バイクの進化が止まらない!ついに出た!新型電動バイクBMW CE-04購入レポート

みなさんこんにちは!BMW大好きバイク女子KAORIです。

二輪の電動バイクはまだまだ認知度が低く、なかなか手も出しづらいと思いますが電動バイクの良さを全力でお伝えします!!

2017年に発売されたBMWの第一弾Cエボリューションの発売から早くも5年がたちました。

以前はこのバイクに乗っていましたが、第二弾CE-04を購入したところ、

電動バイクの進化にビックリ!そして、あまりにも快適すぎたので紹介させていただきます♪

二輪の電動バイクってどうなの?と思っている方!私がじっくりたっぷりお伝えしていきます。

発売そして購入までの経過

前進にあたるスタディモデル(試作)であるディフィニションCE-04が2020年11月に突如発表。
2021年12月本国で発表され、2022年1月にやっと日本でも発表になりました。

お付き合いのあるBMWモトラッドさんより『いかがですか?』とお話をいただき、第一弾で2017年に発売されていたCエボリューションにも乗っていた私はどうしても第二弾のCE-04は乗ってみたくて、今回日本上陸第一号ロットの中から割り当ててもらうことができました。

予約後、見ず転だとちょっと怖い(笑) 実際見てみたなぁと思っていたところ3月末の東京モーターショーで実物が見れると知り、実際見てみることにしました。


それほど期待はしていなかったのですが・・・・

『えーーー、なにこれ!この形・・・斬新〜』

それが私の第一印象 かっこいい!かっこよすぎる!!欲しい・・・と私の物欲心がくすぐられました。

これは予約を入れて正解だった!! 私のワクワクは止まらず 

しかし4/22に発売開始になり4月末には納車の予定が、コロナの影響で日本にはいつ入ってくるかわからず・・・
6月末になりようやく日本到着!!予定より半年ぐらい遅れての入荷となりました。

5年前のCエボリューションです

  

気になる航続距離と充電方法、そして充電問題

航続距離はCE04は約130キロ、Cエボは約160キロ。

え???新しくなったのに乗れる距離短くなったの??と思いますよね?
これには理由があって、バッテリー容量をあえて減らしています。
シティーコミューターとしてはなんといってもCエボは重すぎ・・車量重量260kg以上!それだけ聞けばそれぐらいの重さのバイクってたくさんあるぞ!と反感を買いそうですが(笑)
バッテリーってめちゃくちゃ重いんです。なので260kgと思えないほど重すぎてとにかく取り回しに一苦労します。
ここだけの話、なるべく取り回しをしなくていいように駐車していた私(笑)。
後に紹介するバックスイッチがある意味がよくわかります。ほんとにほんとに腰がもげそうになってました。

今回はその反省を踏まえて軽量化、小型化されましたがそれでも230kg越え。
これは筋力つけないとなぁと思う今日この頃です。

充電方法

100%電気バイクで充電時間が普通充電で約4時間
(バッテリーの充電ってこんなにかかるんです。どんだけ大きいバッテリーが積んでるのか、、)
CE-04は普通充電の急速版にあたるモード3ハイスピード充電に対応。
この対応の充電器を利用すれば1時間20分で充電できます。
これはすごく早いので非常に助かる!!電気工事さえすれば家庭でも出来るということなので家でも充電したい!という方にはおすすめ〜

開けると

そしてここに付属のコンセントをつなぐと充電開始です

付属のケーブルはラゲッジボックスに入るようになっています

 

充電問題

電動バイクの一番のネックはきっと充電問題。
ガソリン車はガソリンスタンドさえ見つけられたらすぐにガソリンを入れて再出発ができますが、電動バイクはそういうわけにはいきません。
ツーリングの際、航続距離を常に気にしておかなければならず、次の充電場所まで何キロあるか何キロ乗れるか数字との戦いになります。
余裕や時間があるところは前もって充電しておくのをお勧めします。
ツーリング先が決まっている場合、ルート上のどこに充電場所があるかなど事前学習をし、どこでどれくらいの時間充電するかも予定に入れておくとスムーズなツーリングになります。
充電中の過ごし方として、ほとんどの充電場所は1回30分とか条件があります。
その30分をバイクに座ってスマホを見るのもいいと思いますが、私は周辺の探索をしています。
車やバイクでは狭くて通れない道でも、歩きなら、狭い路地も見に行けます。
そして決まってコンビニへ寄って水分補給!そんなことをしていたら30分なんて本当に早い。
すぐ終わるので充電にも苦を感じません♪

電動バイクはソロツーリングがおススメ

電動バイク同士のツーリングなら気を遣わずに充電ができますね。
でも、ガソリン車とロングツーリングの場合は
目的地に充電器がなかったり、ガソリンスタンドはあるけど、充電スタンドはない等、まだまだ充電に関しては普及率が低く、かなり気を使ってしまう可能性もあります。
友人同士で行くツーリングももちろん楽しいのですが、電動バイクに関してはあまりおススメしません。
ソロで好きなところに行って好きなところで充電をしてその間にご飯を食べてもいいし、ぼーっとしとくのもいいでしょう♪ 一人を楽しむチャンス!!

