こんにちは!ブン回せるバイクが欲しいけんです。
今回は新型のMonkey125をインプレッションするぞ!
個人的に見た目が大好きなバイクなので楽しみ過ぎる。
まずは愛しのモンキーをご覧ください。
今回インプレするモンキー125がこいつだ!
可愛すぎるじゃろ…。部屋に飾りたい。

カラーは4種類ある(ブラック、レッド、イエロー、ブルー)うち、今回借りたのはブルーです!

スペック振り返りと新旧比較
まずは新旧比較しながらスペックの振り返りましょう!
エンジン(馬力/トルク)

今回のモデルチェンジの目玉、エンジンです!旧型とは完全に別物!

(青字が変更箇所)
大幅変更ですね!完全に別物のエンジンになりました。
ベース車両のグロム5速化に伴い、ミッションが4速→5速に変更されています。
また、ロングストロークになってますね。これは大幅に乗り心地が異なりそうです。
あとは細かいですが、排気デバイスも触媒が小型化され、サイレンサーも3室から1室になってます。
車体スペック(車格・シート高・重量)

フレームやシートは旧型から変更なしなのですが、サスが2段レートのスプリングになってます。

その影響でシート高や最低地上高が変更となったようですね。
見た目(塗装等)

タンク形状などは変更がないですが、塗装パターンが変更となっています。
最高速度(トップスピード)

海外メディアのテストによるとトップスピードは70mph(112km/h)とのこと!
必要十分ですね。というか、スピード違反なので出さないようにしましょう…。
お値段…(乗り出し価格)
気になるお値段は…40万円(税抜)!
コレは新旧変更なしです!こんだけ変わってお値段据え置き…ホンダおそるべし!
ファーストインプレッション

かわいい!!!!
この一言に尽きます。舐めたいくらいかわいい。
形的な問題もあるんですが・・・このモンキー、見た目への拘りが尋常じゃないです。
まずメッキパーツが多すぎます。こまかーいパーツもメッキです。
例えばフロントフェンダーやマフラーカバー、フェンダーからヘッドライト、リアサスの根元までいたるところがメッキです。
完全にコスト度外視。
フロントフォークはアルマイトされたアウターチューブを備え、リアサスもバネが塗装されています。
あとタンク、サイドカバーの塗装が豪華です。ラメ入りで見るからに金のかかった塗装です…。
塗装の美しさはぜひ実物を見てほしい。素人目に見て気合の違いが分かります。
街乗り50km乗ってみた感想

眺めていたいバイクですが、せっかくなので走ってみました!
走行性能の感想

ブン回せるのがうれしい!
普段大きいバイク乗ってる人は特に、コレを感じるはずです。
2速レブでちょうど60km/hくらいです。公道でレブって法律違反じゃないって本当に素晴らしいです。(ホンダ広報車なのに無茶してすいません…。)
ボア・ストロークはロングになったものの、5速化にともない1~4速のギア比がショートになっています。
海外サイトを漁った結果、ギア比はこんな感じのようです。


この1~4速のローギアード(加速寄り)がブン回して楽しい!に結びついています。
そして5速はハイギアードで燃費も良く振動も少ない。完璧かコイツ…!
旧型モンキーでは武川やキタコのミッションを入れて5速化するのが定番カスタムでしたが、もうそんな必要はありません!
足つき
全人類足つき良いのでご安心ください。
173cmでこんな感じ。バイクの上に立てます。
ただ、サイドカバーやマフラーが横に出っ張っていて、シート高776mmにしては足つきは悪く感じます。
が、足つきが問題になる人はほぼいないでしょう。
小回り

小回りは最強!
これより小回り効くバイクないと思います。車1台分の幅があればUターンできます。
最小回転半径1.9mは伊達じゃないです。
実燃費

実燃費は驚異の60.2km!
50kmしか走ってないのでガソリンは1L入らず…驚異の燃費性能でした。
タンク容量は5.6Lなので、理論上の航続距離は337km!
東京から名古屋まで無給油で行けます。おそるべし!
ぶっちゃけ微妙なところ

ここまで褒めまくりのモンキーですが微妙なところもあります。
タンデムできない!

こんなにモテそうなバイクなのにタンデムできません!
ホンダは何を考えてるのか小一時間説教したい。
「コレ俺のバイクなんだ」
「かわいいー!乗せてよー!」
となっても「ぼくのバイクは一人乗りなんだ」というスネ夫のようなセリフを吐くしかありません。
タコメーターがない!

ピークパワーが6,750rpmらしいですが、タコメーターがないので何回転で走っているのか分かりません!
気持ちよくブン回していると、前触れなくレブります。
スポーツするには物足りない仕様ですが、まったり走るバイクなので仕方ないです!
新型グロムとの比較

実は私、ベース車両の新型グロムにも試乗しています!(詳細は別記事)
グロムとの比較を一言で言うと、
モンキーの方がマイルド!
モンキーのサスは柔らかい!
グロムは硬く攻めやすいサスを備えています!リアサスもモノサスで攻める仕様!
その点モンキーは前後ともにサスがふにゃふにゃです。リアサスもツインで見た目重視!
正直、モンキーはカッチリ倒し込むには少し頼りないです…。
その代わり街乗りでは快適!段差の衝撃は上手く吸収してくれます!
モンキーの方がポジションはらくちん!

モンキーの方がポジションもアップでらくちんです。
ふかふかのシートにどっかり座ってクルージングする感じです。
対してグロムは低めのハンドル、タンクにしっかりニーグリップして攻める感じです。
パワー特性もマイルド!

モンキーよりグロムの方が高回転型です。
ピークパワーの数値は誤差の範囲ですが、乗り心地は明確に違います。
コレはぜひ乗って体感してほしい。
動画もあるよ
動く美しいモンキーはこちら
まとめ!
普通に欲しくて震えました。
いろんな車種をインプレしてると「魂こもってんなー」ってバイクがたまにありますが、モンキーはソレですね。
最近のヤマハで言うとテネレ700なんかは魂こもってました。
そら開発陣も人ですからね。熱の入り方はバイクによって異なります。
ホンダの魂がこもったこのバイク、通勤通学からツーリングまでこなせるので、気になった方はぜひ一度試乗しに行ってみてください!