こんにちは!初心者のほほんライダー、もやしです♪
今回はHONDAのリード125を試乗してきました!
実は私、スクータータイプのバイクで走った経験が、ほとんどありません。原付免許の試験に受かって実技講習を受けた日と、普通自動二輪教習中のオートマ体験の日…くらいかな。
なので今回の試乗は、かなりドキドキでした。
スクーター超超・初心者目線のインプレになります。最後まで、どうぞお付き合いくださいませ。
外観

今回お借りした車体の色は【パールジャスミンホワイト】
車両の形から受けるイメージはシャープですが、この色だと、その印象もすこし柔らかくなります。


ぱっと目がいく、大きなヘッドライト、ポジションランプ、テールランプ。すべてLEDで、夜の走行も安心です。


灯火類だけではなく、サイドミラー、メーターも、かなり大きい!
今まで乗ったことのあるバイクの中で、このあたりはダントツの大きさでした。実用性に振り切った感じでしょうか。とても安心感のあるデザインです。


鍵は便利なスマートキータイプ。ポケットにキーを入れたまま、ダイヤルとボタンで、イグニションのON/OFF、ハンドルロック、給油口・シートの解錠ができます。


左右のスイッチは、ご覧の通り。左側にヘッドライトのハイ・ロー切り替え、ホーン、ウインカーです。右側に…あれ?これ何かな?見たことないスイッチがひとつと、セルフスターター。
この見たことのないスイッチが「ON」になっていたことで、このあと私は冷や汗をかきます。




リード125の収納力には驚きました。
シート下のスペースは、37Lという大容量。私が愛用しているフルフェイスヘルメット(SHOEIのGlamster/Sサイズ)は余裕でスッポリ収まりました。さらにそのとなりに、レインウェアやタオルなどが詰まったリュックを入れても余裕です。
フロントのインナーボックスは、500mlペットボトルが縦に収まる大きさ。ボックス内に USB type-c のソケットがあるので、スマホをボックスに入れて、充電しながら走ることができました。



タンデムもとてもしやすそうな設計になっています。


センタースタンドも、サイドスタンドもあるのは、地味に便利ですよね。
狭いところで駐輪する場合はセンタースタンドを使うので、個人的には、センタースタンドをサクッと立てられるバイクかどうかは重要なポイント。リード125は想像以上に楽に、立てることができました。
低身長ライダー(152cm)の足つき
もやしのスペック: 身長 152cm、股下 72cm
履いているブーツ: つま先 2.5cm、かかと 5cm
リード125のシート高: 760mm


↑↑両足をおろした状態


↑↑片足だけおろした状態
数値を見たときは余裕だろうと思っていましたが、いざまたがると脚がかなり開いた状態になり、両足をおろすとギリギリ母指球がつくかな、ということろ。とは言え、車両重量が116kg程度で、すこしお尻をずらして片足をおろせば踵まで着くので、慣れれば運転には支障なさそうです。
(後日、同じリード125に乗った、私より小柄な女性を見かけました!つま先着地でヒョイヒョイ乗りこなしていて、感動…!!)
「通勤」をイメージして街中を走ってみた
これだけ収納力があって、便利な装備盛りだくさんのリード125。お仕事で使うにはもってこいだろうなぁ!ということで、今回は都内の街中を「エア通勤」してみました。

幹線道路をピューっと抜けるぞー!と意気込んで走り出し、10分ちょっと。赤信号で停まった瞬間に、プスッ…とエンジンが止まりました。
「え?スクーターってエンストするんだっけ…?ん?クラッチ…??(リアブレーキを握りなおす)」
スクーター超初心者の私、幹線道路の真ん中でプチ・パニック。
きっと普段から車を運転する方には当たり前の機能だと思うのですが、アイドリングストップ機能がONになっていたんですね。

バッテリーの電圧が低い時には自動的にOFFになるため、走り出して10分ほどは、停止時にこの機能が働かなかったのです。大きな道路に出た途端に作動したため、とても驚いてしまいました。
さいわい赤信号が長く、アイドリングストップだと気付くことができ 事なきを得ました。(降りて押して路肩まで行こうか、2秒くらい本気で悩みました。)再発進の時は、少しアクセルをひねるとすぐに動き出します。アイドリングストップ機能付きのバイクがあるなんて、私は初めて知りました!すごい!
肝心の乗り心地ですが、これがかなりスムーズでびっくり。スクーターってこんなに静かに走れるものなんだと。例えると、生まれて初めて電気自動車に乗った時の感動に似ていました。リード125に使われている「eSP+」というエンジンには、さまざまな技術が投入されていて「静かな走り」というのも、このエンジンのおかげのようです。

普段、カブとMT車にしか乗っていないため、左レバーのブレーキ操作に多少不安はありましたが、左右どちらも絞るようにかけていけば、雨の中でも安定して停止することができました。なお、リード125にはHONDA独自の「コンビブレーキ」というシステムが搭載されていて、リアブレーキをかけると、フロントにも制動力が配分される仕組みになっています。
マニュアル車のような操作もなく、とてもスムーズな走り心地のリード125。
30分ほど走っていると「あれ…?なんか、ひまかも…」と思ってしまいました(笑)
でも運転中に「ひまかも」と思えるくらい余裕があるのは、初心者にはとてもメリットで、道路状況に集中できるんですね。通勤や通学で使うとなると、天候の悪い日も、ラッシュの中でも、走らなくてはいけません。車や人が多ければ多いほど、不測の事態も起こりえます。そんな中を余裕を持って走れるというのは、安全運転に繋がる、とても良いことだと感じました。

さいごに
スクーターを、リード125を、私は侮っていました。
安全に、そして快適に走るために、さまざまな技術と機能が搭載されたリード125。私が通勤でお世話になる日も、そう遠くないかもしれません。