 

カラーバリエーション

マジェラングレーメタリックとライトホワイトの2色展開です。

マジェラングレーメタリック
引用https://www.press.bmwgroup.com/japan/article/detail/T0368514JA/電動スクーターbmw-ce-04発表?language=ja

ライトホワイト
どちらの色もいいですね!

 

毎度おなじみ豪華標準装備

BMWのバイクの醍醐味と言ってもいいんじゃないかなと思える豪華装備!今回もたっぷりご紹介します

1.さらに大きくなったTFTモニター

2.進化したABS

3.進化したLEDライト

4.冬の必需品 グリップヒーターとシートヒーター

5.自由自在な走行モード

BMWの標準装備は安全に直結するので非常にありがたい!それでは1つずつ説明していきます。

1.さらに大きくなったTFTモニター

BMWのTFTモニターといえば6.5インチが主流ですが今回はなんと!10.25インチ!!大型R1250RTと同じ最大のモニターになっています。6.5インチでも十分見やすいですが、10.25インチになったことでさらに見やすい!

ここまで大きいとほんと見やすい!それなのに運転の邪魔にならない

 

2.進化したABS

コーナリング中も有効のABSプロを搭載。
コーナー中にもABSが有効だと⁈もうびっくり!!
コーナーで砂などがあり車体が斜めになっていてブレーキをかけてもABSが効いてくれるという優れものです。

二輪のABSはBMWが世界初採用で、今回さらにパワーアップしたABSを開発してくれました!コーナーが少しばかり苦手な私でも安全に運転できそう♪

 

3.進化したLEDライト

アダプティブヘッドライトプロ搭載

ピッチ変動による上下の高さ調整を行なってくれ、さらにプロは傾斜センサーをもってコーナーでも見やすくしてくれます。(角度補正をしてくれます)

簡単に言えば走るところを常に明るく照らしてくれるっていうことかな♪

 

4.冬の必需品 グリップヒーターとシートヒーター

この二つに関しては冬に大活躍間違いなし!

 

5.自由自在な走行モード

ECO,RAIN,ROAD,DYNAMICの4種類。初走行ではRAIN以外を試しました。

電動バイクなのでアクセルを緩めると回生ブレーキが効くんですが、ECOにするとその回生ブレーキが強すぎるのと発進時のパワーが弱くて少しヨロッとしました。

DYNAMICは回生ブレーキは少ないけどパワーがありすぎて発進時、体が後ろに持っていかれる感じがあったのでROADがその中間の役割をしてくれて乗りやすかったです。

 

 

基本スペック

・全長:2285mm

・ホイールベース:1675mm これは長い!モンキー50で895mm。その倍!

 

・シート高:800mm 最近ワイルドウィングの厚底ブーツへ変更したのでこれで問題なし

 

・車両重量:231kg 意外と重くて引き起こしに力が必要。ギアを切れないためニュートラがないので取り回しの時も重い!そのためバックボタンがあります。

バックはこのボタンを押しながらアクセルを捻るだけです♪

 

・最大トルク:62Nm

・駆動用バッテリー:リチウムイオンで容量60.6Ah

※電動バイクはどんなに出力が大きくても軽二輪登録なので車検がありません。
もちろんこのCE-04も車検なし!これはかなり魅力的!!

 

 

その他装備

・ウインドスクリーン

ライトホワイトはクリアですが、マジェラングレーメタリックにはオレンジのスクリーンです

一時期BMWのGSにイエローのウィンドスクリーンがあったらしいですが、それは法的にNGだったと。なので今回もクリアで来るんじゃないかと噂されていましたが法的に許可が取れたらしい!!

 

・シート

日本版のシートは黒ですが本国ではオレンジが入っています。

日本仕様

スクリーンもオレンジできたので、シートもオレンジでくると期待していましたが、後ろにオレンジがくるとウィンカーなどと間違えるということで、ここは法的にNGだったらしい・・残念。

本国使用

 

・ウィングレッド

Moto GPでもおなじみのウィングレッド

このCE-04にもついてます!

フロント部分から空気を抜くことで安定を保ちます。
空気をバイクの下の方に持っていくことでバイクを押し付ける力を発揮させる装置なのでこれがあるのとないのでは直進の安定とコーナーの曲がりやすさが全く違います

電気の加速力

今回これは声を大にしてお伝えしたい!!!!!

とにかく速い!速い!!速い!!!

電気はON、OFFしかなくアクセルを捻った瞬間から最大トルクに達成

エンジン車は回転の上昇に伴って徐々に最大値に向かって行きます。なので電気は速い!

フルパワーで発進した時は笑いしか出ない(笑)

だって、、、、、

速すぎて楽しい!!!!

加速の楽しさはYoutubeで見れるのでぜひ見て電気の楽しさを感じて欲しいです

 

まとめ・今後の挑戦

BMW新型電動バイクCE-04 いかがだったでしょうか。

納車当日に約100kmの試運転をして2日後に筋肉痛が出ましたが(笑)かなり楽しく試運転をすることができました。

今後の挑戦として満充電で実際何キロ走行できるか、走行モードを変更した時のバッテリーの減り具合に差があるかなど電動バイクでしかわからないことのたくさんあると思うので実験もしてみたいと思います♪

Youtubeでもインプレを行なっていますのでぜひご覧ください。

https://youtu.be/es4xXz–LBw