MOTOZIPをご覧の皆さん、こんにちは!あおです♪
この冬はワカサギ釣りをしてみたいと思っています。釣りたてのワカサギをその場で天ぷらにしたら美味しそうだなぁ・・・こんな時に手持ちのキャンプ用品が役に立ちますね。
さて!前回こちらの記事で「釣りとバイクって相性いいんだよ!」というお話をしました
今日は実践編!という事で実際にバイクで釣りに行ってきたので、釣り道具やスポットの探し方などをご紹介したいと思います♪
道具は3,000円で揃います。クーラーボックスも長靴も網も気持ち悪い虫(餌)も要りません。そんな感じの初めての方向けのゆるくて、でも楽しい釣りです♪
初めての釣りにオススメは「サビキ釣り」
初めての釣りでオススメなのは「サビキ釣り」です。時間と場所さえ合えばテクニック要らずで入れ食い状態を楽しめます!私は過去にアジ釣りに行って、3〜4時間で80匹釣りました。
釣りって魚がかかった瞬間が一番楽しいと思うのですよ。サビキ釣りの入れ食い状態はきっとハマると思います♪
サビキ釣りとは
1本の糸に擬似針が複数ついた仕掛けを使います。かごに入れたエサが海中に散らばり、それを目当てに寄ってきた魚が擬似ばりをエサだと思って間違えて食いつき釣れるという方法です。

サビキ釣りの仕掛け図

魚が針をエサと間違えて喰いつきます
サビキで釣れる魚
アジ・サバ・イワシ・タイ・グレ・メバルなどなど、バラエティ豊かに釣ることができます!
バイクでサビキ釣り!必要な5つのもの
バイクで行くことを考えて、道具を最低限&軽量化してみました!
今から必要なものを5つだけ言います。はい、たった5つです。しかも総額3,000円ぐらいです。
1.ロッド(竿)・リール

どちらも2,000円前後の竿とリールです
ロッドとリールですが2,000円ぐらいで売っている初心者用のものでも十分釣れます!しかも収納すると小さくなるのでバイクにぴったりなんですよね。
サビキ釣りは漁港や防波堤・橋の上などでやることが多いので、遠くに飛ばす必要もなければルアーのように繊細な動きを伝える必要もありません。
これから釣りをしていきたい!!という方は最初から中級クラス以上のロッドを買った方が良いかもしれませんが、とりあえず1回やってみたいという方は安いロッドでも大丈夫です。
2.サビキ釣りセット(針と仕掛け)

左上:かご 左下:針 右:エサ
サビキ釣りにはサビキ針とカゴを使います。これも釣具屋でサビキセットと言ってすでにセットになっているものが売られています。たまに大きな100円均一などでも売っているのを見かけることがあります。
同じサビキ用の仕掛けでもサイズがいろいろあって、針は1号・2号と言った号数で呼ばれ、数字が大きいほど大きな針になります。3〜4号の針をとりあえず用意します。
「とりあえず」と書いたのは、その日の魚のサイズによって使う針の大きさが変わるからです。豆アジのような小さいサイズでは針が大きすぎて食いつきませんし、逆に大きな魚が回遊していた場合は切られてしまいます。可能なら1号や5号などサイズ違いをいくつか持って行っておくと安心ですね♪
3.エサ

カゴに絞るだけ!
サビキ釣りはアミという小さなエビのようなをプランクトンをエサに使います。気持ち悪い虫は使いません!(笑)
釣具屋さんに行くとチューブタイプの餌が500円ぐらいで売っています。チューブから餌をカゴに絞り出して使います。餌に触れないので手が臭くなることもありません。
しかも最近はフルーティーな香りのものも出ているので生臭さは皆無です。フルーティーな香りでも魚が釣れるってすごく不思議・・・
4.バケツ
釣った魚を入れたり海水を組み上げたりするバケツを持っていくと便利です。
釣り専用のものでなくても手持ちのバケツで構いません。普段洗車で使っているものなどでも大丈夫です。折りたためるタイプのものだと積載時にかさばらないのでオススメです♪
後述しますが、ビニール袋をかぶせて使うので洗剤が魚に触れることもなく、バケツが生臭くなることもないので本当に普段使っているバケツで大丈夫です。
5.持ち帰りセット
釣った魚を持ち帰ると言えば定番はクーラーボックスですよね。肩からクーラーボックスを下げて歩いている釣り人をよく見かけます。ただ、クーラーボックスを買っても普段キャンプや釣りに行かない方は今後使うかわからないし、バイクに積むのも大変ですよね。
そこで用意するのがジップロック+保冷バック+保冷剤です。
サビキで釣れる魚は小魚がほどんどですのでジップロックでも十分に入れて持って帰ることができます!ただし爆釣れした日はいっぱいになってしまうことも(笑)予備に何枚か持って行っておきましょう
以上5点です!これだけあれば釣りを楽しんで、釣った魚を新鮮なまま持ち帰れます。
その他にあると便利なもの
余裕があれば下記のものもあると非常に便利です
- メゴチバサミ(釣った魚を挟む時に使います。棘のある魚が釣れた時などに便利)
- 消臭ウェットティッシュ(生臭さを消す専用のものが売っています)
- エサつけ器(カゴだけではなく針全てにエサを簡単につけることができます。釣果が抜群に上がります)
- ライフジャケット(安全のために)
バイクへの積載方法

