東京モーターサイクルショー2023 バイク女子にニューモデルを跨りまくってもらってみた!(国内メーカー編)

二輪好きの祭典、第50回東京モーターサイクルショーに行って参りました。

この写真で中尾さんが着ているジャケットは、自前のレザージャケットです^^;

今回はちょっと趣向を変えて、女優さんであり、バイク女子でもある中尾芽衣子さん(身長163cm)の協力を得て、“ニューモデルとバイク女子”をコンセプトに色々なバイクに跨ってもらってきました。

ちなみに中尾さんは、普段はHONDAのGB350Sに乗られているそうです。

そして、撮影にあたり、“せっかくバイクに跨る写真を撮るのなら!”と、J-AMBLEさんご協力の下、RossoStyleLabのジャケット(ROSSO ダブルライダースレザージャケット)をお借りして撮影させていただきました。

ROSSO ダブルライダースレザージャケットは、素材が羊革と書かれていたので、牛革のジャケットに比べたら薄手で柔らかいのだろうなと思っていたのですが、実際に着用してもらった中尾さんも、革ジャケットとしたらすごく軽く、プロテクターが入っていないようなシルエットと動きやすさを気にいっていたようです。

そして何より、両脇にギャザーをあしらいつつ絞り込まれたシルエットが、“着用時に細く見える”と喜んでいました。

それでは早速、バイク女子が気になるニューモデルのバイクにガンガン跨ってもらったので、その様子をご覧ください!(メーカーや車両の紹介順序は順不同です。)

Kawasaki

エリミネーター400

足つき性も良く、ロー&ロングなスタイルがカッコいいですね!

数年前から復活の噂があったエリミネーター。

当初は、HONDAのレブル250に対抗して250ccでラインナップされるのではとの噂も大きかったのですが、400ccでのデビューでした!

ネオレトロと近未来を融合させたような雰囲気を醸し出すエッジを押さえた全体の雰囲気は、新しい二輪路線を感じさせますが、初代のエリミネーターを踏襲するロー&ロングはしっかりと守られていますね。

展示車両はブラックでしたが、パールホワイトもラインナップされるようで、コレは400ccクラスを盛り上げてくれる1台になりそうですね。

足つき性が良く、安心して乗れそう♪と中尾さんも言っていました。

確かに、ステップが着座位置よりもやや前にあるため、足を真っすぐ降ろしても、ステップなどに引っかかる事が無く、同じ位のシート高のバイクよりもかなり足つきが良さそうですね。

シート高:735mm
車両重量:176kg
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC 並列(直列)2気筒
最高出力:48馬力
価格:759,000円

Z900RS Cafe

ティアドロップ型のタンクが際立つ美しいフォルムですね

往年の名車、Z900(いわゆるZ1)の優美なフォルムを再現しつつ、新しさを取り入れて2018年に登場して以来、高い人気を保ち続けているZ900RS。

Z900RS CAFEは、そんなZ900RSにビキニカウルを装着し、カフェレーサーの雰囲気を纏わせた1台です。

カフェレーサーというと、ロケットカウルにシングルシートというイメージがありますが、Z900RSはもともと、パッセンジャー側のシートからテールカウルまでのラインが絞り込まれるような雰囲気であったため、フロントカウルの装着だけでもcafeとしてのイメージを持つことに違和感がありませんね。

シート高:820mm
車両重量:217kg
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC 並列(直列)4気筒
最高出力:111馬力
価格:1,463,000円

Honda

CL500

大きな荷台とアップライトなポジション!旅バイクとしても良さそうですね

HONDAの人気車種レブルの雰囲気をもちつつ、スポーティーな雰囲気にタクトを振った、いわゆるスクランブラースタイルのCLシリーズは、新しい車種!ではあるのですが、実は1998年から途絶えていたHONDAの名車シリーズの名を復活させたものとなります。

HONDAの人気車種でもあったFTRと同じ路線であるスクランブラースタイルと、現行で人気車種であるレブルの雰囲気を併せ持つ新型CLシリーズ。

これは人気が出ない理由が見つからない車種になりますね。

ちなみに、このCL500には、急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅させるエマージェンシーストップシグナルというシステムが装備されているそうです。

メーターやハンドル周りの雰囲気はGBに似ていると言っていた中尾さん。

謎のスイッチがグリップヒーターだと知ると、GBにもつけたい!と言っていました。

最近は、グリップヒーター標準装備のバイクも増えましたものね・・・

シート高:790mm
車両重量:192kg
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC 直列(並列)2気筒
最高出力:46馬力
価格:863,500円

レブル250

白飛びしちゃいました( ゚Д゚)・・・アクセルを捻るとエンジン音が鳴るというギミックがありました!

