新型モンキー125(2021)インプレ!旧型やグロムとの比較まで徹底レビュー!

こんにちは!ブン回せるバイクが欲しいけんです。

今回は新型のMonkey125をインプレッションするぞ!

個人的に見た目が大好きなバイクなので楽しみ過ぎる。

まずは愛しのモンキーをご覧ください。

今回インプレするモンキー125がこいつだ!

可愛すぎるじゃろ…。部屋に飾りたい。

カラーは4種類ある(ブラック、レッド、イエロー、ブルー)うち、今回借りたのはブルーです!

スペック振り返りと新旧比較

まずは新旧比較しながらスペックの振り返りましょう!

エンジン(馬力/トルク)

今回のモデルチェンジの目玉、エンジンです!旧型とは完全に別物!

(青字が変更箇所)

大幅変更ですね!完全に別物のエンジンになりました。

ベース車両のグロム5速化に伴い、ミッションが4速→5速に変更されています。

また、ロングストロークになってますね。これは大幅に乗り心地が異なりそうです。

あとは細かいですが、排気デバイスも触媒が小型化され、サイレンサーも3室から1室になってます。

車体スペック(車格・シート高・重量)

フレームやシートは旧型から変更なしなのですが、サスが2段レートのスプリングになってます。

その影響でシート高や最低地上高が変更となったようですね。

見た目(塗装等)

タンク形状などは変更がないですが、塗装パターンが変更となっています。

最高速度(トップスピード)

海外メディアのテストによるとトップスピードは70mph(112km/h)とのこと!

必要十分ですね。というか、スピード違反なので出さないようにしましょう…。

お値段…(乗り出し価格)

気になるお値段は…40万円(税抜)!

コレは新旧変更なしです!こんだけ変わってお値段据え置き…ホンダおそるべし!

ファーストインプレッション

かわいい!!!!

この一言に尽きます。舐めたいくらいかわいい。

形的な問題もあるんですが・・・このモンキー、見た目への拘りが尋常じゃないです。

まずメッキパーツが多すぎます。こまかーいパーツもメッキです。

例えばフロントフェンダーやマフラーカバー、フェンダーからヘッドライト、リアサスの根元までいたるところがメッキです。

完全にコスト度外視。

フロントフォークはアルマイトされたアウターチューブを備え、リアサスもバネが塗装されています。

あとタンク、サイドカバーの塗装が豪華です。ラメ入りで見るからに金のかかった塗装です…。

塗装の美しさはぜひ実物を見てほしい。素人目に見て気合の違いが分かります。

街乗り50km乗ってみた感想

眺めていたいバイクですが、せっかくなので走ってみました!

走行性能の感想

ブン回せるのがうれしい!

普段大きいバイク乗ってる人は特に、コレを感じるはずです。

2速レブでちょうど60km/hくらいです。公道でレブって法律違反じゃないって本当に素晴らしいです。(ホンダ広報車なのに無茶してすいません…。)

ボア・ストロークはロングになったものの、5速化にともない1~4速のギア比がショートになっています。

海外サイトを漁った結果、ギア比はこんな感じのようです。

この1~4速のローギアード(加速寄り)がブン回して楽しい!に結びついています。

そして5速はハイギアードで燃費も良く振動も少ない。完璧かコイツ…!

旧型モンキーでは武川やキタコのミッションを入れて5速化するのが定番カスタムでしたが、もうそんな必要はありません!

足つき

全人類足つき良いのでご安心ください。

173cmでこんな感じ。バイクの上に立てます。

ただ、サイドカバーやマフラーが横に出っ張っていて、シート高776mmにしては足つきは悪く感じます。

が、足つきが問題になる人はほぼいないでしょう。

小回り

小回りは最強!

これより小回り効くバイクないと思います。車1台分の幅があればUターンできます。

最小回転半径1.9mは伊達じゃないです。

実燃費

実燃費は驚異の60.2km!

50kmしか走ってないのでガソリンは1L入らず…驚異の燃費性能でした。

タンク容量は5.6Lなので、理論上の航続距離は337km!

東京から名古屋まで無給油で行けます。おそるべし!

ぶっちゃけ微妙なところ

ここまで褒めまくりのモンキーですが微妙なところもあります。

タンデムできない!

こんなにモテそうなバイクなのにタンデムできません!

ホンダは何を考えてるのか小一時間説教したい。

「コレ俺のバイクなんだ」

「かわいいー!乗せてよー!」

となっても「ぼくのバイクは一人乗りなんだ」というスネ夫のようなセリフを吐くしかありません。

タコメーターがない!

ピークパワーが6,750rpmらしいですが、タコメーターがないので何回転で走っているのか分かりません!

気持ちよくブン回していると、前触れなくレブります。

スポーツするには物足りない仕様ですが、まったり走るバイクなので仕方ないです!

新型グロムとの比較

実は私、ベース車両の新型グロムにも試乗しています!(詳細は別記事)

グロムとの比較を一言で言うと、

モンキーの方がマイルド!

モンキーのサスは柔らかい!

グロムは硬く攻めやすいサスを備えています!リアサスもモノサスで攻める仕様!

その点モンキーは前後ともにサスがふにゃふにゃです。リアサスもツインで見た目重視!

正直、モンキーはカッチリ倒し込むには少し頼りないです…。

その代わり街乗りでは快適!段差の衝撃は上手く吸収してくれます!

モンキーの方がポジションはらくちん!

モンキーの方がポジションもアップでらくちんです。

ふかふかのシートにどっかり座ってクルージングする感じです。

対してグロムは低めのハンドル、タンクにしっかりニーグリップして攻める感じです。

パワー特性もマイルド!

モンキーよりグロムの方が高回転型です。

ピークパワーの数値は誤差の範囲ですが、乗り心地は明確に違います。

コレはぜひ乗って体感してほしい。

動画もあるよ

動く美しいモンキーはこちら

まとめ!

普通に欲しくて震えました。

いろんな車種をインプレしてると「魂こもってんなー」ってバイクがたまにありますが、モンキーはソレですね。

最近のヤマハで言うとテネレ700なんかは魂こもってました。

そら開発陣も人ですからね。熱の入り方はバイクによって異なります。

ホンダの魂がこもったこのバイク、通勤通学からツーリングまでこなせるので、気になった方はぜひ一度試乗しに行ってみてください!