AraiのRAPIDE-NEOを一週間使ってみた

知人バイクのレストアが終わり寂しさを感じています。ワールドウォークの番頭さん相京です。

ここ数年バイクもヘルメットもクラシックブームです。ヘルメットメーカーのSHOEIはEX-ZEROをリリースしていますが、双璧をなすARAIからもRAPIDE-NEOというビンテージイメージのヘルメットがリリースされました。

ビンテージイメージを裏切る最先端の数々を装備したというRAPIDE-NEO。カタログやホームページで見る限りは文句無しのクラシックイメージヘルメットという印象ですが使ってみるとどうなのでしょうか?

Arai広報からRAPIDE-NEOをお借りして実際に使ってみました。

本命はクラシックバイクだけど他ジャンルでも似合います!

MT-10のイカツイイメージにもピッタリ!

MT-10のイカツイイメージにもピッタリ!

AraiのRAPIDE-NEOのホームページギャラリーコンテンツにはヤマハのXSR900、カワサキのZ900RS、ハーレーXL883Nなどのバイクと一緒に撮影された写真が多く掲載されています。

これらの車両はネオレトロやヘリテイジといったキーワードが似合うものでAraiもRAPIDE-NEOに関してはクラシック系バイクユーザーを狙ったプロモーションを仕掛けている印象を受けます。

しかし個人的には口元に三本スリットを採用したクラシックで攻撃的なデザインはストリートファイター系の車両にもピッタリな気がします。MT-10やMT-09にも似合うんじゃないでしょうか?

丸い帽体はモンキー125にも似合うかも!?

丸い帽体はモンキー125にも似合うかも!?

全体的に丸いデザインは意外にモンキー125にも似合います。往年のモンキー50イメージを踏襲しながらLEDヘッドライトなど先進の装備を纏ったモンキー125とRAPIDE-NEOのコンセプトは共通です。

目つきが悪くてすいません・・・

目つきが悪くてすいません・・・

帽体自体は決して小さくはないのですがヘルメット上部にベンチレーション用のダクトを持たないデザインなので意外と大きさを感じさせないですね。

RAPIDE-NEOの重量は?

つや消し黒のRAPIDE-NEOは1.52kgでした

つや消し黒のRAPIDE-NEOは1.52kgでした

今回お借りしたFLAT BLACK(つや消し黒)の57-58(Mサイズ)は実測値で1.52kgでした。先日お借りしたSHOEIのGT-AIR2のグラフィックモデルが1.57kgだったので単色だったら同じぐらいの重さかもしれません。

数値だけで判断すれば空力に特化したフルフェイスのハイエンドモデルやインナーバイザー付フルフェイスヘルメットに比べるとやや軽めという事になります。ツーリングヘルメットとしては一般的な重量と言えるでしょう。

手に持った感じも決して軽くはありません。ただお借りしたサイズがピッタリだった事もあり被ってみると包まれるようなフィット感があり数値ほど重く感じませんでした。

RAPIDE NEOのベンチレーションがすごい!

特徴的な三本スリットは機能性もあります

特徴的な三本スリットは機能性もあります

口元の三本スリットは見た目のインパクトも大きいですが走って見るとビックリするぐらい口元に風が入ってきます。風は口元にとどまらずに後ろの排出孔に流れるのでかなり涼しいです。

息苦しさがないのでオフロードバイクにも良いかも。

息苦しさがないのでオフロードバイクにも良いかも。

そんなにスピードを出さなくても口元の三本スリットからかなり風が入ってくる感じだったので息苦しさは皆無。オフロードヘルメットほど口元にスペースはないですが、これならアクティブな操舵が必要な場面でもいーんじゃないでしょうか!

シールド方向に外気を誘導する事もできる

シールド方向に外気を誘導する事もできる

口元のスリットは内側からシャッターを閉める事も可能。その場合外気はシールド方向に流れて曇りをとるデフロストモードになります。試乗中にシールドが曇る事はありましたがシャッターを閉めなくても走行すれば曇りは軽減されました。

雨の日などはデフロストモードが重宝するかもしれません。ちなみにシャッター操作はグローブをしたままで苦労しませんでした。

帽体じゃなくてシールドにベンチレーションがついています!

帽体じゃなくてシールドにベンチレーションがついています!

ヘルメットの帽体ではなくシールドの方にベンチレーションがついているのも特徴的。ちゃんと開閉する事もできます。

シールドのベンチレーションから入った空気は内装の内側に導かれる

シールドのベンチレーションから入った空気は内装の内側に導かれる

RAPIDE-NEOのインナーはエアフローライナーを採用。ライナーの間を風が抜けるように設計されています。ベンチレーションから入った外気は後頭部の方まで抜けるので蒸れる事がなく嬉しい仕組みです。

RAPIDE-NEOを被って実際に走行してみると・・・

mt-10、モンキー125、セロー250で走ってみましたよ!

mt-10、モンキー125、セロー250で走ってみましたよ!

試乗したのが梅雨時期だった事もあり気温が高めで湿度マックス!そのため非常にジメジメした陽気でしたが、ベンチレーションはとにかく秀逸。口の部分を空けていると風がかなり入ってくるので体感的に涼しく感じます。

上のベンチレーションは髪の毛があるので極端に涼しく感じる事はありませんでしたが頭が蒸れないので不快な思いをする事がありませんでした。

流線型のデザインなので高速道路を走ってみても直進やレーンチェンジの首ふり時にも頭を振られる事がありませんでした。これならSSとかでも全く問題なさそう。むしろ攻撃的なデザインがマッチしそうですね。

ヘルメット下部からの巻き込み風を軽減するエアロプラップが採用されている事もあり風切り音も小さめ。口元から外気が入ってくるときも不快な音はしません。

空力・静粛・快適性の全てにおいて高レベルを実現している

個人的にはモンキー125×RAPIDE NEOが好きでした

個人的にはモンキー125×RAPIDE-NEOが好きでした

RAPIDE-NEOはAraiが謳うとおり「ビンテージイメージを裏切る最先端の装備」は間違いありませんでした。被ってみれば見た目のインパクトの事は忘れ機能性に優れているヘルメットである事に気がつきました。

ネガティブな感想を言えばインナーシェード無しならもう少し軽いとありがたいなと感じました。またこの見た目のヘルメットなら顔を見せないほうが「いかつい感じ」がして好みなのでスモークのインナーシェードをつけてくれても良いかなとも。

ただ一言でいっちゃえば「見た目がイカツイクラシックなのに最先端の機能性・・・Araiすげぇな」って感じです。

Araiのツーリングヘルメットとしても期待を決して裏切りません。見た目が好みなら使い勝手は抜群ですので手に取ってみてもよいかもしれません!

RAPIDE-NEO DETAIL

シールドの開閉機構部分も独特のデザイン

シールドの開閉機構部分も独特のデザイン

シールドのロック機構

シールドのロック機構

本体と同系色のエンブレムがクール

本体と同系色のエンブレムがクール

後ろ側の外気排出孔

後ろ側の外気排出孔

RAPIDE-NEOリアビュー

RAPIDE-NEOリアビュー

記事製作協力

株式会社アライヘルメット:RAPIDE-NEOをお借りいたしました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

東京都江戸川区に拠点を置くバイクパーツメーカー・ワールドウォークの番頭さん。メーカーに広報車両を借りて外部メディアで試乗インプレッションなども行っている。