こんにちは、長女が本日6歳になりました!
バイクのパーツメーカーに勤めていますが奥さんのなかで「バイクは危ない乗り物」と認識されているので子どもをタンデムシートに乗せるという夢は叶いそうにありません。
どうもワールドウォークの番頭さん相京です。
ひたすらにバイクの足つきを紹介するコーナーの時間です。本日のバイクはヤマハ・XMAX。

一世代前のビッグスクーターデザインから大きく変わりましたね!
ヤマハのビッグスクーターといえばブームを牽引したマジェスティやマグザムが記憶に新しいところですが、デザイン面は一新されましたね!
全体的にシュッとしたデザインになって車両重量が179kgなのでかなり軽量化されています。
加えてロングスクリーン、ABS、TCS、DCジャックなどが実装されているので快適性や安全性が充実した感じ。
更にTMAXを筆頭とするMAXシリーズだけあり走行性能もしっかり進化しています。
あらゆる面で一世代の前のビッグスクーター、マジェスティやマグザムに比べて進化を感じますがシート高は高くなっています。XMAXの公式スペックは以下の通り
車両重量:179kg
シート高:795mm
マジェシティとマグザムはそれぞれ700mm、655mmなのでかなり高くなっている印象です。
しかもビッグスクーターはシートが広めなので数字以上に足つきは悪く感じるはず。
今回もテスターはワールドウォークスタッフのしみっくとよしこさんです。実際の足つきはどうだったのでしょうか?
XMAXの足つき開発部門しみっく(172cm)の場合

XMAX 172cm 足つき 片足
身長:172cm
股下:82.5cm
体重:58kg
※ソール厚1.5cmのライディングシューズを履いた数値です

XMAX 172cm 足つき両足
シート高が800mm以下のロードバイクだと大抵の場合は両足ベッタリのシミックもXMAXの場合は踵がつかないようです。

XMAX 172cm 足つき両足 リアビュー

XMAX 172cm 足つき片足 リアビュー
バイクに乗り慣れているシミックは片足をつく際にはやや左側にお尻が寄ってますね。なので片足だけならべったりつくようです。
XMAXの足つき デザイナー よしこさん(165cm)の場合

XMAX 165cm 足つき片足
身長:165cm
股下:80cm
体重:56kg
※ソール厚1cmのライディングシューズを履いた数値です

XMAX 165cm 足つき両足
両足地面についてはいますが、つま先立ちという感じ。着座位置もシートが一番絞り込まれている前ギリギリですね。

XMAX 165cm 足つき両足 リアビュー

XMAX 165cm 足つき片足 リアビュー
片足立ちでも結構しんどそうですね。それではテスターの声を聞いてみましょう。
初の酷評になっちゃった!けどホントに危ない。いままで足ツンツンなんてたくさんあったけどコレは訳が違う。シートがデカい!シート先端に座ってやっとこさ爪先がつくという。山のようにこんもりとしてるので腿がО型に開いちゃうのでバランスを崩しやすい足つきになってる。そのうえ車体が重いから走ってからの停車は困難だろうなと。 よしこ
よしこさん撮影中かなり怖かったみたいですね。しみっくはどうだったんでしょう?
問題はないが、股を開く形を要求されてしまう しみっく
男性のしみっくは不安を感じるほどではなかったようです。

XMAXのシート形状 左右は脚をおろしやすいようにカットされているが・・・
左右がカットされていて後ろになるほど幅広になるビッグスクーターらしいシート形状ですね。実際に座った二人はどのように感じたのでしょうか?
硬くてシートの沈み込みを感じなかった
他のスクーター同様左右えぐられてはいるがセンター部が幅広なので股は外方向へ、ひざ下は下方向へ。というガニ股スタイルに必然的になる
とのことでした。
走りを重視したMAXシリーズのDNAを引き継いでいるので周りのセッティングが硬い。そのためライダーがシートに座っても沈み込みが少なめです。
更に車体が大きいので女性にとっては車両重量以上に重く感じるのかもしれません。
走行性能やユーティリティー装備は進化しているものの、足つき性は大幅に悪化。
足つき性を重視する方にとっては歓迎できないビッグスクーターの進化かもしれません。
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