ライダー目線のドローンレビュー!DJI Mavic Miniでバイクを空撮してみた!

バイクを空撮

MOTOZIPをご覧の皆様、どもです、キザでクールな旅人こと、さすライダーでございます(ニヒル系きらり)

今更説明不要かとは思いますが、僕はバイクが大大大好きなんですが、実はそれと同じくらい好きなものがあるんですよね。

それは、、、キラキラと輝くお金!はもちろん大好きなんですが、、、とにかく「ガジェット」が大好きなんですよね!

特にバイクと相性が良いガジェットなんて、見ているだけでハァハァしちゃうんですが、、、そんな、ガジェットとバイクをこよなく愛する僕が、今回紹介するのは、、、なんと!ドローンでございます(きらり)

え?ドローンとバイクって相性が良いの?、、、その答えは最後まで取っておきましょうか。

DJI MavicMini

遂にドローンキタァァァ!

DJI Mavic Miniって?

今回僕が遊んでみたドローンは「DJI Mavic Mini」という名のドローンです。

ちなみに発売元の「DJI」は、ドローンシェア世界ナンバーワンの会社で、中国のシリコンバレーこと「深圳(シンセン)」生まれの巨大IT企業です。

商用向けから個人向けまで、様々なドローンをリリースしているDJIですが、2019年に高性能な小型ドローンを発売するに至り、それが今回紹介する「Mavic Mini」って訳です。

僕はMavic Miniが出た当初から「これは絶対バイクと相性が良い!」とハァハァしていたのですが、今回ありがたいことにMOTOZIPの企画としてお借りすることが出来ました(買ってないんかい)

DJI MavicMini

これが噂のMavic Miniさんです

何と言ってもMavic Miniのポイントは「とにかくコンパクトで軽い事」この一点に尽きます!

ドローンは大きければ大きいほど、飛行安定性と飛行時間が増しますが、その分収納スペースも大きくなり、難しい「航空法」も絡んできます。

しかし、Mavic Miniは収納サイズがiPhoneレベルで小さく、バイクでも余裕で積載できる上に、飛行性能も一定の水準を満たしている、、、正にライダーにとって「パーフェクトヒューマン」と呼べる存在なんです。

ちなみにMavic Miniの重量は「199g」となっていて、これは航空法の規制対象外となり(200g以上が規制対象)飛ばせる場所が大型機に比べて圧倒的に多いという利点もあります(もちろん守るべきルールはあります)

DJI MavicMini

Mavic Miniは折りたたむとiPhone7並に小さい

MavicMini

小さくても飛行性能は必要にして十分です!

Mavic Miniを飛ばすまでに準備する事

Mavic Miniに限らず、ドローンを飛ばすためには原則「本体、バッテリー、プロポ(コントローラー)」の3点セットが必須で、これに加えて動画データを保存するSDカード、プロポにジョイントするスマホ(iPhone or Android)が必要です。

Mavic Miniの標準セットには、上記の3点セットが含まれているので、ライダーはSDカードとスマホさえ準備すればOKです!

これが最低限必要な3点セット(右上の四角いのはオプション充電器)

DJI MavicMini

バッテリーの充電はオプション充電器で充電(写真はこれ)本体に入れたまま充電のどちらでもOK

バッテリーとSDカードは本体にINします(写真はSDカード挿入済み)

本体にSDカードとバッテリーをINした後は、スマホに専用アプリの「DJI Fly」をインストール、プロポとスマホを有線接続でジョイント、後は本体とプロポのペアリングを行えば設定完了です。

このように文章で説明すると、飛ばすまでの設定がやや難しい印象を受けるかもしれませんが、実際はアプリのインストールまでしてしまえば、アプリが示す画面の指示に従っていくだけでOKです!

