MOTOZIPをご覧の皆さんこんにちは!愛車シャドウ400に乗って全国をキャンプツーリングしているコニタンです。
その中でテントをいくつか使っているのですが、軽量化と快適性の間で色々試行錯誤。
行き着いたテントをご紹介したいと思います!
これだ!デデン!♪
mont-bell ステラリッジテント2型(2019年モデル)!

では詳しく見ていきましょう〜!
めっちゃ軽いのに丈夫!
端的に言うと本体もペグも軽くて強いです。
どのくらいかというと…
- 耐水圧:インナーフロア1,500mm、フライ1,000mm
- ポール:アルミニウム合金(ポール径)∅8.5mm
- ペグ:アルミニウム合金16cm
- 本体重量:1.43kg(フライ、インナー、ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量)
2型(二人用)なのに総重量が1.5kgを切っています!!世界トップクラスの軽量テント!!インナーもフライシートもかなり薄いです。じゃあ弱いのかというとそうでもなく。
台風の影響による悪天候下で一晩使用したことがありますが(真似しないでね)、横殴りの雨でもインナーは濡れず、風でひしゃげてたわみまくったポールも折れませんでした。さすが山岳テントでメジャーなだけありますmont-bellさん…。
よく浸水しがちな底部の四隅にも、ファスナー周りにも、しっかり防水処理が施されているんだとか!
また、付属ペグはV字型で接地面積が大きいので抜けにくく軽くて強いです。

V字ペクと一緒に、ポール折れの際の補修パーツが入っています
石の多いキャンプ場でも難なく深く刺さります。
コンパクト収納なのに広い!

スタッフバッグに全て入りますが、ポールは飛び出るので別にして持っています
設営時の広さももちろん重要ですが、バイクに積むとなると収納時サイズ、特に長辺が最も気になるところ。
- 収納時サイズ:30×φ14.5cm(フライシート、インナーシート、ペグをスタッフバッグに入れた際)※ポールは突出するので別途持っています。
- 展開時サイズ:210✕130 室内高10cm
このコンパクト収納具合ですが、しっかり室内高もあります。

外観とサイズ感
私は年間約50泊のキャンプツーリングをしてきて、テントの快適性だけは譲れないと確信しています。
なぜなら運転や遊びの疲れを取るために睡眠を重視するから!キャンプツーリングはテントに入れる荷物も多い!ということで、広く!天井は高く!が嬉しいですね。

TANAXのモトフィズシートバッグMFK-102等荷物を入れた状態
ステラリッジテント2型は身長170cmの私もゆっくり身体を伸ばして寝られ、ソロなら寝返りをうつスペースもありつつ大きなシートバッグやヘルメットなども悠々と入ります。
とっても快適…!
設営が簡単!スピーディー!
こちらのステラリッジは2019年モデルからスリーブ式から吊り下げ式に変わり設営がとても早くなりました。
私は今までスリーブ式ばかり使っていたので、圧倒的な楽さに目から鱗…。
どのくらいはやいかというと、初設営で約10分。今ではペグダウン込み設営4分57秒、撤収5分27秒でした。はやっ。測ってみて自分でびっくり。
天候の悪いときもサッと設営でき、小雨でもフライをつけたままインナーから外してゆけばインナーを濡らさず撤収できます。
自立式タープ(シェルター)になる
グラウンドシート(別売り)と組み合わせることで自立式タープになります。

暑いときやちょっとしたデイキャンプなどではシェルターとして使うのもありかもしれませんね!
インナーとフライが別売り
別売りだからこそ、フライシートだけでも
- ノーマルフライ(4色展開)今回の使用モデル
- エクステンドフライ(2色展開)前室広々!
- スノーフライ(1色のみ)積雪期用!
と3種選べる上に、故障時はインナーのみ、フライのみの購入や交換が可能です。
エクステンドフライは新発売のフライシートで、ノーマルだと55cmである前室に高さ95cmの補助ポールが付いて、奥行きが約倍の105cmになります。

前室が105cmに広がるエクステンドレインフライ
カラーバリエーションが選べるのも嬉しいポイント!他キャンツーギアのカラーに合わせて暖色〜寒色まで選べます。

私はノーマルフライのオフホワイトを選びましたが、夜は暖色のランタンを灯すとテント自体がとても可愛らしく光ってくれます。

日中は光をよく取り込む白いレインフライ
その他ポイント
インナーの内側には小物入れになるメッシュポケットがあります。よくあるヤツですが、地味ながら失くしがちなバイクのキーやスマートフォンをいれるのにピッタリ。

また、天井にはランタン取り付けフープと、別売りのメッシュロフト取り付け用のフープがあります。

中央がランタン取り付けフープ、四隅が別売のメッシュロフト取り付けフープ
※ランタンの形状によっては別途カラビナがジョイントに必要です。

カラビナで吊ったランタン
また、フライシートとインナーシートの間が広く、通気性にすぐれているため、寒暖の差が激しい秋も、標高の高いキャンプ場でレインフライはびしゃびしゃにも関わらずインナー内側に結露は全く発生しませんでした。

インナーとフライシートの間は通気性抜群
さて、メリット沢山な一方、いくつか気になる点もありました。
続いてはデメリットについてです。
ベンチレーションが少ない
ベンチレーションが少ないということは…そう、夏場暑いのです…。
ベンチレーションは二箇所。
①出入り口の扉上半分が2枚構造になっており、メッシュになる。

正面から見た扉上部
②側面の巾着状ベンチレーション

室内から巾着状の絞りを使って開閉できます
フライシート生地が風を通さないので、涼しくしたいなら風上に向けて入口を設営するなど風向きに気を付けて張る必要があると思いました。
※強風時は風下に入口を設営し、テントが飛ぶのを防ぎましょう。
入口が短辺側
最初の頃だけですが、ちょっと入りにくいなと感じました(慣れた)。
また、前室がそのぶん狭いです。

ブーツを脱いで置いた前室
前室で調理を出来ないこともないのですが、火器を扱う場合は高さにご注意下さい。
前室が広い方が良い方には最初にフライシートを『エクステンドレインフライ』で購入する方が良いかもしれません。
専用グラウンドシートが高価
専用のグラウンドシートは耐水圧2,000mmでビックリするほど小さく『おにぎりサイズ(約3.5×11×11cm)』に収納できる高性能なモノですが、4,500円(税抜)とお高い。
ちょっとしたバイクグローブ買えちゃう…。
ということで、頻繁にキャンプツーリングで使うグラウンドドシートはテント保護の為にも思い切り汚して岩場でも気兼ねなく使えるように、私は市販のグリーンシートを使って自作しちゃいました!材料費約千円でできますよ☆

四隅のハトメとゴムを使ってちゃんとペグに設置できます。
こんな人にオススメ
特徴を踏まえて、こんな人にオススメだと思いました。
- キャンプツーリングのギア軽量化を考えている
- オールシーズンキャンプをしたい
- バイクツーリング以外のアクティビティでもテントを使いたい(自転車、登山、カヌー、パックラフトなど)
- タフなテントが欲しい
- 設営時間を短縮したい
- ソロか二人でキャンプツーリングする
- 軽量化と快適性両方大事!
バイク乗りは他アウトドアも好きな方が多いように思います。多趣味な方、軽量化をシビアに考えている方、いかがでしょうか。
それでは皆さん楽しいバイクライフを!