皆さんこんにちは いちこです。
夏の終わりですが、Youtubeはじめました。冷やし中華は好きじゃありません。
ごく少数の方は、すでにご存じかもしれませんが、もともと少しだけあげていた動画を機材や環境がある程度整ってきたので頑張っていこうと思います!
私の主戦場は主にインスタグラムとMotozipの記事ですが、やはり写真、記事、動画にはそれぞれ得意分野があると思い少しでも多角的にバイクの魅力を伝えられたらなと思っています。
今回の記事の内容も動画にしていますので、そちらもお時間あればご覧いただけると嬉しいです!では、さっさく本題に入りましょう。
今回は大手バイク販売チェーンのSOXさんからカワサキのW175TRというバイクをお借りしましたので、そのインプレッション記事です。
先日iPhoneがぶっ壊れましたため、写真のデータが消失しまして・・・一部バイク館SOXさんより写真拝借しております、悪しからず!!!本当に!!!!!運が悪い!!!!笑

あほやで恰好だけ気にしてめっためた暑いのに革ジャン着ました!バイクにあってる!笑
Kawasaki W175TRとは何者か??
まずは外観をドン!!

おそらく大半の人が聞きなれないバイクかと思います。私もこの話を受けるまでは知りませんでした・・・
このW175TRというバイクはインドネシアカワサキが製造し、インドネシア国内向けに発売しているモデル。SOXさんが日本に輸入しているものになります。
インドネシアと言えば世界有数のバイク大国。というか東南アジアはバイクと生活がかなり密着している地域です。
そんなわけで東南アジアというと生活感あふれるバイクをイメージしてしまいますが、ところがどっこい、こんなシャレオツなバイクが発売されていたんですね・・・目からうろこです(#もしかしてコンタクト)。
さて、このW175TR、頭文字のWが示す通り国内発売されているW800の系統にあり、カテゴリーとしてはスクランブラーになります。
古き良きバイクといった外観でとてもかっこいいですよね。私的にはかなーり好みです。カワサキからはエストレヤという似たバイクが発売されていました。これ実はインドネシアではW250という名前で発売されています。
とまぁ私が調べたうんちくは以上にしまして、車両紹介に移ります。
スペックと外観
まずは主要スペックですが、いちこ的チェックポイント中心に紹介します。詳しく見たい方はインドネシアカワサキのHPでご覧ください。
エンジン
177cc空冷単気筒エンジンです。まぁ非常にオーソドックスなエンジンです。最高出力は7500rpmで13ps、最大トルクは6000rpmで1.3kgmfです。
パワーカーブを見たわけではないですが、最大トルクが割と高回転よりにあるので、出力もオーソドックスな感じがします。エストレヤもほぼ同じ感じです。
ちなみキャブ車です。この令和時代にキャブレター。こういうメカニカルな機構大好きです。メンテナンスやセッティングしやすいというのが何よりのメリットかなと思います。
冬場の冷間時始動なんかはインジェクションには勝てませんし、おそらく燃費も・・・それでもキャブ車の新車が買えることのロマンが勝ちますね

車体
まず車重、おどろきの123kg。めっちゃ軽くないですか??エストレヤが160kg程度であることを考えると脅威の軽さです。
実際に押したり引いたりしてみると、この軽さがよくわかります。なにより車重が軽いということはエンジンパワーがなくても快適に走れるわけですから、それも重要な要素ですよね。
W175TRは177ccとエンジンは小柄ですが、車体が軽いため、PWR、TWRはほぼ国産の250cc並みです。非力すぎて使えないなんてことにはならなさそうです。
次に車格です。
国産250ccに比べるとやはり少し小柄ですね。全長およびホイールベースが短いです。私と比べるとこんな感じです。

タイヤ、ホイール
これはバイクの走りにかなり影響する部分です。このW175TRは前後17インチなので、基本的なロードモデルのバイクと同じですね。
この手のバイクって結構18インチとか19インチを使っていることも多いんですが、そんな中でこのW175TRは17インチなわけです。

外観と足つき
冒頭でも触れていますが、見た目がクラシカルで古き良きバイク感満載の車両です。
丸目ライトと丸ミラーがいい感じにレトロ感を醸し出します。タンクにはキュートなロゴがあしらわれていて、スプリングの赤とリンクしてかっこよきです。
シートの座り心地もふかふかで座りやすい…お尻痛くならないです。大事。
また、エンジン下にアンダーガードがついているのも特徴で、アップフェンダーとフロントフォークカバーも相まって、オフ車を彷彿させる軽やかな見た目だなと思いました。
さてさて、気になるのが身長160cmの私の場合の足つき。スペック上は1,950(mm) × 805(mm) × 1,085(mm)。
普段乗っているZ900のシート高が800(mm)なのでどうかなーと思っていましたが、何せ細身の車体、細身のシートということで足つきは特に問題ありませんでした。
なにより、女子ならだれもが共感する、足がそんなにしっかりつかなくても、この位車体が軽いなら安心感半端じゃないんだぜ、という感覚。大事。

ちゃんと前後からとった写真あったのにiPhoneの突然死でいろいろ来ました。みんなも気を付けてね
試乗
今回は初のインプレ、小型車ということもあり主要幹線道路&軽い山道を走行してみることにしました。ルートがこちら。国道1号線→くらがり渓谷→作手→道の駅手作り村→俺の庭コースです(でも動画の中でまさかのルート間違えるっていう間抜けっぷりを晒す)
走行中の写真は残念ながら撮影できないので、本当に口頭の感想となりますが、動画上げているのでそちら見てもらえると助かります。ちんたらぺらぺら話してます。
さてまずは幹線道路を走ってみた感想ですが、60km/h前後は安定感あり、全く問題ないです。じゃっかんスロットルひねって100km/h近く出すと不安が残る感覚がありました(このスピードを試したのは高速。そう、実は高速にも乗れる)。
メーターは140km/hまであるけど私は100km/hが不安なく乗れる最高速って感覚でした。
山道や軽いワインディングの下道は正直最高です。気張ることなく、力むこともなく、軽い車体を最大限に楽しんで散歩気分でツーリングを楽しむことができました。
何度も言いますが、やはり車体が圧倒的に軽いので、通りすがりに見つけた喫茶店やお店にもUターンなどして簡単に戻ることもできました。大型じゃ無理・・取り回しがここまで楽だと行動への心的負担と言いますか、圧迫感と言いますか、気軽さがとにかく変わります。

まとめ
W175TRSEでのツーリング、普段大型に乗っているので軽さに圧倒された1日になりました。道の駅での取り回しもさることながら、自宅に帰ってきたときも、道端のUターンも億劫になりません。
大きなバイクに乗るのは不安がある女の子におすすめなのはもちろん、普段大型に乗っている人にも新たな可能性と世界を見せてくれるバイクだと思います*
いかがでしたでしょうか、動画では走行風景も撮影しておりますので是非ご覧ください!
バイク館SOX天白店様、貴重な機会をありがとうございました!!! →バイク館SOX