それにしても、、、スマホとプロポをジョイントして、スマホの画面をドローンのモニターとして使うなんて、、、ガジェット好きとしてはヨダレが滴り落ちるほどに堪らないです(萌え系きらり)

MavicMini

プロポとスマホをジョイントしたの図(合体は男のロマン)

実際にMavic Miniを飛ばして空撮してみた

さてさて、ドローンは飛ばしてみてナンボのガジェットなので、設定が完了したらサクッと飛ばしに行きましょう!

え?いきなりですか?僕ちんドローンは疎か、ラジコンも触った事がないんですけど、、、フッフッフ、安心して下さい!履いてま、、、じゃなくて、簡単に飛ばせますので!

ドローンとプロポの電源をONにして、飛行準備が完了(画面に表示されます)した時点で、離陸ボタンを長押しタップすると、、、あら不思議、Mavic Miniが勝手に浮かび上がって、超安定的なホバリングをしてくれるじゃあ〜りませんか。

これが想像以上に「普通に」飛んでくれるので、若干拍子抜けしてしまうかもしれません。

DJI MavicMini

僕の心配をよそに、いとも簡単に浮かび上がるMavic Mini様

Mavic Miniが無事に浮かび上がったら、後はプロポの左右のジョイスティックを上下左右に動かしながら、どんな動きをするの観察してみましょう。

大丈夫です!Mavic Miniには優秀なセンサーが付いているので、よほど乱暴な操作をしない限りは墜落しません、が!、、、障害物への追突や、池ポチャだけにはくれぐれも注意しましょう。

ちなみにMavic Miniのカメラが捉えてる映像は、常にスマホ上でリアルタイムで映し出されているので、気に入った場所を見つけたら「撮影ボタン」をタップすると動画の撮影が開始されます。

DJI MavicMini

Mavic Miniのカメラの映像はリアルタイムでスマホ上に表示されます

Mavic Miniのバッテリーの持ちは、スペック上は約18分となっていますが、実際に飛行してみた結果は「平均10分前後」という結果でした。
*飛行操縦や風速による

ちなみにバッテリーは取り外しができるタイプなので、例えば3本持っていれば合計30分は飛べる計算となります(バッテリーの単品購入可能)

そして、肝心のMavic Miniで撮れる空撮映像の綺麗さですが、これはドローンと聞いて誰もが想像する「鮮明且つヌルサク」の映像を撮る事ができます!

これは、機体がいかに振れていても、常にカメラは一定の位置を保つ機能「ジンバル」が効いているお陰です。

なお、映像クオリティは最高「2.7K」での空撮が可能で、4K撮影には対応していませんが、自分で楽しんだりYouTubeにアップする分には必要十分なスペックと言えます。

機体が振れてもカメラは安定(カメラ両脇の部分がジンバルの一部です)

ライダー目線で見たMavic Mini

はい、ここまで全く「バイク感」の無い記事でしたが、MOTOZIPはバイクを愛するライダー向けのメディアですので、ここからがいよいよ本番となります!

要は、読者の皆様が知りたいのは「ライダー目線でMavic Mini(ドローン)ってどうなの?」って事ですよね?

って事で、バイクとガジェットをこよなく愛する僕が、ライダー目線でMavic Miniを語っちゃいますね。

DJI MavicMini

ようやくバイクネタ登場(写真のMavic Miniはプロペラガード(オプション)を付けてます)

まずはこれです「Mavic Miniはバイクに積めるのか?」これはとっても大切な事ですよね?

どんなにイケてるドローンだって、バイクは積める荷物に限りがある乗り物なので、まずは積めるか否かにフォーカスすべきです。

そして、結論から言うと、、、まぁ分かっていた結果ですし、そもそも僕がMavic Miniに注目したのは「バイクに積めそうだったから」なのですが、それはもう余裕のよっちゃんで積めちゃいます!

ってか、Mavic Miniは「バイクに積める」と言うよりは「ライダーに積める」と言う回答の方がぶっちゃけふさわしいです!

