走る200馬力の伝統工芸品⁉
【YAMAHA】YZF-R1Mは
匠の技が光る所有満足度No.1バイクだ!

こんにちは。脳内メルヘンライダーのshujiです。今回のインプレ車両はなんと!YZF-R1Mです!僕が乗ったことあるバイクで間違いなく一番高価なバイクです笑。通常のYZF-R1も乗った事もあるので比較とかもしてみたいと思います。それではLET’S GO!!

まずは見た目をチェック☞

クオリティ高い純正カーボンカウル

高級なカーボンカウル

スーパースポーツ好きな人が好きなワード。カーボン、チタンとか聞くとワクワクしますよね笑。そんなパーツがふんだんに使われてるYZF-R1M。調べてみたらR1とR1Mのカウルの値段の差がびっくり!

R1のサイドカウルは片側¥27610
R1Mのサイドカウルは片側¥172700
R1のテールカウルは片側¥8998
R1Mのテールカウルは片側¥97130

僕もカーボンが好きでカーボンパーツ買ったことあります。社外品はクオリティが低いものが多いですが、さすが純正パーツのカーボンは綺麗です。これだけ綺麗なカーボンカウルに包まれたバイクはどの角度から見ても美しいです。

R1Mにはシリアルナンバープレートが

高級感が漂うシリアルナンバープレート

シリアルナンバープレートが付いていました。やはり高級バイクは特別な感じがするのと職人さんの作る拘りがプレートのナンバーひとつひとつに思いが詰まってるような感じに思えました。

職人による美しい演出

まるで工芸品の様なタンク

YZF-R1Mのタンクは職人さんが磨いて作られています。その工程をできる人はなんと社内で3人だけ。R1Mを跨った時に一番美しく見える様に仕上げているそうです。

跨ってみた印象☞

足付きをチェック

身長168cmの僕でこれくらい

YZF-R1Mのシート高は86cm。通常のR1のタイヤの扁平率が190/55でR1Mが200/55。R1Mの方が横幅が1cm広くなってても扁平率が同じ55%なので1cm高くなっています。このクラスのバイクの中でも高い方なので足付きが良いとは言えません。

R1Mならではの演出

かっこいいフルカラーTFT液晶メーター

キーをオフにするとR1の文字が。しかしR1MにはR1の文字の下に「suspension by OHLINS」と表示されます。本当にテンション上げさせてくれるバイクですね。

念願のYZF-R1Mに乗ってみた☞

エンジン音とレスポンスが凄い

200馬力あるクロスプレーンエンジン

エンジンスタートして出発。自分のバイクと同じ感覚でアクセルを開けたらR1Mが吠えました笑。少しのアクセルで吹け上がりが凄いです。クランクシャフトを横から見た時にクロスしてる事からクロスプレーンエンジンと言う名前が付いていて通常の並列4気筒と点火タイミングが異なって特性やサウンドも違う。R1のクロスプレーンエンジン音は荒々しい感じで迫力のあるサウンドがします。

高級車の様な乗り心地

オーリンズ製電子制御サスペンション

エンジンのレスポンスに驚きながら出発して乗り慣れてきて思ったのは乗り心地の良さでした。スーパースポーツのサスペンションのイメージは硬くて突き上げ感があるイメージ。R1Mにはオーリンズ製電子制御サスペンションが付いていて僕の思っていたスーパースポーツのサスペンションと乗り心地が違いました。路面からタイヤが離れない、まるで地面に吸い付いてる様な感じがします。高級車に乗っている乗り心地と似たような感じがしました。

高速道路にも乗ってみた

やっぱりサーキットでも乗ってみたくなるバイク

一般道では3速、首都高だと6速まで入れれるけど加速する時は5速にしないと回転数が下がってギクシャクします。それだけR1MとR1は一般道向けではないギヤ比って事ですね。2速の低回転からアクセルを多めに開けてみたんですけど簡単にフロントが浮いてワープするような加速。とても僕には扱えません笑。しかしレースでR1を扱えてる人がいる。サーキットに通って少しずつR1との距離を近づけるのも楽しいかもしれません。

サーキットで走る為のバイク

YZF-R1の形は機能美

走行中に色々と体を動かしてみました!サーキットでのスポーツ走行をイメージして伏せてみたんですけどびっくりするくらいスクリーンの先が見やすかったんです。スクリーンの長さや角度が最適なんだと思います。あとアップダウン対応のクイックシフター!発進と停止の時にしかクラッチレバーを使わない。シフトチェンジの時レバーを握らなくていいのはスポーツ走行に集中できる事や手の疲れにも貢献されます。ますますサーキット走行をしてみたくなりました。

高級バイクR1Mに乗った感想☞

R1Mは所有感を満たしてくれる
最高のバイク

お台場の桜とR1M

僕が今回YZF-R1Mの試乗させて頂いて思った事は「所有感に満たされた!」です。本当に僕の個人的な意見ですけどサーキットを走りたいだけならYZF-R1でも充分楽しめると思います。電子制御サスペンションも勿論良いのですがサーキットに合わせて自分で色々と試して結果に繋げていく楽しみもあります。なので僕の中だとR1MはR1より高級で所有感を満たしてくれるバイクだと感じました。CBR1000RRSPやZX-10RRの様に最初からタンデムステップが付いていない訳ではなくR1Mは後ろに人を乗せることができる設定。カーボンカウルの見た目の演出。一般道での乗り心地がとても良く感じたコンフォートな電子制御サスペンション。お金があるけど時間が無く、でもたまにはサーキットを走って非現実を味わいたい!そんな人におすすめだと思います。サーキット走行には勿論セッティングは必須ですがある程度R1Mが自己分析してセッティングしてくれるので時間の無い人にはおすすめなバイクです。一般道を走っていると知っている人は見てきます。なかなかR1Mを見かけることは少ないと思います。桜とR1Mの写真撮ってる時は何故が「これ自分のバイクか?」って錯覚してしまい返却する時「いやいや!」ってなってしまいました笑。それだけ所有感に満たさせる魅力的なバイクなんだと僕は思います。