ひたすらバイクの足つきを紹介するこのコーナー。
本日の車両は2018年2月1日発売のニンジャ400です。
「ライトウェイトスポーツ」にカテゴライズされるNinja400。
車重は165kgと同カテゴリーに分類されるYZF-R25(167kg)やCBR250RR(165kg)と肩を並べる数値です。
見た目もカッコいいですね。初代モデルと比較するとかなりスタイリッシュです。
昔は大型バイクと小排気量車のデザインが大きく離れていたように感じましたが、最近のモデルは一瞬見ただけではわからないくらい寄せている印象を受けます。
これはライバルメーカーの存在や、若いライダーの取り込みなどが影響しているとおもいますが、このクラスのバイクもどんどん洗練されていくのは嬉しいところです。
ちなみに見た目だけでなく、LEDヘッドライトや多機能メーター、空力とエンジン熱の排熱を計算したカウルデザインを採用するなど、機能面でも大きく進化しています。
■Ninja400/Ninja400 KRT Edition 公式サイト
https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja400/
公式サイトに記載されている諸元は下記のとおりです。
型式 | 2BL-EX400G |
シート高 | 785mm |
車両重量 | 167kg |
それでは身長別の足つきを見ていきましょう。
開発部門シミックの場合

身長 | 172cm |
股下 | 82.5cm※ |
体重 | 58kg |
※ソール厚1.5cmのライディングシューズを履いた数値です。
やや幅広なスタンスで両足を下しても余裕の足つきです。(しかもよく見ると、膝に余裕を残してかかとまで接地してます)
着座位置とハンドル・ステップの位置関係を見てもスパルタンな印象は無く、上体姿勢はリラックスしているのがわかります。
右足をステップにのせた状態。
これだけ足つきが良ければ、例えば大量のキャンプギアを載せた状態での長距離走行も安心してこなせそうです。
足つき ★★★★★(日本人平均身長の持ち主でも、足が長い人だと窮屈なくらいかも?)
停車時の安心感 ★★★★★
デザイナーよしこさんの場合

身長 | 165cm |
股下 | 80cm※ |
体重 | 56kg |
※ソール厚1cmのアウトドアブーツを履いた数値です。
跨って開口一番「ニンジャ250の時は、もっとツンツンだった気がする・・・」と一言。
そうなのです、実は250と比較してシート高は10mm低く設定されているのです。(シート形状は一緒です。)
なかなか鋭いぞよしこさん。
ニンジャ250の写真がこちら↓
ニンジャ400↓
ニンジャ250↓
左足だけ下すと、踵まで完全に接地しました。
165kgという軽さとスリムなタンク周りは、ビギナーにとってかなり心の敷居を下げてくれるでしょう。
ニンジャ250と比較しても車重の増加はわずか1キロ、そして排気量はおよそ1.5倍。余裕を持った走りが楽しめそうです。
足つき ★★★★☆
停車時の安心感 ★★★★☆
ニンジャ400のシート
シートの撮影を忘れてしまったので、ニンジャ250のものをのせておきます。
NINJA1000同様、表面にはノンスリップ加工が施されています。
また低反発ウレタンが内蔵されていて、肉厚な印象です。臀部の当たる部分は幅広な形状で、前方へ向かうにつれシャープに絞られています。
この辺りが快適性と足つき性の良さにつながっているようです。
ニンジャ250と比較してシート高が10mm低くなったNINJA400は、跨った印象も非常にフレンドリーでした。
バイクの免許を取ったばかりのライダーでも気負いせず、安心して乗れるのではないでしょうか。
ニンジャ1000の足つきはこちら
ニンジャ250の足つきはこちら
次回の足つき車両はHONDAのCBR250RR(2018年モデル)をご紹介する予定です。
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