ライダー憧れのガレージライフ!メリットもデメリットも全て語ります

MOTOZIPをご覧の皆様こんにちわ、最近全然さすらってない男、、、さすライダーです。

僕は2019年にライダーの聖地こと北海道に移住したんですが、何と!契約した借家に勝手に付いてたんですよね「ガレージ」ってやつがね!

まさか「憧れのガレージライフ」が突然手に入るなんて思ってもいなかったので、当時は相当発狂したんですが、落ち着いた今「メリットとデメリット」を僕なりに語ろうと思います。

ライダーの夢の国:ガレージ

我が家のガレージを紹介します

早速ガレージライフの良し悪しを語る前に、まずは我が家のガレージを紹介したいと思います。

一般的に本州では「憧れの存在」とされるガレージですが、実は雪国の北海道では「必要なもの」として結構な普及率だったりします。

そりゃ〜冬になれば辺り一面が雪に埋もれてしまうので、必要なものはガレージに入れておかないとダメなわけです。

ってことで何が言いたいかというと、僕がたまたま超おセレブ物件を引き当てたわけではなく、北海道では割とノーマル仕様だってことです。

なんせ冬はこうなるんで(この倍は雪が積もります)

ガレージ内には僕と妻の合計4台のバイクを置いていますが、うまくやればまだ2〜3台は置けるくらいの広さがあり、初めて見た時は素直に「デカっ!」と思いました。

ちなみに家からウォークスルーで行ける「ビルトイン型」ではなく、完全に離れのガレージになっています。

元々はオーナーさんのご両親が農機具を収納するために使っていたガレージで、所々に手作り感と昭和感が満載の「令和の映え要素」は一切ないガレージです(笑)

バイクを4台置いても余裕の広さです

超でかバイクのGSが余裕で収納可能

オーストラリアを一緒に走ったゼルビスも収納可能

奥様のG310R号も去年加わりました

お散歩バイクのボルティもいるよ

メリット1:愛車と過ごせる空間を持てる

ガレージの実用的なメリットはこれから語っていきますが、結局は「愛車と過ごせる空間を持てる」これがライダーとしては最大のメリットかと思います!

だって、大好きな愛車と好きなだけイチャイチャできる空間なんて、ライダーなら誰だって欲しいですよね。

僕は特に目的もなくガレージに出向いては「っふ、これだからガレージのある生活ってやつはよ」と愛車を愛でながらコーヒーを飲むのが日課です。

愛車と好きなだけイチャイチャできる空間=ガレージ

愛車を愛でながら飲むコーヒーは最高!

メリット2:雨風・台風・雪を防げる

僕は関東のアパートに住んでいた時、当然ながら「青空駐輪」を余儀なくされていました。

ぶっちゃけ駐輪場があるだけマシだったのかもしれませんが、それでも雨が降ってる時と風がビュービュー吹いてる時は「愛車よごめんね」と思いましたし、ましてや台風が来ている時は心配で仕方なかったです(汗)

しかし、ガレージがあれば「雨風・台風どんと来い!」ですし、今は北海道に住んでいるので雪も防げて本当に助かってます。

付け加えると雨の日にツーリングに出発する時、または帰ってきた時に、ガレージ内で濡れずに準備・撤収ができるのもガレージのメリットですし、いちいちバイクカバーをかける面倒から解放されるのも最高です!

雨風・台風気にしなくて大丈夫!

雨の日も濡れずにツーリングの準備・撤収が可能

バイクカバーって本当に面倒ですよね、、、

メリット3:盗難や悪戯の可能性が減る

まずは大前提として、ガレージがあっても100%盗難や悪戯が防げるわけではないですが、それでも確率的にかなり減るのは間違い無いです!

青空駐輪時代はU字ロックやら、ワイヤーロックやら、ディスクブレーキやらを併用していましたが、それでもやっぱり「盗まれたらどうしよう、悪戯されたらどうしよう」と常に不安でしたし、何よりも施錠や解錠が面倒でした(爆)

人様の大切な愛車を盗んだり悪戯する輩が最も嫌うのが「手間と時間」なので、わざわざガレージをこじ開ける手間と時間を取る必要がないと判断しますよね。

青空駐輪時代は地球ロックが必須でした

メリット4:バイク用品を1か所に集約できる

いざツーリングに行こうとすると、あれ、ツーリングバッグって何処だっけ?GoProって何処だっけ?ってかヘルメットがこっちでジャケットがあっちで、グローブはそっち、、、キィィィ!ってなりませんか?(僕だけ?)

でもね、ガレージがあればバイク用品を1か所に集約できちゃうので、毎回探したり集めたりする手間がZEROになりますよ!

ライディングギア、バッグ、キャンプ用品、メンテナンス用品、コーヒーのお供のバイク雑誌まで、ガレージがあれば全部まとめて収納可能なので便利です。

ヘルメットは当然ガレージIN

ジャケットもやっぱりガレージIN

ブーツもガレージINしちゃいましょう(汚いのは許してね)

トップケースもガレージIN(置いたまま荷物整理可能)

キャンプ用品もまとめてガレージIN

洗車用品やケミカル類もガレージIN

メリット5:落ち着いてメンテナンスに取り組める

これはもう「This is ガレージ」な使い方の最高峰じゃないでしょうか?

