MOTOZIPをご覧の皆様こんにちは!あおです♪
2019年最後の記事となる今回は、年越し宗谷ウェア編ー真冬の北海道をバイクで走る!をお送りします。
そう、宗谷。日本の最北端・宗谷岬のことです。
密かに愛車のセローを極寒期仕様にカスタムしたりウェアを揃えたりと、着々と準備を進めていました。どういった準備をしたかまとめていきたいと思います!
今回はウェア編!昨年も真冬の北海道をバイクで走っているので、その経験を活かしつつ今回着ていくウェアを選んでみました。昨年使ったアイテムも情報として載せておきます。
バイクのカスタムについては別の記事にまとめましたのでこちらもどうぞ
では行ってみましょう!
頭部の装備
ヘルメット

フルフェイスタイプのSHOEIのGT-Airを使用します。バイザーがついているオフロードタイプのものの方が良さそうですが、昨年もフルフェイスで走って特に支障がなかったので今回もこれで行きます。
ピンロックシートは必須です。ピンロックシートが無いと自分の呼気でシールドが曇ってしまい、かぶった瞬間に目の前が真っ白になります…。通気口からの隙間風を防ぐために、テープで目張りしています。
バラクラバ
バラクラバという目出し帽を使います。ネックウォーマーと違い、バラクラバだと頭部まで一体型になっているので、ヘルメットと首元の隙間風を防ぐことができます。
フェイスカバー
PITTA MASKを使います。蒸れない・日焼け止め効果がある・安価と普段のツーリング時から愛用しているものです。ドラッグストアなどで買えます。
昨年はバラクラバだけで行ったのですが、口周りが自分の呼気で濡れてきてしまうので今年はPITTA MASKを併用します。
上半身の装備
インナー

吸汗性・放湿性・速乾性に優れた素材
インナーはUNIQLOのエアリズム、その上にヒートテック超極暖を着用します。
ヒートテックは暖かくて良いのですが、汗をかくと冷えやすいと感じています。登山をするわけではないのでバイクに乗っていても汗を大量にかくということは少ないのですが、北海道のレストランやコンビニなどは暖房が効いているところがほとんどです。そこに防寒対策を万全に施したウェアで入ったら…暑すぎますよね。
汗で濡れたインナーで外に出るのは即汗冷えの原因となってしまいます。汗冷えを軽減させるため、吸汗・速乾・放湿のドライ機能のあるエアリズムを一番肌に近い場所に着て、その上から保温効果の高いヒートテックを着用します。
昨年はヒートテックだけで行ったのですが、やはり汗冷えを感じることもあったので今回はエアリズムを重ねることにしました。
ミドルレイヤー1
保温性・放湿性に優れた素材。
ミドルレイヤーにはウールのセーターを着用します。ウールの長い繊維が空気を含み保温性に優れている上、体から出た湿気を外に逃がしてくれる放湿性にも優れています。
ミドルレイヤー2

セーターの上にラフ&ロードのポーラーチタンインナージャケットを着用します。
このジャケットは中綿にプリマロフトという人工羽毛が使われています。羽毛は軽くて暖かいというのは有名ですが、羽毛の弱点として水に弱いということが挙げられます。水に触れてしまうとロフト(かさ)が減ってしまい保温性を失ってしまいます。プリマロフトは超微細マイクロファイバー素材で作られています。羽毛のように軽くて暖かく、羽毛にはない撥水性も兼ね備えています。
自身からでる湿気と、吹雪の中の走行…思っている以上に服の中は湿気に覆われてしまいますので、プリマロフトの効果に期待ですね。
アウター

保温・放湿・防水・防風に優れた素材。
ラフ&ロードのデュアルテックスウォームパーカーを着用します。
1日雪が降り続く中を走ることもあるので、とにかく外からの水分や風を中に入れない、かつ体からの湿気は外に逃がしてくれる素材。具体的に言うとゴアテックスのようなものが一番良いと思っています。
肩・肘・脊椎にプロテクターもきちんと入っています。
昨年はワークマンのイージスを着用しました。イージスも上は十分暖かかったのですが、薄手なのでインナーをさらに着込む・プロテクターを別途身につけるなどの対策が必要でした。
グローブ

