娘にクリスマスプレゼントが何か良いか聞いたら「タブレット」と言われました。何やら近い将来小学校で「プログラミング」の授業が始まるのだとか。。。アラフォーの僕は驚くばかりです。
こんにちは、ワールドウォークの番頭さん相京です。
去年から「バイクオブザイヤー」っていうのが開催されるようになって2019年は「スーパーカブC125」なのだとか。うーん、スーパーカブC125って去年発売だったので、乗って感動したのも去年なんですよね。。。
でもまぁ否定はしません。何より二輪文化を広めるために色々な活動があるのは良いことだと思います。
今年は本格的にMOTOZIPの運営に力を入れ始めて、外部ライターさんも徐々に増えてきました。でも僕自身もMOTOZIPのyoutubeチャンネルだったり、試乗インプレッション記事を書いたりしているので相変わらず年間260日ぐらいはバイクに乗っていると思います。
国内モデルは試乗しつくしたし、海外モデルも乗った経験がある車種が増えてきました。でも相変わらず乗ると感動するバイクは沢山あります。2019年も年の瀬。今回は試乗した時にインパクトが大きかったモデルを紹介したいと思います。
長距離ツーリングの快適さがやばいバイク TMAX530DX

TMAX530
2018年の年末から年始にかけてお借りしていたのがヤマハ・TMAX530DX。
TMAX530っていえば言わずと知れたオンリーワンのスポーツスクーター。形はスクーターだけど走りは超スポーティーな一台です。現行モデルは「DX」と「SX」の二つのグレードが用意されていて前者は超快適仕様です。
位置調整が電動で可能なスクリーンは一番上にすると高速走行でも体にあたる風がメチャクチャ少ない。TMAX530で愛知のバイク女子「いちこ」を浜名湖まで自走取材しに行ったのも良い思い出です。そのあと一生懸命口説いてMOTOZIPライターにもなってもらいました。
一日に500㎞ぐらい走ったけど帰ってきても全然疲れていませんでした。グリップヒーターとシートヒーターがついているのも頼もしい♪
シートヒーターってオーバーパンツを履いてツーリングに出かける真冬は恩恵が分かりにくいのですが、走っていたら少し寒く感じる時期なんかは効果抜群なんですよね。
足回りやエンジンもスポーティーなセッティングになっているので高速走行していてもブレーキは良く効くし街中では「少し硬いかな・・・」って感じるサスペンションも高速走行では段差などの突き上げを感じさせません。
クルーズコントロールもついているのですが、新東名とかの120㎞/h区間は想定していないのかマックス100㎞/hまでしか設定できなかったのは残念でした。
あと超快適なので休憩をあまり挟まなくても長距離走れちゃう反面、燃費とタンク容量の関係で連続航行距離がやや少ないのがもったいない!次のモデルチェンジではタンク容量アップを期待しています♪
でっかいけど超ハイテクで快適 ヴェルシス1000

ヴェルシス1000
個人的にカワサキのバイクで一番評価の高いのは数年間「ニンジャ1000」でした。少し重いけど街中からツーリングまでシチュエーションを選ばず超快適。一台持っておけば夜中のラーメンツーリングから長距離ツーリングまでマルチにこなせる汎用性を持ち合わせています。カッコいいし。
そんなニンジャ1000をベースにアドベンチャースタイルにしたのがヴェルシス1000です。跨るとストロークの長いサスペンションが沈み込み、走っている最中も動きの良いサスペンションです。ダンパーもしっかり聞いていて乗り心地は抜群。
ニンジャ1000は前傾がきついバイクではありませんがセパレートハンドルを採用しているのに対してヴェルシス1000はアップライトで乗車姿勢もメチャクチャ楽。
電子制御のライダーアシスト機能なんてモリモリすぎて説明していられないレベルです。

足つきはちょっと厳しい
ただニンジャ1000よりもでっかくて重い車体。ロングストロークなサスペンションと引き換えに悪くなった足つき性が低身長ライダー代表の番頭さんには少々厳しい。

WING LOVEの厚底ブーツ
ですがのちに取材でWINGLOVEの厚底ブーツを知り、足つき性が悪いバイクの打開策を見つけたので今は少し気軽に乗れるかもしれません♪
メーカーさんと付き合いが増えて色々と良い物も知ることができた一年でした♪
サスペンションの動きにびっくり!ゴールドウイング

まず大きさにビックリする!戦艦ゴールドウイング
もうこれキャッチコピーは「戦艦」以外はありえない。国内モデルで唯一水平対向六気筒エンジンを搭載したゴールドウイング。
でも最大の特徴はフロントフォークに「ダブルウイッシュボーン」を採用しているということ。僕は他に同じ機構を採用しているバイクの試乗経験はないです。
実際に乗ってみると路面の凹凸による反応をライダーに感じさせないんです。まさに「上質」という言葉がぴったりの乗り心地。
ただやっぱり強烈にでっかいので用途は限られます。シート高は低いですが幅広なので足つきは悪いですし。
DCTとMTを選ぶことができますが、ホンダのプレスリリースではDCTの方が人気の様子。長距離走るのにクラッチ操作はないほうが良いという事なのでしょう。
ただすごくパワーのあるエンジンでクラッチがないので低速時のアクセルワークには気を使いますし、ぎくしゃくする感じもあります。
2020年モデルはDCTモデルの低速時のぎくしゃく感を減らしたとの事ですが気になるポイントです。
いずれにしろ街中をちょっと走る用途は大きさと重さ的にも絶対無理。
アップルカープレイに対応しているので正面のでっかいメーターにナビや音楽プレーヤーを表示させることができます。
僕は個人的にゴールドウイングのDCTは苦手でした。でもMTに関しては6気筒エンジンの上質でなめらか、それでいてパワフルな加速感は「すげー!」と感動しきりでした。
最高の一台と言われたらこれ!PCX

PCX
「なんだよ!PCXかよ!」って声が聞こえてきそうですが。色々乗った後にPCXに乗ると凄さに気が付くんですよ。
そもそも一番人気のある原付二種カテゴリでもトップクラスの人気ですからね!各社強力なライバルをリリースしているにも関わらず断トツの一番人気ってすごくないですか?
まずビックリするのがエンジンとマフラーの静粛性。80㎞とか100㎞とか行動では本来出せないスピードで巡行すると少し音が大きくなりますが、逆に言うと制限速度内で走っていると強烈に静か。振動も感じません。
熟成を重ねてモデルチェンジしてきてもウインドスクリーンが飾りで機能していないのは残念ですが、他の装備は使い勝手がどんどん良くなってきています。
特にリモコンキーはポケットに入れっぱなしで給油もシートオープンもできるのは地味に便利。灯火類も全部LEDでヘッドライトも超明るいので夜道も安心感があります。
ベストバイクは人によって異なる

スズキの新型カタナ
今年は新型カタナがリリースされたので大排気量の部門では最優秀賞を受賞していましたね!
僕は開発用、ツーリング用にハーレースポーツスター、近所の足としてスズキ・アドレスV125を所有していますが、バイクの使い方を考えたときに今のところこの組み合わせがベストアンサーなんですよね。
人によってバイクオブザイヤーの車両は違うと思いますが、今年も魅力的なバイクに沢山乗ることができました。
来年も「バイクの楽しさ」を啓蒙していくために頑張って活動を続けていこうと思います♪2020年も引き続きよろしくお願いいたします♪
コメントを残す