SHOEIのEX-ZEROを使ってみたよ

SHOEI EX-ZERO

いこんにちは、ワールドウォークの番頭さん相京です。

昨年11月に発売されたSHOEIの新型ヘルメットEX-ZERO。発売以降いまだに品薄状態が続いているほど大人気となっているようです。

フォルムは1980年代に登場したSHOEIのEXシリーズにインスパイアされたシェルデザインとなっているそう。ただ1980年生まれの僕としては「懐かしい」というよりは「斬新」という言葉の方がピッタリくる気がします。

最近ではホンダのCB○○Rシリーズがネオスポーツカフェコンセプトを掲げていたり、昨年バイクオブザイヤーを受賞したカワサキ・Z900RSは往年の名車Z1やZ2のデザインをオマージュしたオーセンティックデザインを採用しています。来年はスズキがGSX-S1000をベースにした「カタナ」をリリースすると言われていますのでネオクラシックブーム到来といった感じでしょうか。

そんな中で往年のヘルメットデザインを踏襲したモデルをリリースするのは自然な流れなのかもしれません。デザインはオーセンティックでもSHOEIの新型ヘルメットです。性能にも期待してしまうところ。店舗では品薄状態というEX-ZEROですがSHOEIさんから貸し出し用ヘルメットをお借りできたので早速使って見ました!

EX-ZEROはどんなバイクに似合う?

EX-ZEROパサルトグレーを借りました!

EX-ZEROバサルトグレーを借りました!

今回お借りしたのはEX-ZEROのバサルトグレー。なかなか質感の高い塗装で高級感を感じる色味ですが、なにやら見慣れたカラーのような気がします・・・

ブルーイッシュグレーソリッド4のmt-09

ブルーイッシュグレーソリッド4のmt-09

 

ヤマハのMTシリーズで使われているブルーイッシュグレーソリッド4に色味が似ています。日本流行色協会が2017年のグランプリにも選んでいて、ここ数年は車でもグレーをカラーバリエーションに加えている事が多いので流行りのカラーを取り入れた形ですね。

EX-ZEROをMT-07のヘルメットホルダーにかけてみた

EX-ZEROをMT-07のヘルメットホルダーにかけてみた

オーセンティックデザインのカワサキW800やZ900RS、ヤマハのXSRシリーズ、ホンダCB1100やCB○○Rシリーズにはもちろん似合うと思いますが最近流行りのストリートファイタースタイルにも馴染むデザインだと思います。

丸目一灯のオーセンティックデザインだけじゃなく異型ヘッドライトにもよく似合う

丸目一灯のオーセンティックデザインだけじゃなく異型ヘッドライトにもよく似合う

クラシックなオフロードスタイルヘルメットという事ですからもちろんオフロードやアドベンチャーバイクには似合うでしょうし、今回はMT-07と一緒に撮影していますがどうでしょうか?個人的には違和感がないように思います。

この手のスタイルはハーレーに乗っているライダーが被っている姿も見かけるのでハーレーなんかにも良いかも・・・と言う事はハイスピードツアラーとかスーパースポーツとかじゃなければ、どんな車両にもEX-ZEROは似合うのかもしれません。

EX-ZEROの帽体は以外とコンパクト

EX-ZEROの帽体は以外とコンパクト

僕は身長が低い事もありヘルメットをかぶるとヘルメット部分が目立って

「マッチ棒みたい」

といわれてしまう事があるのですが、顎の部分が目立って大きく見えるEX-ZEROは帽体自体は意外とコンパクト。安全性だけじゃなくてお洒落に気を使うライダーにもオススメです。

EX-ZEROの重量はめちゃくちゃ軽い!

ヤマハのMT-07にまたがりEX-ZEROの性能をチェック

ヤマハのMT-07にまたがりEX-ZEROの性能をチェック

普段はSHOEIのフルフェイス・Z-7とスポーツジェット・J-FORCE4を愛用していますが、二つのヘルメットの共通点は軽量である事。コンパクト&ライトウエイトをコンセプトに掲げているヘルメットです。普段パソコンで仕事をする機会が多いので首と肩は常に凝っている状態に。。。バイクは毎日通勤で乗っているので可能な限り軽くて安全な物を。。。という事で選んだチョイスです。

そんな僕がかぶってみてもEX-ZEROは、、、

めちゃくちゃ軽いです

一応フルフェイス形状ですし、あまり軽さは期待していなかったのですが手に持った瞬間から

「あれ意外と軽いな」という印象を持ちました。

ちなみに僕が所有するSHOEIのヘルメットサイズはMサイズ。SHOEIは各ヘルメットの重さを公表しています。

Z7グラフィックモデルMサイズ:1373g
J-FORCE4ソリッドカラー Mサイズ:1296g
EX-ZEROソリッドカラーMサイズ:1174g

EX-ZEROの重さを実際に測定してみた

EX-ZEROの重さを実際に測定してみた

実際にEX-ZEROの重さを測定してみたら公表値よりも軽い1.15kgでした。

SHOEIのホームページでも公表値は量産品の平均値で誤差がある事を認めています。

EX-ZEROの被り心地は?

EX-ZEROは被り心地もすごく良い感じ!

EX-ZEROは被り心地もすごく良い感じ!