グローブは「インナーグローブ」と「ウインターグローブ」の2種類持っていきます。
インナーグローブはスノーボードで使っているグローブを持っていきます。ハンドルカバーをしていると手元が見えないので、ウインカーなどのボタン操作が少ししづらくなります。操作性を高めるために薄手のものをチョイス!
ウインターグローブはラフ&ロードのアクティブウインターグローブを着用します。これはグリップヒーターが壊れてしまって使えなくなったり、雪が降った時用です。
このウインターグローブの良いところは右手の親指部分にワイパーがついていることです。ヘルメットについた雪や雨をこそぎ落としてくれます。雪を触るとどうしても濡れますので、防水仕様なのも外せません。
バックパック

ENDURISTAN HURRICANE BACKPACK 25を使用します。防水・防塵・防砂と言うオフロード仕様のバックパックです。
ガジェット類を入れて使おうと思っています。昨年は普通のバックパックに防水カバーをかけて使っていたのですが、まぁなんと見た目がダサいこと…笑。今回はバックパック自体が防水仕様ということで、見た目もかなり良いですし機能にも期待しているアイテムです。
下半身
基本的に選ぶ素材や理由は上半身と同じです。
インナー
放湿性・保温性に優れたウールのレギンスを着用します。
ミドルレイヤー
north peakのプロテクターパンツを着用します。膝・腰・太もも・お尻にプロテクターが入っています。
本来はスノーボード用のプロテクターなのですが、もしもの時の転倒に備えるという意味もありますし、パッド自体にも保温性があり冷えを防止してくれる効果も狙っています。スポーツ用に作られているものなので伸縮性も抜群。もちろん吸汗速乾性に優れた素材です。
アウター

ラフ&ロードのウォーターシールドクルージングチタンカーゴパンツを着用します。
このパンツの良いところは風を徹底的にブロックしてくれそうなところですね。ウエストゲーター・足元の幅の細かな調整・防風素材のシートが入った3層構造になっているなど、風で体温が奪われるのを防いでくれる効果が高そうです。
足が冷えると全身の体温が奪われるし、体も動きづらくなるし頭も回らなくなります。下半身の冷え対策は十分しておいた方が良いと思いました
昨年はワークマンのイージスを着用しました。正直、イージスの上は良いのですが下は別のものを用意した方が良いと思いました。風を通すので寒かったですし、スパイクタイヤに触れたら破けました…。
靴下
ヤクの毛100%の靴下を着用します。これは昨年の冬から愛用しているもので、今まで履いたどの靴下よりも暖かく本当にオススメです。Amazonとかで買えます。お値段は1組2,000円と靴下にしてはお高めですが、ヘビロテしてもへばることがないですし、一度履くと手放せなくなります。
その他、足冷え対策に有効なのが「制汗剤」です。足は1日でコップ1杯の汗をかくとも言われています。その汗が冷えることで汗冷えを引き起こすので、そもそも汗をかかないように制汗剤をつけておくと暖かさが倍増します。
靴

SORELのCARIBOUというウインターブーツを着用します。カナダのメーカーのブーツなのですが、使用限界温度が-40℃という極寒期に最高のブーツです!厚底なので足つきが良くなるという副作用もあります笑
普段から履いて出かけていますが、雪や氷の上を歩いても全く底冷えしません。靴底は滑り止め加工がされています。他の靴よりは滑りづらいですが、それでも完全に滑らないという訳ではありません。特に信号付近のアイスバーンになっている箇所はこのブーツを履いても注意が必要だと感じています。
ブーツの中にはさらにラクダの毛でできた中敷も入れています。
昨年はスパイク付きの長靴(北海道の靴メーカーが作ったもので、インナーも分厚く普段ばき用としては防寒は最高)を履いていたのですが、それでもバイクに乗ると冷たくて仕方なかったです…。末端が冷えると感覚が無くなるし、凍傷になるんじゃ無いかって心配になるんですよね。靴は高くても防寒がしっかりとされているものが良いと思いました。
Youtube動画はこちら
動画では各アイテムをより詳しく紹介しています♪こちらもどうぞ!
行ってきます!

上記に書いた以外にも予備として、上下フリース素材のものを持っていきます。今回はこのウェアで行ってみようと思います。それぞれのアイテムの良かった点・悪かった点などは実際に使用してまた後日書きたいと思います。
今回の記事が今年最後の投稿になると思います。記事を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!良いお年をお迎えください♪
では、行ってきます!
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