言わずと知れたHONDAの超人気シリーズの中でも一番の売れ線であるレブル250。

新たなカラーリングの車種がラインナップされたり、純正はもちろん、社外でもカスタムパーツが豊富な事から、自分だけの1台に仕上げる楽しみもある車種ですよね。

グリップを捻った瞬間に音が鳴った事に驚き、”何かやらかしたかと思った”と、笑っていました。

シート高:690mm
車両重量:171kg
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC 単気筒
最高出力:26馬力
価格:610,500円

日本郵便仕様のCBR

HONDAブースに展示されていたひと際派手なバイク!

HONDAとの協業の一環で立ち上げられたレーシングチーム“日本郵便 Honda Dream TP”の車両ですが、知らない人が見たら、“超速達を配るためのバイク”と思うかもしれませんね。

SUZUKI

KATANA

バックパネルのカタナは、昔のモデルですが、ちゃんとイメージが受け継がれているのがわかりますね

スズキのKATANAといえば、近年ブームになっている、往年の名車復活シリーズの代表格の1つでもあります。

中身は最新鋭のマシンでありながら、ひと目でKATANAと判るその見た目は、ライダーの所有欲を駆り立てますね!

昔のカタナには、リトラクタブルライトのモデルなどもありましたが、新型では流石にリトラクタブルモデルは出ないのでしょうか・・・?気になります!

”カタナ”というバイクは知っているようでしたが、多分後ろのパネルのバイクと跨っているバイクが違う事には気づいていなかったと思います(笑)

シート高:825mm
車両重量:215kg
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC 直列(並列)4気筒
最高出力:150馬力
価格:1,606,000円

スズキの旗艦である隼、やはり存在感がありますね。

デビューから20年以上の歳月を経ていても、当初のスタイリングをたもちつつ、なお先鋭さを感じさせるフォルムは秀逸としか言いようがない完成度ですね。

「The Refined Beast(凶暴さを制す知性)」というデザインコンセプトがドハマりしています。

なんとこの隼、二輪では珍しいカラーオーダープランを設定しており、“ボディーカラー”、“アクセントカラー”、及び“ホイールカラー”がそれぞれ3色の中から選択してオーダーできるようになっています。なお、アクセントカラーとホイールカラーに関しては、両者で反対色となる組み合わせは、オーダーできないようになっているようです。

300km/h位出ると中尾さんに伝えたところ、タンクに伏せて脳内300km/hを体感していました。

シート高:800mm
車両重量:264kg
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC 直列(並列)4気筒
最高出力:188馬力
価格:2,156,000円

YAMAHA

R1M

滑らかさとエッジの両立を図るように仕立て上げられ、全身を覆うカーボンパーツは正に芸術品のよう。

もちろんこのマシンの真価はその車体にあるのですが、何も知らずに跨っただけでも、“え?このバイク何か違う!”を感じさせるだけの魅力があります。

はっきり言って、この性能のバイクを300万円で手に入れることのできるのであれば、むしろ安いのではないかと思えます。

近くに置いてあったR1と形が同じだったため両者を見比べた中尾さん、その価格差にハテナ?を浮かべていました。

シート高:860mm
車両重量:202kg
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC 並列(直列)4気筒
最高出力:200馬力
価格:3,190,000円

XSR125

これまで海外での販売のみだったXSR125は、個人的に最も注目していたバイクの1つです。近年では高級志向も出てきている125ccクラス(いわゆる原付2種)ですが、このXSR125は、YAMAHAが本気で作り込んでいると思わせるような出来栄えです。

車格はもちろんフルサイズなのですが、タンクやシートの造形も美しく、倒立フロントフォークまで装備されているんです。ナンバーさえ見なければ、250ccと言われても素直に納得してしまいそうです。125ccとしては太目なタイヤもインパクトがありますね。

車格の立派さと細部の作り込みの良さから、中尾さんは何度も、”コレ、125ccなんですか?”と繰り返してました(笑)

シート高:815mm
車両重量:139kg
エンジン形式:水冷4ストロークSOHC 単気筒
最高出力:15馬力
価格:未発表

今回は、国内メーカー編でしたので、この続きは、外国メーカー他編です!・・・が、その前に、次回はちょっと横道に逸れて、東京モーターサイクルショーに彩りを添えていたコンパニオンの方々について紹介してみたいと思います

独断で厳選した10人について、他ではなかなか得られない情報も載せちゃいますので、期待していてください!