みなさんこんにちは、コニタンです!私は2019年7月に九州を出発し、キャンプツーリングにて全国を周遊、現在は東北、福島にてキャンプをしています。
そして、キャンプツーリングで大自然に親しむというのが初期の旅のスタイルでしたが、絶景を追い求めるうちに「バイクで行く登山」にハマってしまいました!
キャンプと組み合わせると、「夕陽まで山を楽しみ、下山後はキャンプ場でゆっくり夜を過ごす」もしくは「キャンプ場で過ごし、翌日は早朝から登山」という楽しみ方もできます。
山を存分に楽しむことができる、「バイク✕登山」。今回はその魅力をお伝えしたいと思います。
バイクと登山の相性は良い?!
バイクで景勝地にツーリング、キャンプに行くという方は多いのではないでしょうか?
中でも山は、季節ごとに紅葉や青々とした木々が目を楽しませてくれ、軽快なワインディングと相まって「走るだけで楽しい!」というバイクの喜びを思い出させてくれます。
それをさらに突き詰めて、「もっと驚く景色を見れる」のが登山です。
わたしもツーリングを始めたころは、「こんなに知らない景色があったなんて!」と思っていたのですが、登山をすると「まだまだこんな絶景があるのか!」と登らなければ見られなかった景色に感動しました。

道中も楽しい、登って更に大興奮!登山とツーリングは相性がいいのですね!
朝から登山をして、昼過ぎには下山したいという方は前日からキャンプツーリングで登山口近くのキャンプ場に宿泊すると更に楽しめます。
山の付近には温泉も多いので、登山後に寄れば疲れも取れて素晴らしいツーリングとなること間違いなし!
キャンプ場→早朝ツーリング→登山→ツーリング→温泉→キャンプ場→お酒とお肉! というのが私の考える最強コンボです!(笑)
※写真は八甲田山登山口目の前の酸ヶ湯温泉

服装はどうすべき?
ツーリングと登山を両方楽しむには、「ベースとなる登山服、上着となるライディング服を重ね、登山口の駐車場などで脱ぐだけにする」という着方がおすすめです。
ベース
ベースは登山服です。

特に以下のレイヤリングの考え方を抑えると快適です。
ベースレイヤー︰化繊の速乾性の高いシャツ
わたしが使っているのはTシャツはアシックスの製品、インナーにはSillictorというスポーツウエア専門店の製品を使っています。
下記のように、長袖のインナーとTシャツを重ねています。

ミドルレイヤー:フリースやインナーダウン
暑さや寒さに応じて脱ぎ着します。
わたしが使っているのはユニクロのウルトラライトダウン。2000m程の山であれば、晩秋まではこれだけで充分使えます。使わない間はとてもコンパクトにしまえるので、ザックの中でもかさばりません。
アウターレイヤー︰透湿・防水・防風性能に優れたアウター
羽織れば風を防ぎ、インナーダウンの保温力を高めます。防水透湿性能に優れていれば、多少の雨や霧の中でも問題なく活動できます。
わたしが使っているのはmont-bellのウインドブラストパーカ。収納時は手のひらサイズまでコンパクトになります。
寒い時や山頂の風が強いときには更にレインウエアを重ね着する事もあります。私はコロンビアの製品を使っています。

その他足元の装備
足首まで保護するハイカットのトレッキングブーツを履きます。シフトガードを着ければバイクもそのまま乗れ、さらにGORE-TEXなら多少の雨でも安心!
また、クッション性を高くするためにも厚みのある靴下を履くことをおすすめします。土踏まずに締め付けがあるタイプなら、歩きをサポートしてくれますよ!

上着
上着はライディングウェアです。

以下のものを、ベースの上に重ねて着ます。
- パットなどが付いたライディングジャケット
- ライディングパンツ
登山時にはこれらを脱いで、サイトバッグやパニアケースなどに収納します。
下記は注意点です。
1:登山にデニムはNG
汗で動きにくくなります。
2:下山後の冷え
シャツだけでも着替えを用意しておくことをおすすめします。汗が冷えてからの山のツーリングは寒くなります。
3:登山、ツーリング、どちらかを軽視する服装はNG
登山もツーリングも、万が一の怪我を伴うアクティビティです。登山服のままツーリングする、ツーリング服のまま登山するのは怪我の元になるので避けましょう。
4:日没時刻の把握
暗くなってからの山のツーリングは危険ですので、できるだけ明るいうちに山を出ることをおすすめします。それを見越して下山時刻を決めましょう。
もちろん、日没時刻に余裕を持って下山します。
5:熊よけの鈴をつけましょう。
熊は日本全国どこの山にもいるといわれています。しかし本来熊は非常に警戒心が強い動物です。歩くと音が鳴る熊よけの鈴は必ずつけておきましょう。
どのくらいの登山時間が目安?
個人の体力に応じて変わりますが、快適なのは3時間〜4時間以内の登山、トレッキングです。
また、帰りのツーリングで疲れが出ないように、5〜8合目までバイクで行ける登山口がおすすめです。
それより長い時間登山する場合は、近場のキャンプ場や宿に泊まりましょう。
泊まりの場合は、朝早く〜夕方まで山に入れるので、朝日や夕陽など、時間で変わる美しい自然を存分に楽しむことができます。
私が登山する場合はこの「登山口から近場のキャンプ場で前日から泊まり、朝からツーリング、登山し、下山後山に沈む夕陽を見て帰る」スタイルが多いです。
おわりに
今回は、登山✕バイクの魅力や、準備についてご紹介しました。
次回は実際にわたしが行った山の中から、オススメの山をご紹介したいと思います!
登山もツーリングも、準備をしっかりと行い、安全に景色を堪能してくださいね!

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