。
なので「バイクに積めない=ダメ〜」なのではなく、元々バイクでの使用を想定していないという前提で読み進めて下さい、、、だがしかし、結論としては結構余裕で積めちゃいました(きらり)
アスガルドテックミニは「本体+付属品セットのカラーパック(色はマスタードを選択)」を組み合わせて使うテントで、それぞれが別の収納袋に入っていますが「モンベルのムーンライト2」と「DODのライダーズバイクインテント」との大きさの比較として、まずは下の画像をご覧下さい!

あれ?意外と小さいかも?
どうですか?いくら1〜2人用とはいえ、元々がグランピング用の大型テント、しかも海外ブランド(外人サイズ)で本体と付属品が別、、、となると、ぶっちゃけそれなりに厳しいかな?と思っていましたが、蓋を開けてみれば拍子抜けするサイズ感でした。
数値的には本体が「28×20×26cm、4kg」カラーパックが「50×20×4cm、1.8kg」となっており、大きめのツーリングバッグであれば収納可能なサイズです。
とは言っても流石に「どのバイクでも気軽に積めますよ♪」というサイズではないですが、結論としては「バイクに積める」です!

エンデュリスタンのトルネード2 XLサイズだと余裕で収納できました

GSなら全く問題なく積載できます
テントの設営方法をチェック
ノルディスクのテントはバイクに積める!と分かったところで、早速設営方法のチェックに移りたいと思います。
ちなみに僕はワンポールテントが初めてだったので、全体的にシャキッ!としていなく、ダラ〜ンとしている+シワだらけな点はご了承下さい(汗)
ってことで、まずはグランドシートの設置ですが、これはノルディスク純正品もあるみたいですが、今回は自前のブルーシートを使いました。
色的に汚れが目立つテントなので、基本グランドシートは敷いた方が無難ですYO

まずはグランドシートを敷きましょう
お次は付属品の確認ですが、テント本体以外は全てカラーパックに収納されていて、実際に使うものは「センターポール1本、入り口ポール2本、ペグ16本、ロープ8本」です。
これらが予備パーツと一緒にキュートな収納袋に入っているので、女性ライダーなら(+僕)キュンキュンしちゃうこと間違いなし!

左からロープ、センターポール、入り口ポール×2、ペグです

全ての収納袋が可愛過ぎる(きゅん)
付属品の確認が出来たら、お次はグランドシートの上にテントを広げるのですが、アスガルドは八角形のテントなので、その形をイメージしながら広げます。
無事にテントを展開できたら、まずは入り口の2ヵ所をペグダウン、あとは残りの6ヵ所を順次対角にペグダウンしていきます。

テントを八角形に展開しましょう

合計8ヵ所ペグダウンします(入り口2ヵ所を最初に)
ペグをしっかりと打ち込んだら、いよいよワンポールテントの象徴「センターポール」を立てます!
外でポールを組んでテント内に入り、天井の穴と床の四角いガイドマークにポールを合わせて「えいや!」っと雄叫びをあげながらテントを立ち上げます。
、、、実際は「えいや!」と気合を入れなくても、結構簡単に立ち上がるので、女性一人でも問題ないと思いますYO

NORDISKのロゴがテントの上です

頂上の穴に入れ込みます

ポールの下は四角いガイドマークの中央に合わせます

クララ、、、じゃなくてテントが立ったよ!
次に入り口ポールを2本をテント内で組み立てて、入り口付近の左右の上下の穴に入れ込んで固定します。
ここまで来ればほぼ完成で、あとは全体的にダラ〜んとしてる形状を整えるだけです(僕は完成時もダラ〜んでしたが・汗)

入り口ポールは2本組み立てます

それぞれの下部を入り口横の穴に入れ込みます

それぞれを上部を入り口上の穴に入れて固定します
最後はカラビナ付きのロープを、テントの張り出し合計8ヵ所に取り付けて、それぞれの端っこをペグダウンしてテンションをかければ完成です!
今までの説明を読むと「設営が大変そうだな、、、」と思うかもですが、それは単純にペグの数が多いだけで、どちらかといえば簡単な部類に入ります。
全体の設営時間としては、恐らく慣れれば10分かからないと思います(初回は15分でした)

最後はこのカラビナ付きロープの出番です

デフォでおしゃれフラッグが付いてるのがノルディスク流

テントの張り出し部分にカラビナを引っ掛けます

ロープの先端をペグダウンします

金具を引っ張ってテンションをかけます

合計8ヵ所作業します

アスガルドテックミニ完成!

とってもいい感じです!
テントの居住性と各部をチェック
ようやく出来上がったテントの中に入ってビックリ!!
ノルディスクはこれを「1〜2人用」としていますが、仮に日本のメーカーなら「3〜4人用」と記載するはずです。
それくらい室内空間に余裕があり、僕と妻のマットとシュラフを堂々と敷いて、更にそれぞれの荷物を置いても全然余裕の広さです。
加えて天井の高さも十分で、中央付近は身長173cmの僕が余裕で立ち膝になれます!

室内に入って速攻出た言葉「広い!」

マットとシュラフを2枚敷いても余裕です

それぞれの荷物を余裕で置けます

僕が堂々と立ち膝できるテントは中々ありません(修行中?)
室内のユーティリティとしては、まずは開閉式のメッシュ窓が2カ所あり、小物入れネットも3カ所に設置されています。
また、テントの頂上にはランタンフックがあり、高さがあるので全体に光が行き渡って良い感じです!
更に上部には3つのベンチレーターが設置されており、手をかざすと空気の流れが分かるくらいに効いてます。

メッシュ窓は2カ所あります

小物入れネットは3カ所に設置されています

ランタンフックは高さがあるので光が全体に行き渡ります

3カ所のベンチレーターがいい仕事してます
テントの入り口はかなり広く、男子でも出入りにストレスを感じることがありません!
また、入り口はメッシュにすることも可能で、張り出せばブーツ2つは置ける前室スペースも作れますが、正直もうちょい前室が広い方がライダーとしてはありがたいのですが、、、よく考えたらこれはツーリングテントではありませんでした(汗)

入り口がめっちゃ広いです(バイク丸見え)

もちろん入り口はメッシュにもできます

ブーツくらいなら置ける前室も作れます
とんでもない逸材を発見してしまった!
ってか、このテント、、、思ったより収納サイズが大きくないのに、展開したら凄く広いとか、、、これって、ひょっとして、、、実は凄くバイク向きなんじゃないか?って僕は思うわけです。
今回僕は夫婦ツーリングで使いましたが、同じように夫婦・カップル・(嫌だけど)野郎二人の旅だったら、片方のバイクにこれを積んで、片方のバイクに他の荷物を積めば、小さいバイクでも全然行けるんじゃないかと思います。
そして何より僕のようなソロツー愛好家且つ、これを積めるバイクが愛車だったら、一人でこの快適空間を使えるとか、キャンプの楽しみが倍増すること間違いなしです!
ってことで、北欧ブランドのノルディスクのテントをバイクで使ってみた結果は「相性抜群!最&高!」でございました、誰か僕に買って下さい(最高のきらり)

ノルディスクはバイクとの相性が抜群でした