青空ガレージでは周りの目が気になるし、かと言ってお庭ガレージでも雨が降ったらアウトだし、、、ってことで人目も天候も気にせず落ち着いてメンテナンスに取り組める、これをメリットと言わずになんと言おうか!

そもそもガレージ内で愛車のメンテナンスをするとか、それがたかがタイヤの空気圧調整だったとしても、、、何だかめっちゃカッコ良くないですか?

何でも形から入る僕としては、バイクと工具とガレージの組み合わせは最高に絵になるので大好きです(メカニック系きらり)

人目を気にせず、天候を気にせずメンテナンス

バイクと工具とガレージって絵になり過ぎ!

メリット6:ガレージを作り上げていく過程が楽しい

僕が引っ越した借家は、半年くらい誰も住んでいない空き家だったので、当然ガレージは雑然としていました(笑)

なのでまずは要らないものを片っ端から処分して、全体的に掃除をして、ギシギシ鳴っていた床を補強して、砂利道だった入り口にスロープを設置して、電気を通して明かりを付けて、、、などなど、とにかく色々と作業しました。

正直DIY系は得意じゃなかったのですが、必然的に色々と覚えましたし、何より「楽しかった」の一言に尽きます!

バイク専用品じゃない限りは、基本ガレージって何もない箱からスタートするものですが、それを自分なりに仕上げていく過程が萌えますYO

第一印象「Oh、、、」

お片付けと清掃を繰り返しました

かなりスッキリしました

頑張ってスロープも設置しました

素人なりに良い出来栄え(自画自賛)

ガレージ内に明かりも付けました

デメリット1:バイクが買えるほどのお金がかかる

ここまでガレージのメリットをひたすらに語ってきましたが、ここからは逆にデメリットを語っていこうと思います。

まずはお金の話なんですが、、、知ってます、、、えぇ、知ってますよ、、、僕が超絶ウルトラスーパーラッキボーイだってことを、、、何故なら「なんかねぇ〜、引っ越したらねぇ〜、偶然家にガレージが付いてたのぉ〜、ニコニコ^ ^」なんて普通はあり得ないですよね!

一般的には「ガレージは買うもの」もしくは「作るもの」であって、例えばバイク専用ガレージなんか普通に50万とかしますし、自分で作っても決して安くはないですよね。

ぶっちゃけバイクを入れる箱を作るために「バイクが買えるほどのお金をつぎ込む必要がある」ので、これはガレージ導入の最大のデメリットです。

知ってます、普通にこの大きさのガレージを買ったら100万は下らないことを、、、

デメリット2:バッグでバイクを出すのが恐怖

基本的に横幅がめっちゃ広いガレージじゃない限りは、バイクを入れる時は前進INから〜の、出す時は必然的にバックになります。

これが小さくて軽いバイクだったらまだ良いのですが、GSのように超でか重量バイクの場合は素直に恐怖しかありません(汗)

そしてこれはガレージと地上の高低差が高ければ高いほどやばくなってくるので、設置場所がそういう場所なら尚更気をつける必要があります。

ちなみに一部のガレージライダーは、この「バッグで出すのが怖い問題」対策として、バイクをそのままの乗せて向きを変えられる「ターンテーブル:回転台」を導入しているようです。

素直にバッグで出すのが怖いです、、、

デメリット3:ついついバイク関連品が増えちゃう

時代は「More is better」より「Less is more」つまりはミニマリスト的思考を持つことが推奨されています。

実際僕も普段から極力必要なモノ以外は買わず、持たず、躊躇なく捨てることを意識していますが、ところがガレージ内だけは物が増えていく一方です、、、

具体的にはバイク用品やキャンプ用品、工具にガジェット、そして妻に至ってはバイク自体が増えちゃったり「一体どうしてこうなった?」って叫びたい気分です。

しかも、どれも絶対的に必要だったり、ハゲるほど悩んで買った物だったら良いんですが、後から「これって必要だったっけ?」と悩む物が多いのが恐ろしいです、、、ってことで、ガレージがあると物欲が刺激されるので要注意です!

ツーリングバッグがどんどん増えてます(段ボールの中もいっぱい)

戸棚の中は見なかったことにしよう(コレって何だっけ?が沢山)

まとめ:やっぱりガレージライフは最高!

今回はガレージライフの数々のメリットとデメリットを紹介してきましたが、ぶっちゃけメリットの方が遥かにデメリットを凌駕するので「やっぱりガレージライフは最高!」としか結論付けられません。

はっきり言ってガレージの無い生活なんて、今の僕には1mmも考えられません(キッパリ)

だからと言って今の借家の契約が終わったら、次の家にガレージがあるかなんて分からない、いや、無い確率の方が圧倒的に高い、、、となると買ってしまうのか?いや、そんなお金はどこにも無い!今はこの堂々巡りに陥っています。

ってことで、ライダー憧れのガレージライフは1度でも体験すると最後、ガレージ無しでは生きていけなくなるので要注意です(最高のきらり)

ガレージライフ万歳!

動画でもガレージの紹介をしています

理想のガレージ作りに勤しんでいた頃の動画をYouTubeにアップしています。

まだ動画制作に不慣れな時期に撮影したので、全体的に画面が暗いのはご了承ください(ぺこり)