こんにちは!初心者のほほんライダーもやしです♪
先日、ついに!ライディングスクールに参加してきました!!
今回は、その様子をレポートさせていただきます。
ライディングスクール、気になるけど、どんな雰囲気なのかな?私でもついて行けるかな?という初心者さんの参考になれば幸いです。
まずは予約
私が今回受講したのは Honda の交通教育センターで開催されている「HMS(Honda モーターサイクリスト スクール)」です。全国7か所で、オンロード/オフロードのスクールが、入門から上級コースまで開校されています。
バイクのスクール オンロード|Hondaの交通安全|Honda公式サイト
バイクのスクール オフロード|Hondaの交通安全|Honda公式サイト
こちらのスクール、昨今のバイクブームもあって大人気。特に都心に近いスクールの申し込みはいつも定員オーバーのようです。
私は埼玉で開校されているスクールに申し込みをしたのですが、実は二度、抽選で外れています。絶対に行きたい!という方は、いくつかの日程をまとめて申し込んで、抽選に当たったら他の候補日はキャンセルする(キャンセル待ちの方に回していただけます)が、おすすめです。※キャンセルは忘れず、すぐに行いましょう※
申し込みをすると、開校の1カ月前に抽選結果がメールで送られてきます。
また申し込みの際に、当日乗るバイクを第三希望まで選ぶのですが、実際にどのバイクが割り振られたかは、前々日くらいにメールでお知らせが来ます。私は乗りなれたものが良かったので、教習車と同じCB400SFを第一希望で出しました♪
いざ当日!!
埼玉のスクールは、周辺の駅3か所で無料送迎バスが用意されています。

まず1階の受付で、受講するコースと名前を伝えます。申し込みシートに住所や緊急連絡先などを記入し、ゼッケンを受け取って、更衣室で着替えます。着替えのあとは、そのまま受講者説明会からコースへ移動になるので、ヘルメットやプロテクター、飲みもの以外の大きな荷物は更衣室のロッカーに入れておきましょう。貴重品用の小さなロッカーは、受付横の廊下にありました。
10:00~ 説明会
初級コースを受講の場合は、まず教室に集合して、説明会が行われます。
インストラクターの方々の自己紹介、参加者の自己紹介、それからコース上での注意事項などが説明されます。
この時に、パイロンの色分けの説明があるのですが、ここはよく聞いておくことをおススメします!
インストラクターの方に「コースに行ったらまた説明するから、いま覚えなくていいですよ~」と言われたのを真に受け、ボンヤリと聞き流してしまった私。午後の走行中に一瞬ですがコースを外れてしまい、うしろをついてきていた方にご迷惑をお掛けしてしまいました…ごめんなさい!!

10:30~ 車庫へ移動
教室を出て、コース横にある大きな車庫へ移動します。
ここには様々な排気量のバイクがズラリ!!テンションが上がってきます♪

ここで、バイクの基本についての説明があります。
まずは車両点検。ブレーキ、灯火類、燃料、空気圧について、どのような頻度でどのような点検をすべきかを改めて確認します。
それからバイクの乗り降りについて。教習所で習う乗り降りは、本当に安全なのか?なぜハンドルを切って停めておくのか?など、教習所では聞けない話もあったりして、このあたり、初心者にはためになる話でした。
最後に、運転姿勢について。バイクの運転姿勢、着座位置はもちろん状況に応じて変わります、と前置きがあった上で、「今日は後ろの方に座る、背中を少し丸めて身体の前に大きなものを抱えているような姿勢を意識してみてください」と言われました。(低身長の私、教習所のころから前の方に座る癖がついていたので、ここでちょっとドキドキ。)
ハンドルも、いわゆる「ガバ握り」にならないように、第三関節が真上、手の甲が自分の方を向くようにと言われました。
11:00~ いざコースへ!!
バイクの基本の説明が終わると、いよいよコースに向かいます。
プロテクターをつけ、それぞれ割り振られたバイクにまたがって、スタート!