何故なら、本体とプロポは折り畳めば、、、ライディングジャケットのポケットに収まっちゃうからです(ハイパーきらり)

DJI MavicMini

まさかのライディングジャケットの左右のポケットに収まる素晴らしさ(ポケット余裕で閉まります)

これには流石の僕もビックリしましたが、もちろん多少はジャケットがモコモコはしますが、、、近場の撮影ならこれで十分運べちゃいます。

そして、これが可能と言うことは、ライダーが何かしらのバッグを装備すれば余裕で積載可能と言うことになります。

試しにショルダーバッグ(バックパックじゃないよ)に本体とプロポを突っ込んでみたところ、案の定余裕で入っちゃいました!

DJI MavicMini

ショルダーバッグでも持ち運べちゃう大きさです

何と、まさかのバイクに積載する以前に、ライダー自身で積載出来ちゃう、、、何とも恐るべきMavic Miniのコンパクトさです!

まぁ、実際問題としては、ライディングウエアのポケットやショルダーバッグには貴重品やスマホが入っているので、ドローンを入れる事は滅多にないとは思いますが、その気になればMavic Miniはライダーだけで積載可能なんです。

つまりはシートバッグやサイドバックを用意すれば 、もしくはトップケースやパニアケースが装備されているバイクなら「オプション品が盛り沢山でも余裕でMavic Miniは収納可能である!」という結論に至ります。

MavciMini

コンパクト過ぎてビックリンコ!

さてさて、最後は「結局バイクを空撮するってどうなの?」というポイントですが、これは「めちゃくちゃカッコいい映像が撮れる!」と断言出来ます。

初めはバイクを空撮するどころか、ドローンの操作でイッパイイッパイになってしまうとは思いますが、一度でもバイクの動きにドローンを合わせる事が出来ると、まるでバイクメーカーのCMのような動画を撮影できます(記事の最後に今回撮影した動画があります)

決まれば最高にカッコいい動画が撮れます(今回は奥様が走る所を撮影しました)

普通はバイクの動画を撮ると言えば、GoProなどのアクションカメラで走行動画を撮るか、走ってる所を横から撮るかの二択になると思いますが、ところが「ドローンはバイクを真上から撮ることも出来る」ので、普段は見れない愛車の姿を撮影可能な点も萌えポイントです。

そしてそして、これはマシンを運転するのが大好きなライダーなら、誰もが共感してくれるポイントだと思いますが、ドローンの操縦自体がめっちゃ楽しいです!

なお、Mavicシリーズの上位機種には、バイクを自動で追尾・撮影してくれる「アクティブトラック機能」があるので、さらに素晴らしい映像が撮れると思います。

DJI MavicMini

愛車を真上から撮影出来るのはドローンの特権です

結論:バイクとドローンの相性は抜群!

バイクとドローン、この組み合わせの破壊力は想像を絶するものがあります!

僕は今回1週間という限られたレンタル期間でしたので、近所の公園での撮影に留まりましたが、例えば北海道のオロロンラインとか、長野県のビーナスラインとか、九州のやまなみハイウェイとかで走っているバイクをドローンで空撮したら、、、相当「ヤバイ映像」が撮れると確信しております。

って事で、ここでようやく冒頭の疑問に回答しようと思います、、、え?ドローンとバイクって相性が良いの?、、、ッフ、そんなの抜群に良いに決まってるぜ(最高のきらり)

DJI MavicMini

バイクに乗る理由「そこに道があるから」ドローンを飛ばす理由「見上げれば空があるから」

最後に、、、僕が今回Mavic Miniをお借りしたのは、北海道は札幌にあるドローン専門店「HELICAM」さんで、ドローンの販売と嬉しい事に「レンタルも行っているお店」なんです。

しかも、ドローンレンタルの担当者さんが「是非ライダーに借りて欲しい!」との事なので、気になる方は早速HELICAMさんにお問い合わせを!

HELICAM札幌さんの公式ページはこちら

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Helicam札幌

HELICAMさんは札幌の市街地にあります

Helicam札幌

店内にはドローンやガジェットがいっぱい(ヨダレが止まらない)

実際にMavic Miniで撮った映像をご覧下さい