EX-ZEROの内装クッションはZ-7やJ-FORCE4と比べても柔らかく起毛素材になっているので触り心地も良好。顎部分が広いですがチークパッドが入っているのでフルフェイスヘルメットを被った時のフィット感はしっかりあります。でもZ-7の方が全体的にフィット感はあるような感じ。これは内装の素材などが異なる事も要因になっているかもしれません。

ちなみに僕のJ-FORCE4は頭の形に合わせて内装を調整するSHOEI独自のサービス・パーソナルフィッティングで調整済み。更にフィット感を求めるならパーソナルフィッティングサービスをうける事ができるテクニカルショップで購入すると良いかもしれません。ちなみにインターネットで探せばSHOEIのヘルメットを多少安く購入する事ができますが、パーソナルフィッティングのサービスをうける事ができるのは基本的にテクニカルショップでの購入時のみなので注意が必要です。
※テクニカルショップはSHOEIのホームページで検索可能。NAPSや二輪館、ライコランドなど対応している量販店があります。

EX-ZEROを被って走行してみると・・・

顔への風あたりはそれなりにある

顔への風あたりはそれなりにある

実際に走ってみるとシールド使わない時はヘルメット上部に収納ができるようになっていますが一番おろした状態にしても鼻が出るように設計されているので隙間があきます。あたり前ですが走れば隙間からガンガン風が入ってきます。顎部分のスリットからも風が抜けてくるのでシールドをさげていても顔にはかなり風があたります。眼の辺りまでまきあげてきた風はあたりますが、ストリートジェットにサングラスの組み合わせに比べればはるかに風あたりが少ないので涙が出て困ってしまうような事はありませんでした。

SHOEIのEX-ZEROを除くフルフェイスヘルメットには曇り止めのPINLOCKと呼ばれるシートが標準で附属されており寒い日や雨の日などにも曇りにくくて非常に重宝します。EX-ZEROには附属されていないので残念に思っていたのですが口の前には十分な隙間があり、シールドをさげても鼻がでる設計になっているのでシールドが曇るような事はありませんでした。三脚を立ててセルフタイマーでパタパタ走りながら撮影していましたので息が切れる事もありましたがシールドが曇らなかったのは嬉しい誤算でした。

フィット感はしっかりあるので車線変更の際に首を振ってもヘルメットがずれる事はありません。ただ頭の形は人それぞれなので試着した際に首を振ってヘルメットがずれるような場合は調整が必要です。風がまいて入ってくるので風切り音はそれなりですが、顎の部分以外はしっかりフィットしているので思っていたほどうるさくはありませんでした。

EX-ZEROのディテイルをチェック

EX-ZEROの口元のスリットはデザインの特徴的な部分。開け閉めはできないので常に開放となる

EX-ZEROの口元のスリットはデザインの特徴的な部分。開け閉めはできないので常に開放となる

 

赤いリボンはE.Q.R.S

赤いリボンはE.Q.R.S

チークパッド下部分に出ている赤いリボンはライダーが救護を必要とするような緊急事態に迅速に対応出来るようにチークパッドを素早くはずす事が出来る装置E.Q.R.S。チークパッドをはずす事でライダーからヘルメットを簡単に脱がす事ができるようになる。
※緊急時意外の利用は推奨されていません。

額の部分のSHOEIのロゴは小さめ。クラシックな雰囲気にあっている

額の部分のSHOEIのロゴは小さめ。クラシックな雰囲気にあっている

額の部分のボタンはオプションのバイザーを装着する事ができる

額の部分のボタンはオプションのバイザーを装着する事ができる

 

ライダーの顔形状に合わせてシールド下端を3段階に調整可能

ライダーの顔形状に合わせてシールド下端を3段階に調整可能

僕にとってEX-ZEROの魅力は帽体の小ささと軽量なシェル

クラシックな見た目に反して使い勝手もきちんと考慮されていました

クラシックな見た目に反して使い勝手もきちんと考慮されていました

ヘルメット選びはライダーによって人それぞれ拘るポイントは異なります。僕の場合はどんなにお洒落でも、そんなに機能的でも重いヘルメットを選ぶ事はありません。僕にとってヘルメットの軽さは正義です。EX-ZEROはSHOEIのラインナップの中でもかなり軽量。更に身長の低い僕にとっては帽体が小さいのもかなり魅力的です。

ただZ-7やJ-FORCE4を使い慣れているので顔への風あたりはやや気になるところ。特に冬時期は寒いので家にJ-FORCE4とEX-ZEROがあったら多分J-FORCE4を被って出かけると思います。でも愛車のハーレーXL1200Rに乗る際は僕が持っているヘルメットよりもEX-ZEROの方が圧倒的に似合う気がします。

そうそう、安全性は確かめようがないので言及しませんでしたが、EX-ZEROはAIMと言われるSHOEI独自のシェルを採用しており高い剛性と軽量化を実現する構造としています。軽いのは嬉しいけど安全性も気になる・・・という僕にはピッタリ。

うーーん、、、家には常時使っているZ-7とJ-FORCE4。それとZ-3をオールペンして内装をZ-5にコンバートしたヘルメットがあるので計3個。これ以上ヘルメットを増やすと怒られそう・・・でもこれ・・・欲しいなぁ。大人気になるだけあり魅力的な事は充分わかったインプレッションとなりました。

記事製作協力

株式会社SHOEI:ヘルメットをお貸し出し頂きました。

EX-ZEROにゴーグルを色々なゴーグルを装着して試した記事はこちら

SHOEIのEX-ZEROに色々なゴーグルを装着してみた

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ABOUTこの記事をかいた人

東京都江戸川区に拠点を置くバイクパーツメーカー・ワールドウォークの番頭さん。メーカーに広報車両を借りて外部メディアで試乗インプレッションなども行っている。