ウォーミングアップ。インストラクターのうしろに1列に並び、20km/h弱の低速で、コースをぐるぐると回ります。3周目ぐらいには少し蛇行運転もしつつ、自分のバイクの挙動や重さに慣れていきます。

身体がほぐれたところで、ブレーキングの練習に入ります。
使うギアは自由(ローギア以外)、速度制限は40km/hまで。直線上に置かれた指定のパイロンでブレーキングを始め、そのパイロンから安定して停まれる距離がどれくらいになるかを、各々把握していきます。この日は終日雨で、路面はしっかり濡れた状態。最初はこわくて、思っている以上に停止位置が遠くなってしまいましたが、何度か繰り返し、フロント・リアのブレーキの感覚が分かってくると、制動距離が短くなっていきます。
最初に説明された
- 背中を少し丸めて身体の前に大きなものを抱えているような姿勢を意識
すると、身体が前のめりにならずに安定しますよ、と言われましたが、これはなかなか難しいなと感じました。どうしても腕が突っ張って、上半身に力が入りそうになるんですよね…。体幹トレーニング、大事だなぁ!


午前中は、ブレーキングの練習がメイン。最後に、すこしだけパイロンスラロームを走行してみて終了。
12:50~ 休憩
1時間ほどの、お昼休憩。受付のある棟の1階に食堂があり、この日のランチは2種類から選ぶことができました。 休憩中は、同じコースの参加者の方と、普段乗っているバイクや使っているカメラの話で盛り上がりました♪

13:50~ 午後の部スタート!!
休憩終了後、少しウォーミングアップ走行をして、ついにパイロンスラロームの時間です。
手前は広く、進むにつれて狭い間隔で置かれたパイロンの間を走行していきます。教習所のスラロームと違って、パイロンの間隔が変化するので、狭くなると難しい…!最初からリズミカルにスイスイと抜けていく参加者の方もいれば、私のように初めてレッスンに来たメンバーは、通れないパイロンがあったり、ノロノロ運転になってしまったり…それでも、何周もして、インストラクターにアドバイスをもらううちに、失敗なく通れるようにはなってきます。
慣れてきたところで、よりメリハリをつけて走行するポイントをアドバイスしてもらいます。
- 曲がっている最中もリアブレーキを積極的に使い、速度の調整やバイクの傾けを行う。
- パイロンから離れたところで曲がり始め、次のパイロンに向けてバイクが立ち上がった瞬間に、抜けるパイロンの一番近くにいることを目指す。
理屈は理解できるのですが、私はどうしてもこの2つ目の感覚が掴めませんでした。バイクが立ち上がる、というのをしっかり感じられるほど、まだバイクを傾けられていないのが原因かなぁと分析しています。ここの感覚を掴むためにも、またスクールに通いたいところです。

最後に、コーススラロームの時間。コース内に置かれたパイロンの指示通り、スラロームで抜けたり、Uターンしたりしてコースを一周します。午前の説明でパイロンの色や模様を全部覚えていなかった私…1回目の走行でコースアウトしてしまって、後続の方を惑わせてしまいました。不安な方は、途中の小休憩の時などにインストラクターの方に確認しておきましょう!(自戒を込めて!)
個人的には、コース内の右Uターンが一番難しかったです。埼玉のスクールには「バランス」というコースもあって、そこでUターンは詳しく習うことができるそうなので、初級に慣れたら参加してみようかなぁと考えています。
一日を終えて
正直、一日のスクールで初心者の私がめちゃくちゃ上達した、ということはありません。
どちらかと言うと、まだまだバイクのこと分からないなぁ…!が、素直な感想です。でもそれが楽しい!おもしろい!これは断言できます。
スクールで習ったことを意識するようになると、普段のツーリングが「ただ走っている、ただ目的地に向かっている」だけではなくなります。信号の停止ひとつ、右左折ひとつ、それら全部が成長のチャンス。
まだまだ分からないなぁ…を繰り返しながら、ライダーとして成長してきたい。
改めてそう決意した、もやしでした♪♪