ツーリングバッグ・ホムセン箱
キャンプやロングツーリングへ行く際に定番の、ツーリングバッグやホムセン箱を積んでいく方法です。今回私はこれを採用しました。
短いロッドであれば問題なく積むことができます。サイズの大きなツーリングバッグであればクーラーボックスなども余裕で入ります。
リュックサック
上記で書いた必要なもの5つだけ&短いロッドであれば、正直リュックサックでも十分に入ります。身軽にしたい方はリュックで行ってもいいかもしれません。
ロッドホルダー
長いロッドを使用する場合は、バイクにロッドホルダーをつけて積載するという方法もあります。専用のパーツも販売されていますが、塩ビパイプなどでも自作できそうですね。
釣ーリングスポットの見つけ方
初めて行くと釣りのスポットってわからないですよね。サビキ釣りの場合、漁港や海釣り施設などが一般的です。
一番のオススメは「釣具店に聞く」です。釣具店にエサや道具を買いに行った時に釣れるスポットや魚の種類などを聞いてみましょう。たいがい親切に教えてくれます。
あと、現場に行くと何故か高確率で後ろ手に組んでウロウロしている”釣り場偵察おじいちゃん”がいます(笑)話しかけると「あそこは釣れてたよ〜」「この時間ならあそこがいいよ」など教えてくれます。
インターネットでも「地域名 釣り」で調べると情報が出てきます!またSNS、特にTwitterだと情報が早いのでこちらでも検索してみるとリアルタイムの釣り情報を得ることができます。
早速釣ってみよう!
道具も揃えた!釣りのスポットもバッチリ!早速釣りに行ってみましょう!
釣果をあげるポイント1:時間
一般的に魚を釣りやすい時間というものが1日に2回存在します。
- 朝まずめ・・・日の出前後1〜2時間
- 夕まずめ・・・日の入り前後1〜2時間
まずはこの時間を狙って行ってみてください♪もちろん日中でも釣れますが、格段に釣りやすいです。

日の出・日の入りの時間が狙い目です
釣果をあげるポイント2:釣り針の大きさ
魚が見えているのに釣れない。周りは釣れているのに自分だけが釣れない。もしかしたら針が大きすぎるのかもしれません。
しばらくやっても釣れなければ針の大きさを小さい号数のものに変えてみると釣れるようになるかも!逆に大きな魚がきているときは小さい針だと切られてしまいます・・・何種類か持っていくのがいいかもしれません。
釣果をあげるポイント3:竿を動かしすぎているかも
もしかすると、竿を動かしすぎて魚が驚いてしまい食い付かなくなってしまっているかもしれません。竿を動かすスピードや高さを変えてみてください。じっと待つのもアリですよ!

バイクを椅子がわりに腰掛けてもいいかも
釣れた魚を美味しく持ち帰る

釣れましたー!!この魚は・・・
釣れたのは北海道エゾメバルという魚でした!北海道全域で釣れるメバルの仲間です。
「ガヤガヤたくさんいる」ことからガヤとも呼ばれています(笑)白身が美味しいので天ぷら・唐揚げ・煮付けなどが合うんだそう♪
せっかく釣った魚。美味しく食べたいですね!魚の美味しさを決めるのは「いかに早く苦しませずに締めるか」にかかっています。
大きな魚の場合はその場で血抜きをしたりしますが、サビキ釣りは入れ食い状態で釣れますのでそんなことはしていられません(笑)
サビキ釣りで釣れるような小魚の場合は”氷締め”という方法をおすすめします。

サビキには氷締めが一番
氷締めとはバケツに海水を入れて、そこに氷を入れ釣れた魚を入れる方法です。釣ったそばからバケツに入れていくだけなので簡単です。
釣り場近くのコンビニでロックアイスを買って使うと便利です。もちろん家から凍らしたペットボトルなどを持参してもOKです。
バケツにあらかじめビニール袋などをセットしてから使うと、後片付けも楽だしバケツに匂いがつかなくてオススメです。

ジップロックに入れて持ち帰ります
釣りが終われば釣った魚をジップロックに入れ、保冷剤が入った保冷バックに入れて持ち帰ります。※秋に釣りへ行ったときはこの方法で問題ありませんでしたが、夏の暑い時期などはクーラーボックスの方がいいかもしれません。
あとは家で美味しく調理するだけ♪捌き方や調理方法はインターネットで探せばいくらでも出てきます。小さい魚なので捌くのも難しくないものが多いです。

天ぷらにしてみました♪
動画はこちら
この日の様子はYoutubeでもご覧いただけます♪よろしければこちらもどうぞ!
ツーリングに楽しみをプラス!
色々書きましたが、やってみるとすごく簡単でしかも奥が深いです。ツーリングがてら晩ご飯もGET出来てしまうという一石二鳥感(笑)
ツーリングに新たな楽しみを追加してみてください♪
サビキ釣りは大人から子どもまで誰でも楽しめそうですね♪
エサの扱い方もチューブ式の簡単な方法があるみたいですし、魚の臭いも臭みが無いんですね。
手に臭いが着かないのが何より良いなぁ。
気軽に釣りを楽しむには一番のお勧めみたいですね
黒岩さん、こんにちは!
おっしゃられるようにサビキ釣りは誰でも楽しめるので、ファミリーでされる方も多いですよ♪
臭いは気になりますよね〜グローブが生臭くなるのだけは避けたいですからね・・・!(笑)
気軽に釣りが楽しめるのでサビキ釣りおすすめです〜♪