一生の相棒♪ 新型【スーパーカブ110】インプレ

こんにちは! 初心者のほほんライダー、もやしです。

今回はHONDAの新型・スーパーカブ110の試乗をしてきました。

自分のリトルカブを含め、個人的に色んなカブエンジンのバイクに乗ってきましたが、実はスーパーカブは初めて。カブの本来の姿(!?)見せていただきましょう~!

↓↓ こちらの動画でも紹介しています♪
YouTube【もやしのバイク奮闘記】新型スーパーカブ110

外観・装備

今回お借りした車体の色は【グリントウェーブブルーメタリック】
パールっぽい細かなキラキラは、写真で見る以上に綺麗で上質な感じがします。

ヘッドライトはLED。その他のウィンカー、テールランプ等は電球です。

新型のスーパーカブ110、前モデルと比較して大きく変わったところは、新エンジンが搭載されたこと。そして、前後の足回りです。(めっちゃググりました。笑)

前後輪にキャストホイールと、チューブレスタイヤが採用されています。
チューブレスタイヤは、小さな穴であればパンク直後に自動修復する仕組みになっています。すごいですね!
私が普段乗っている ’98年式リトルカブは、もちろんチューブのあるタイヤ。以前、大きな道路を走行中に前輪がパンクして急激に空気が抜け、ハンドルが左右に「グニャグニャグニャ!」と揺れ出したことがありました。あれはとても怖かった…。

また、新型スーパーカブ110は前輪に、ディスクブレーキさらにはABSも搭載されています。
初心者ライダーには嬉しい、安心機能です。

リアサスペンションは、スプリングが見えていない、つるんとした感じ。マフラーと同じメタリックカラーで統一されていて、そのおかげかでしょうか?後輪周りはとてもすっきりして見えました。

前回乗った ハンターカブ ほどではないですが、スーパーカブ110にも大きめのリアキャリアが付いています。積載性ばっちりです!

シートはリトルカブと同じ形状で、程よい厚みと弾力があるもの。
私ね、このシート、大っっっ好きなんです。全然お尻が痛くなりません。超快適シート!どこまででも、いつまででも走って行ける気がします。

シートの後ろを持ち上げると、タンクの給油口が出てきます。シートは吸盤でタンクにくっついているだけで、鍵は、給油口を開けるときに使います。タンク容量は 4.1 リットル。言わずと知れたカブの燃費なら、十分な大きさです。

私が今回一番驚いたのが、このメーター。 アナログのスピード計の下に、液晶が付いてます。(50ccのスーパーカブには液晶はありません。
液晶の上段は燃料計。下段は、時計/TRIP/走行距離/平均燃費を切り替えで表示できるようになっています。そして右端に、ギアポジション

個人的に、時計とギアポジションをいつでも確認できるのがとても嬉しいです。

低身長ライダー(152cm)の足つき

もやしのスペック: 身長 152cm、股下 72cm
履いているブーツ: つま先 2.5cm、かかと 5cm

スーパーカブ110 のシート高: 738mm

普段使っている厚底ブーツを履くと、両足でかかとまでベッタリ。
わずかですが膝も曲がるほど、余裕の足つきでした。
車両重量も 101kg と軽いので、誰が乗っても安心ですね。

取り回し

リトルカブより一回り車格も大きく20kgほど重いスーパーカブ110ですが、ほとんどその違いを感じず、取り回しはとても楽にできました。センタースタンドも、サクッと立てられます。(これはむしろ私の25年物のリトルより軽く感じました!)

始動はセルに加えて、キックスターターもついています。こちらもサクッと一発始動。

押し引きラクラク!

東京の下町をカブんぽしてみた

今回は大きな幹線道路を抜けて、東京の下町まで、生活道路をメインに走ってみました。

晴れた下町に、カブは映えます♪

私が普段からリトルカブに乗っている、ということを差し引いても、とにかく乗りやすい!!!!スーパーカブが長い間、世界中で愛され続け、生産累計でギネス記録を持つことにも納得です。
周知のことではありますが、カブってAT免許で乗れるんですよね。チェンジペダルでギアを操作することさえ覚えれば、自転車に乗れる人は簡単に運転できると思います。足を揃えて乗る形になるスクータータイプのバイクより、直感的にバランスも取れるんじゃないかな。
最初の原付、なににしようかな?なんて相談された日には、私は即答しますよ。

「それはスーパーカブ、一択でしょ!」

通学通学・仕事用、ご近所用のイメージが強いスーパーカブですが、快適な乗り心地は、いつまででも乗っていたい、どんなに遠出したってへっちゃらだなと思わせてくれます。

片側3,4車線の大きな道路では、最初こそ車体が小さいことへの不安はありましたが、110ccあれば、車の流れにのって車線変更するのも、問題ありませんでした。ディスクブレーキが採用されているおかげか、フロントブレーキの利きもとてもよく、そういった点でも、どこを走っていても不安がありません。

前回乗ったハンターカブと比較して、くるぶし等で車体をがっちりグリップする、というのは難しかったです。渋滞のノロノロ運転は2速で、少しリアブレーキをひきずりながら、が良さそうです。

一点だけ、個人的にすごーく気になってしまったところがあって…
プッシュキャンセル式のウィンカーは便利なのですが、プッシュしてウィンカーを消そうとすると、なぜかもう1回だけ「カッチ!」と鳴ってから消えます。今まで乗ったバイクでは経験したことないタイミングで消えるので、何度も「あ、消し損ねた??」と思いました(笑)
まぁそんなところも、ちょっと愛らしいな、と感じてしまうのがカブ・マジック!

さいごに

今回、確信したことがあります。

私がもっと歳をとって、バイク人生の最後に乗るのは、きっとこのスーパーカブだな、と。

老若男女、誰が乗ってしっくり馴染むスーパーカブの魅力を、再確認した一日になりました♪♪

ABOUTこの記事をかいた人

のほほん初心者ライダーの、もやしです。 2年前に人生初の免許(原付)を取得。昨年、普通自動二輪免許を取得したばかり。初心者だからこそ感じること、日々学ぶことを、記事にできたらなと思っています。全国の先輩ライダーさん、SNSで絡んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします♪