沖縄でのキャンプツーリング!おススメスポットと注意点

モトジップ読者のみなさん、ハイサイ!現在沖縄にて1〜4月末まで越冬中の旅人コニタンです!

前回は沖縄キャンプツーリングの持ち物、服装をご紹介しましたが、今回は引き続き沖縄でのキャンプツーリングにお勧めの場所、その他注意すべき交通ルールなどをご紹介します!

おすすめキャンプ地

キャンプ場は内地(沖縄以外の都道府県)に比べて少ない印象の沖縄ですが、北と南に分けて、お勧めの無料キャンプ地をご紹介します。

北名城ビーチ

沖縄本島の南に位置する糸満市にある無料のキャンプ可能なビーチです。

さとうきび畑に囲まれた静かな場所で、キャンパーが年間を通して少なからず居ます。1キロほどの場所には大きな地元のスーパーもあり、買い出しも可能です。

トイレも併設されて居ますが、冬の間は水道は使えず、水洗トイレのみの利用となっています。

海が非常に綺麗であることは言うまでもないのですが、遠浅の海のため、干潮時にはサンゴの散らばる砂浜を歩いて、近くの無人島「エージナ島」まで行くことができます。

バイクごとキャンプ場に入れるのも嬉しいところです。

伊江川

こちらは北のやんばる地域、海に面する伊江川の河口です。河岸では無料でキャンプが可能で川遊びもできます。

また、河口であるため海や砂浜で遊んだり朝日を眺めることもできます。

河岸と言っても、地面は砂浜と同じなので、非常に柔らかいです。全体的に川に向かって斜めの土地なので平らな場所を見つけてテントを張ります。

河岸までバイクで入ってしまうと、砂にタイヤを取られてスタックしてしまうため、手前の橋下でバイクを停めましょう。

真水の近くということもあり、北名城ビーチに比べると虫が多めです。また、橋の両端にトイレがありますが、河岸からは遠いため、携帯トイレを持つことをお勧めします。

近くに地元の住民の生活品を売っている「共同店」がありますが、小規模であることと、18時〜19時ごろには閉店してしまうため、営業日時に気をつけましょう。

また、沖縄には火山が無いため温泉がありません。そのため本州などでよくあるキャンプ場と温泉というセットが無いので、ビーチのコインシャワーを使うことになります。…が、ビーチのシーズンオフ中(11〜4月上旬頃)は利用できないこともしばしば。ホテルや街の銭湯まで入れないと思った方が良いかもしれません。

沖縄キャンプツーリングの注意点!

スーパーやガソリンスタンドが少ない地域

沖縄本島の北3分の1ほどを占める「やんばる地域」「やんばる国立公園」にさしかかると、コンビニはなく、スーパーマーケットやガソリンスタンドも激減します。

キャンプ場へは街で食料、水を買い込んで向かいましょう!

また、上記のやんばる地域には「共同店」という住民の生活必需品を売る個人店が点在しています。ですが共同店は店によって営業時間は異なり、全体的に夕方早く閉まるため、早めの行動をおすすめします。

交通ルール

二輪車線

本島南側の広い範囲(那覇市〜沖縄市付近)で、「バイクは道路上一番左を走行する」という交通ルールがあります。道路標識の記載でも、走行レーンの指定があるのですが、違反すると、罰金や違反点が取られてしまうのでかなり注意です!

※右折、横断の際はあらかじめ手前からセンターレーンに寄って走行することが可能です。
※詳しい交通ルールは沖縄県警サイトにて

土地柄

沖縄では、歩いていても、運転していても、右左折でかなりスピードを出して曲がる車が非常に多い印象です。また、北側のやんばる地域では、信号の無い交差点もあるので、右左折時は一層周囲に注意して運転しましょう。

ヤンバルクイナ注意

北部のやんばる地域では、「ヤンバルクイナ飛び出し注意」の標識が多く立っています。

ヤンバルクイナはハトほどの大きさで飛べない鳥。これが結構な頻度でトコトコ飛び出すんだとか…。私はまだ一度も遭遇していませんが、やんばる地域では「ヤンバルクイナが飛び出すかもしれない運転」を心構て走行しましょう。(むしろ一度会ってみたいのでキョロキョロと探してしまいました…。)

58号線は渋滞しまくり!?

沖縄は車社会。というのも電車がなく唯一のモノレールはほぼ那覇市内のみに駅がありバスと車がメインなのです。

その中で国道58号線とは沖縄本島を南北に縦断する主要道路。であるにも関わらず片側一車線の範囲が広く、通勤時間帯となる朝夕はかなりの渋滞発生率です。

レンタルバイクの返却時間に間に合わず延長料金を支払う!なんて事にならないように渋滞をみこした予定を立てましょう。

終わりに

沖縄は気軽に海外のような気候、文化を楽しめる土地でショートトリップにはもってこいです!

キャンプやツーリングがより楽しいものになるよう事前にその土地の特性を知っておきましょう!

また、この旅の中では綺麗な海とビーチをたくさん見た一方で少なからず落ちているゴミが非常に目につきました…。
旅行者である我々も率先して美しい環境を守るように、利用したビーチなどは「来たときよりも美しく」使いたいものですね。

それでは、またやーたい!(沖縄弁:また会いましょう)